「正解を探す」
日本の学校教育の洗礼を
受けてきた僕たちは、
ついつい
自分の外側に
「正解」を探そうとしてしまう思考クセが
身についてしまっています。
考えるよりも前に
「答え」があるという前提で
物事を捉えてしまうんです。
だって、
テストの問題って、
「この4つから選びなさい」
みたいな感じで
すでに用意されている「答え」を
選ばされるじゃないですか。
だから、
問題があるということは
必ず
「答え」があるんだという前提で
考えてしまうんです。
でも、
残念ながら、
現実生活には、
たったひとつの答え
というものはありません。
自分で
自分の答えを見つけていかないと
いけないのですが、
そもそものお話をしますとですね。
ウエダミツトシです
こんにちは
何をお伝えするにしても
僕は必ず
こう言っています。
「これは正解ではありません」
世の中に
たったひとつの「正解」なんてものは
存在しないので、
僕がお伝えすることを
「正解」
だとは考えないでくださいと
お伝えしているのですが、
そもそもなんですけど、
「正解がない」
ということはつまり、
「間違いがない」
ってことなんですよ。
わかります？
若干ニュアンスが違うんですけど、
「正解」がないんじゃなくて
「間違い」がないんです。
どれもが「正解」ってことなんですよね。
多くの人は、
常に
「正解」を探してしまうんですが、
そもそも
「間違い」がないのだとしたら、
どれも「正解」ってことになるんで、
何を選んでもいいんですわ。
そうなってくると、
こういうことになります。
好きにしなはれや
自分の好きにしたらいいんですわ。
何をするにしても
好きなようにすればいい。
だからこそ、
常に
こう自分に問いかける必要があります。
自分はどうしたいか？
「どうした方がいい？」
じゃないです。
この質問の仕方だと、
どこかに正解があるかのような
聞き方になってしまっているので、
また
「正解を探す」という思考パターンに
陥ります。
別に
それが悪いというわけではないんですけど、
そもそも
「間違い」がないんだから、
「どうした方がいい？」も何もないんですよ。
僕もよくやってしまいますが、
「この場合はどうした方がいいんだろう？」
と考えてしまうんですけど、
どんな状況にせよ、
自分に問いかけるのはこうです。
「どうしたい？」
そう問いかけて出てきたものが、
自分にとっての
オリジナルの「答え」です。
「答えは自分の中にある」
っていうのは、
こういうことです。
だ～れも、あなたの「答え」は持ってませ～ん♪
数ある選択肢のうち、
どれを「正解」とするかは
自分の手にゆだねられている。
「間違い」がないんだから、
安心して
自分が「良い！」と思ったものを
選んでいいんです。
あえて言うなら、
それが「正解」。
「正解」は
1億2000万人いたら、
1億2000万通りの「正解」がある。
多いわ！！
見つけようがないわ。
どやって探すねん。
そんなわけで、
毎回、
「私はどうしたい？」
と聞き続けて、
そこで
「これだ！」
というものが何も出てこなくても
何度も何度も
自分に問いかけてくだされ。
これ、
人によっては
けっこうしんどいかも。
だって
これまでずっと
「どれが正解？」
「どうした方がいい？」
って考えてきたんだから、
それを急に
「どうしたい？」
って聞かれても
何も出てこないかもしれません。
でもそこで
あきらめないで！
めんどくさくても
自分から目を逸らさないで。
何故なら、
「どうしたい？」
の先に
あなたが本当に求めているものが
あるんだから。
「満足」というのか、
「納得」というのか、
たとえそれが
うまくいこうがいくまいが、
自分が
「そうしたい」
と思って選んだものには、
「満足」か、
もしくは
「納得」があるんです。
これだけ
「価値観」やら
「生き方」やら
「働き方」なんかが多様化している世界で、
何ひとつ「間違い」がないのだとしたら、
さあ、
自分なら何を選び取りますか？
何を「正解」にしますか？
「自分はどうしたい？」
その先にしか
自分オリジナルの「答え」
「正解」
は見つからないと
僕は思うのでおじゃるまる。
《終わり》
もうすぐです！！！
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