「結局は自分」
先日、
起業家仲間たちと話していて
その時に出た話題があったんですが、
それは何かというと
「自分にウソはつかないに限るね」
ということでした。
どういうことかというと
僕のように
個人でお仕事をしている人や、
スモールビジネスをしている人は、
すでに世の中に存在している
所謂「ビジネスのセオリー」に
自分を
当てはめてしまいがちなんですけど、
そればっかりしていると
どんどん
自分がなくなっていくので、
どこかのタイミングで
「もうええわ！（Fuck it!)」
と言って
今まで学んできたことを
全捨てするときが来るよね
という話しなんですね。
あなたの本音を見つけて言語化する専門家
ウエダミツトシです
こんにちは
全員がそうだということではないのですが、
僕の場合は
そういうタイミングがありました。
「もうええわ、自分でやろ」
と思って、
それまで学んできたことを
全捨てしたんです。
そしたら、
随分と
心が軽くなりましたね。
それまでは
「こうしたほうがいい」
と言われてきたことを
（自分に合わないものまで）
一通り
やってみたり、
できないまでも
やろうとはしてきたんです。
でも、
ある時
気づいたんです。
（オレ、これ、やりたくねえ）
っていう風に。
おそらく、
どこに行っても
そうなんだと思いますが
ブログやYou Tube
Instagramなんかを見ていると、
「言われた通りにやらないから
結果が出ないんだ」
とか
「自分のやり方よりも
うまくいくやり方を」
みたいな
一見「もっともらしいこと」を
目にすると思うんです。
それはそれで
間違ってはいないので、
一度、そこを通るとは思うのですが
それに合う人はいいんですけど、
それに合わない人というのも
ある一定数はいると思うんです。
というか、
実際のところは
そういう人のほうが
多いんじゃないかと思います。
そういう人たちが、
自分に合わないことを
「ビジネスとはそういうものだ」
みたいな感じで
そちらに
自分を合わせようとし過ぎちゃうと
自分を見失っていって
テンションが下がっていって
挙句の果てに
「もうやりたくない」
といった感じで
疲弊してしまうことになるので、
そういう人は
もうこの際、
開き直って
全捨てしちゃったほうが
案外いいんじゃないかと
僕は思っています。
僕がそうだったんでね。
全然合わない。
合わないというか、
できない。
やりたくない。
言われれば言われるほど
「うるせーわ」
ってなってしまったので、
だったら、
うまくいかなくてもいいから
自分の好きにやってやるわい！
ってなって
今があります。
ビジネスのセオリーよりも自分の感覚を採用したんです。
つまり、
他人の言うことは聞かないことにしたんです。
他人が言ったことを
僕がしていたとしても
それは
「僕が」いいと思ったから
しているのであって、
言われたことを
そのまんましたわけではないのです。
この違いわかるかな？
ビジネスだけに限らず、
すでにこの世の中には
所謂
うまくいく方法
というものが
無数に存在します。
そのどれかも
間違いではありません。
ただし！
それが自分に合うかどうかは
また別の話しになってくるので、
自分に合うかどうかは
自分で実際にやってみないことには
何もわからないと思うんですね。
だからそれは
実際に自分でやってみて
自分に合う方法を
見つけていくしかないと思います。
言われた通りにやって
うまくいった人たちというのは、
「メンターの言うことを
ちゃんとやったから」
ではなくて
「たまたま、その方法が
自分に合っていただけ」
だと僕は思います。
他人の言うことを聞ける人間が
素直で素晴らしいんです！ って、
そりゃ教える側になったら言うわ！
そんなの当たり前やん！！
って話しで。
ある人が言っていました。
「講師側になったら
ポジショントークしないといけないよ」
って。
そんなのクソ喰らえだと思います。
言葉がお下劣だったことをここにお詫びいたします。
どうもすみません！
でもこれは
僕の本心です。
自分のビジネスのために
自分の言うことを
素直に聞く人たちのことを
褒めちぎるのは
そりゃそうだろうという話しなので、
別になんとも思わないのですが、
それに自分が合わせられなかったからといって、
自分が
その人たちに比べて
劣っているということでは
1ミリもないので、
そこで
自分にダメ出ししないほうがいいですよ
という話しです。
実際にうまくいっている人たちって、
実は
「他人の言うことを聞かなかったから」
うまくいっているんだと
僕は分析しています。
勿論、
すべてではありません。
ある部分は採用して
ある部分は聞かなかった
ということだと思いますが、
それを分けたのは、
自分の感覚だと思うんです。
そこに「自分」というものがあった。
だからうまくいったんじゃないかと
僕は思っています。
僕は、
そこで自分をなくしてしまうことで、
逆にうまくいかなくなっている人が
めちゃ多いんじゃないかと思っているので、
自分を取り戻そうじゃないかと
そういう人たちに向けて
声を大にして言いたいんです。
あなたは何も悪くない。
もし仮に
今、うまくいっていないことが
あるとしたら、
それは
自分に合う方法・やり方が
まだ見つかっていないだけ
なんだと思います。
もしかしたら、
ここが僕の強みなのかもですが、
僕は
うまくいっている人を
よーく観察して
分析するのが得意というか、
気がついたら
してしまっているので、
その中で、
「これだったら、自分にもできそうだな」
というやり方を見つけてきては
よくやっていました。
ビジネスのやり方然り、
ライティング然り。
全部をそっくりそのままやるんじゃなくて、
「この人のこの部分は無理だけど、
これだったらできるかも」
みたいなところを見つけてきて
うまくいっている人たちの
一部分だけをよく真似ていました。
おそらく、
どこかで行き詰まってしまう人の多くは、
すべてを真似しようとしているから
なんだと思います。
いや、そんなの無理だって。
そもそも
違う人間なんだから
できなくて当たり前よ。
そこで
「あの人みたいにできないから」
って自分を責めるのは
なんか違うと思うのです。
鳥が魚を見て
「おいらはあの魚みたいに
海の中を泳げないんだよなあ。
なんてオレはできないやつなんだ」
って言っているようなもんです。
空、飛んでるやん！
って話しで。
鳥は海の中を泳がなくていいんです。
それと一緒で（一緒なのか……）
うまくいっている人がしているように
自分でやってみようと思っても、
全部は無理です。
違う人間なんで、
できなくて当たり前です。
でもその中で、
「自分にもできそうなこと」
を見つけてくるんです。
それがコツ。
「あれもそれも
自分には無理だけど、
ここの部分だけはできるかも」
そういうところを
自分の中にどんどん取り入れていって
「自分」を中心にして
ビジネスでも何でも
自分が習得したいと思っていることに
取り組んでいくといいと思います。
どこまでいっても
「自分」は絶対についてくるけんね。
だって、
「あの人」ではなくて
「自分」がやっていることなんだから、
「自分の感覚」を軸にしないと
そのうち、
何もやりたくなくなってくるお。
そういう意味で、
「自分にウソをつかなかった人」は
最終的に
うまくいっている印象があるんで、
ある程度の仕組み的なものは
理解しておく必要はあるけれど、
それに自分を
合わせようとし過ぎると
苦しくなるので
そこは注意してねって話しです。
あの人のやっているようにできなくても
メンターさんが言ったことを
ちゃんとできなくても
それでも
あなたは何も悪くない
んで、
そこに自信を持つといいんだがね。
「できないこと」に
自分らしさの種がある。
《終わり》
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