「呪い」は「呪い」を「呪え」ない | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「これは首を突っ込んでしまうべき」

 

 

「目に見えない世界」

という言い方があります。

 

 

こういうと、

どうしても

オカルトとか

スピリチュアル的な意味合いになって

それに慣れ親しんでいない人には

 

なんか怪しい……

 

みたいにとらえてしまうことが

まだまだ多いと思います。

 

 

でも

「目に見えない世界」って言ったって

別に

怪しいものでも何でもなくて

ただ単純に

 

僕たち人間の五感では捉えられない領域がある

 

というだけのことだと思います。

そして、

どちらかというと

そっちの領域のほうが

圧倒的にデカいんです。

 

 

だから

「目に見えない世界」と言ったときに

そんなのは当たり前というか

逆に

なんで見えている世界だけがすべてだと思っているのか

という話になります。

 

 

もし

「見えている世界」が

この宇宙のすべてと

思っているのだとしたら、

それが間違いです。

 

 

大きく間違っています。

我々人類は、

この宇宙の数パーセントくらいのことしか

きっとわかっていないと思います。

だから

それだけを見て判断していたら、

そりゃあ

選択を誤るよなと思うんです。

 

 

何が言いたいかというと、

「目に見えない世界」っていうのは

別に怪しいものでも何でもなくて、

逆に

我々人間には認識できない領域がある

というだけの話なんだということなんですね。

 

 

そして、

今の我々には理解できないものでも、

「それ」は実際にあるし、

不思議なものは不思議なままで

一旦、保留にするというのが

僕は健全な態度だと思っています。

 

 

あなたの本音を見つけて言語化する専門家

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

一体、何の話をしようとしているのかというと

 

「呪い」

 

の話です。

 

 

やっぱりあれですかね、

「呪い」って

流行ってるんですかね?

 

 

呪術廻戦が流行っていたり

 

 

それにこんな本まで

 

 

出版されているくらいですから、

今は

空前の「呪い」ブームなんだと思います(違う)

 

 

しかしまあ、

なんでこんなに

 

「呪い」

 

という言葉をよく見かけるのかなと

思うのですが、

念のために、

そもそも

「呪い」とは何なのか

っていうことを調べてみました。

そしたら

こう出てきました。

 

神仏その他神秘的なものの威力を借りて、

災いを取り除いたり起こしたりしようとする術

 

災いを起こすだけじゃなくて

取り除くこともそうなんだと思って

ちょっと驚きましたが、

神仏に限って言うと

災いを起こすはことはしないと思いますが、

要は

「目に見えない世界」の力を使って

この物理世界に何らかの影響を

与えようということかなと思いました。

 

 

これについては

僕は

実際に「ある」と思っています。

 

 

そのメカニズムというか

仕組みは

理解できないまでも

現象面だけ見ても

そういうことは

あると思うんですね。

 

 

古いところからいけば

たとえば

菅原道真さんの話が有名ですよね。

道真さんの場合は、

 

生霊

 

ということになるかもしれませんが、

宮中にいたにもかかわらず

政治闘争に敗れて

太宰府に送られてから、

京の都に

怨念を飛ばしまくって

災害やら疫病やらを

引き起こしたわけですから、

それが本当に

道真さんの怨念の影響だったかはさておき、

実際に

そういうことが起きた。

ということは、

そこに

「何らかの力」が働いていたと言っても

いいと思います。

 

 

それを「呪い」と断定しなくても

説明がつかない

理解不能な出来事が

実際にあったということは

事実だと思うので、

 「目に見えない世界の力」が

きっと

働いていたんでしょう。

 

 

先程、

「生霊」

という言葉を使いましたが、

これは

日常茶飯事で

起きていることだと思います。

 

 

怨念じゃなくても

「念」を飛ばすということは

実際にある。

 

 

この歌みたいに。

 

 

今どき、

こういうことをする人は

ほとんどいないと思いますが、

これに近いことは

今でもあるんじゃないかなと

勝手に思っています。

 

 

そして

そういったことを専門にしていたのが

かつての

陰陽師と言われる人たちだったんでしょう。

そういう人たちは、

この現代にも

実際に存在すると

僕は思っています。

 

 

「念」とか

「生霊」っていうと

急に

おどろおどろしくなりますが、

言葉を換えれば

 

エネルギー

 

っていうことですから、

それらを

操ることができた人たちが

実際にはいるんだと思います。

 

 

そしてそれは、

僕たちも

気づかないうちにやっていたりする。

 

 

意識できていなくても

誰かの幸せを祈ったり、

逆に

不幸を願ったり。

それらのすべてが

エネルギーの働きとなり、

「呪い」になると思います。

 

 

「祈り」はプラスに使った場合

「呪い」はマイナスに使った場合

と分類してもいいかもですね。

 

 

こういうことだったら

どんな人だって

実際にやっているでしょう。

 

 

さすがに

道真さんほどの影響は

ないかもしれませんが、

この世界って、

そういうものが存在しない世界ではなくて、

むしろ

そういうものばかりが働いている世界

なんだと思います。

 

 

そんな「呪い」ブームの真っ只中で、

こんな本が出版されていたので

ご紹介します。

 

 

『闇に染まりし、闇を祓う』

 

 

僕は基本的に

You Tubeを見ない人間なので

存じ上げなかったのですが、

「都市ボーイズ」として

You Tubeチャンセル登録者数31万人を誇る

はやせやすひろ氏による

初の単著が

この本です。

 

 

はやせさんは

元々は放送作家さんだったそうで、

その頃から

「怪奇ユニット」として

都市ボーイズを結成されて、

You Tubeで発信を始め、

今では

「呪物コレクター」としても

有名な方なんだそうです。

 

 

そんな(?)はやせさんが

「呪物コレクター」として

そして

都市ボーイズとして

これまでの

不思議な体験を

全6篇にしてまとめたものが

この本なのですが、

これがまた実に興味深いんですよ!

 

 

何がおもしろいって、

それぞれのエピソードも

勿論、興味深いものばかりだったのですが、

一番は

この本の著者

はやせさんの体質についての記述なんです。

 

 

どういうことかというと、

はやせさんはこれまでに

霊的(?)なこととか

超常的なことで

痛い目に遭ったことがないそうです。

 

 

言ってみれば、

 

祟り

 

みたいなことは

何も経験していない。

そして、

そういう霊能力的なことも

まったくないそうです。

 

 

だからこそなのかもしれませんが、

「呪物」を集めても

はやせさん自身には

何も起きない。

 

 

霊能力がない人って、

「霊」側から見ると、

認識できないのかもしれません。

 

 

だから、

「呪物」であっても

そちら側から見えないものには

何もしようがない。

 

 

じゃないと

「呪物コレクター」なんて

やっとれんと思います。

 

 

あ、「呪物」っていうのは、

呪いがこもった「物体」のことで、

たとえばですけど、

よくあるのが

 

「日本人形」

 

とかですね。

 

 

よくあるじゃないですか。

髪が勝手に伸びちゃうやつとか。

あとは、

映画『リング』に出てくる

「呪いのビデオテープ」とかも

そうかもしれません。

 

 

要は、

誰かの怨念がこもったモノ

それが「呪物」です。

 

 

大抵の人は、

そういったものを持つと、

何らかの影響を受けると思います。

 

 

災いが起こりやすくなる。

 

 

でも、

はやせさんの場合は別で、

何も起こらない。

きっと

特異体質なんじゃないかと

想像します。

 

 

そしてさらに、

そんな(?)はやせさんだからこそ、

多くの「呪物」を収集することによって、

「呪いの影響を受けない」ことが

よりパワーアップして、

今では

「蠱毒(こどく)」という状態

なっているそうです。

 

 

身体に「毒」を

飼っているようなものです。

ある住職さんに言わせると、

はやせさんの身体自体が

 

呪いの状態になっている

 

んだそうで、

「呪いの側」からすると、

はやせさんのことが

”見えなく”なっているんだと思いました。

 

 

僕の自宅近くに

陰陽師の安倍晴明さん

祀られている

晴明神社さんというところが

あるのですが、

 

image

 

あそこのお守りは、

他の神社さんとは違って、

「神仏の力」

つまり、

「光のエネルギー」と言えばいいのか

あるいは、

「祈りのエネルギー」と言えばいいのか

わかりませんが、

そういうものではなくて、

「魔の力」

つまり、

「呪いのエネルギー」を込めることによって、

逆に

災いから身を守る

という形になっているそうで、

まさに

毒を以て毒を制すという類の

お守りなんだそうです。

 

 

今回、

はやせさんの本を読みながら、

はやせさんの身体が

「蠱毒」になっているということで、

それを思い出しました。

 

 

実際に

 

「きみ、蠱毒になっているよ」

 

と言った住職さんからも

 

「それを祓っとかないと、事故に”遭わない”よ

 

と言われたそうです。

 

 

「呪いを祓っとかないと事故に遭う」

んじゃなくて、

「遭わない」んですってよ!

 

 

呪いを飼っておくと

事故や災いに遭わない。

遭わないというか、

遭えないんだと思います。

 

 

「呪い」は「呪い」を「呪え」ない。

 

 

この仕組みは

一体なんなんだろうなと思って、

そこが一番

興味深かったですね。

 

 

とはいえ、

「蠱毒」状態になっていると、

事故には遭わないけれど、

生命エネルギーを

削られるそうで、

長生きはできないみたいです。

 

 

どちらがいいかは

その人の価値観によるので、

はやせさんご自身が、

どちらを選ばれたかは

ぜひ

この本の中で

皆さんが

たしかめてみていただければと思います。

 

 

あと、

漫画『幽遊白書』の

雷禅の妻で

「食脱医師(くだくすし)」の女のことも

思い出しました。

 

 

「食脱医師(くだくすし)」とは

体内で「毒」を飼う、

その「毒」を以て病を治す

現代で言うところの

「医者」にあたる職業のことで、

言ってみれば

「呪術師」です。

ちょっと違うとは思いますが、

大きく分類して

陰陽師と言ってもいいのかもしれません。

 

 

知らんけど。

 

 

ということで、

何の「呪い」の力も寄せ付けない

都市ボーイズのはやせさんの初単著、

 

『闇に染まりし、闇を祓う』

 

「呪い」が好きな人(?)

こういう不思議話が大好物な人は

ぜひ書店で

実際に手にとってみてくださいね。

 

「へぇ、こういうこともあるんだな」

 

という感じで、

頭の中にある枠組みを

良くも悪くも

ぶち壊してくれる1冊だと思います。

 

 

「呪い」とは違いますが、

僕もこれと似たようなところがあって、

僕って

 

顔が平たい平民

 

なんで、

しかも

 

壁と同化できる稀有な漢

 

 

 

なんで、

生きている人たちからは、

 

誰からも見つけてもらえない

 

という状態になっているものと

思われますんで、

そういう意味では、

僕って……

 

 

生霊泣かせよね。

 

 

生霊にも見つからない自信があります。

(どんな自信だ)

 

 

《終わり》image

 

 

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