差し入れ道は奥が深い | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「毎回ズレてるんだよな」

 

 

燃え殻さんの新刊で

こちらの

 

 

エッセイ本に

こんなことが書かれてありました。

 

「四十代も半ばを過ぎた。

 差し入れのお菓子の選択肢を、

 一つや二つは持っておきたい」

 

実に、同感です。

 

僕も四十代の半ばを過ぎて

喜ばれる差し入れのいくつかは

持っておきたいんですよね。

 

「お、さすが」

 

って思われるやつ。

あるいは、

一言

 

「お見事」

 

って言われる差し入れができると

なんていうの、

人として一目置かれるじゃないですか。

僕って

この歳を持って尚

人として

一目置かれたい族じゃないですか。

 

 

だからね、

燃え殻さんの本を読んで、

そろそろ

差し入れ道を極めるべき時が来たと

思ってたんですよ。

 

 

そして、

早くもそれが

試される時が来まして。

 

 

思ってたよりも

けっこう早く来た。

 

 

それで、

 

「よ~し、

 きっと皆さん、

 準備やら何やらで

 大変だったろうから

 喜ばれるやつを持っていきますか☆」

 

って

一人意気込んで

会場近くの

某百貨店にまで

買いに行きました。

 

 

我ながら、

 

(百貨店かよ、他にないのかよ)

 

と思いましたが、

差し入れ道に関しては

まだ駆け出しの僕なんで

ここは絶対に間違わない

デパ地下に買付けに行ったわけです。

 

 

そしたら、

 

たくさんあり過ぎて若干パニクりました。

 

全然わからん!

一体、

何が喜ばれるのか

全くわからんわってなって、

入り口付近の

イベント的なところで

 

「いつもは売ってないんで、

 なかなか手に入らないんですよね」

 

的な希少価値を

演出しようかとも思ったんですけど、

よくよく話しを聞いてみたら、

東京のお菓子だったみたいで、

 

(あかんアカン、東京から来る人たちなのに……)

 

ってなって

危うく

 

「あ~これですか~」

 

って軽く事故るところでした。

 

 

気を取り直して、

色々と見て回ったんですけども、

結局

自分で実際に食してみないことには

何もわからないんで、

それならってことで、

実際に

食したことのあるやつの中で

僕が好きなやつを持っていこうと思って

これを買いました。

 

 

 

まあ、

これなら間違わんだろうと。

 

 

差し入れ道を極めるためには、

いきなり満塁ホームランを狙うよりも

確実に塁に出ることだ! 的な発想で、

間違ってないやつを

持っていくことにしたわけです。

 

 

そして、

いよいよ審判の時。

 

 

会場に着いて、

面識のある方も

何人かおられたんで

軽く挨拶して。

 

 

そしたら、

すぐに

僕に気が付いたみたいで、

奥から御本人登場です。

ほんとはこちらから

ご挨拶に伺うところを

先に声をかけていただきました。

 

(ああ、やっぱりそういうところはさすがだな)

 

と思いながらご挨拶して。

 

(今だ!)

 

って思って

満を持して

 

「あ、これ、差し入れです」

 

ってお渡ししたんですね。

 

(いやいや、

 なかなかスムーズに

 手慣れた感じで渡せたんじゃない?)

 

って思って

これでオレも差し入れ道の階段を

一つ確実に上がったなって、

一人悦ってたら、

こんなことを言われました。

 

「ありがとうございます! 色々とあるんで買っていってくださいね」

 

 

どうやら僕は買うものを間違えたみたいです。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

 

image

 

 

何故気が付かなかったんだろうと。

そりゃそうでしょうよと。

一番喜ばれるのは、

差し入れを持っていくことよりも

実際に

展示されているものを

購入することの方だろうが! と、

めっちゃ恥ずかしくなりました。

 

 

なんて身勝手な人間なんだと。

 

(これで喜んでもらえるかな)

 

っていう独りよがりで

自分のことしか

考えていない行動だったなと

反省しました。

 

 

もうそのまま壁になろうかと思いました。

 

 

余生は、

壁として生きていこうかと。

 

 

差し入れ自体は

間違ってなかったかもしれないんですけど、

購入するものを僕は

確実に間違えたみたいです。

↑ ↑ ↑

(ブログ講座を受講された皆さん、

 これが「韻」述語を揃えて対比する、です)

 

 

どうもすみませんでした。

 

 

ということで、

僕が

誰も望んでいない

差し入れを

持っていって

場違い感を演出しまったところは

どこかというと

こちらです。

 

 

image

 

 

斜めっててわかりにくいっ!!

 

 

気を取り直して

こちらです。

 

 

image

 

 

野崎ふみこさん/江里碧乃さん個展

『パラレルワールド』

漫画家で。ドットアーティストで。

 

です。

 

 

つながっている人たちが

共通しているということもあり、

この個展自体の存在は

何度も目にしていて。

 

 

しかも、

いつもお仕事をしているところが

会場近くっていうこともあったんで、

その日は

早めに仕事を切り上げて

会場に向かったんですね。

 

 

そしたら、

やることなすこと

やっぱりズレてて。

 

 

いつもそう。

オレって

何やらしても

いつもズレてる。

 

 

燃え殻さんも本の中で書いてましたが、

差し入れ道はかくも難しいものです。

 

 

そんなわけで

僕のやることは

大抵ズレてますが、

ふふさんの個展は

行って間違いありません。

 

 

image

壁一面の「My Birthday」表紙

 

 

image

ドットアートの数々

 

 

奥には、

漫画の

「神さまの贈りもの」や

「心のイタリアごはん」等の

絵コンテ? コーナーなんかもあり、

ドットアート体験もできるスペースも

ありました。

 

 

僕はそれまで

ドットアートなるものの存在を

全く知らなかったのですが、

ここ最近、

そういうアート系に触れる機会が多くて、

非常に興味深く

拝見しました。

 

 

僕は言葉で表現する人間ですが、

アートって

言葉を超えたところで

表現するものじゃないですか。

 

 

だから、

言葉では

言い表しようのない作品の数々で、

あえて何も言わずに

じっと見入っていました。

 

 

アートって

理屈を超えてるんですよね。

 

 

「ここがすごい」

とか

「こういうところが好き」

とか

そういうんじゃなくて

それこそ

「なんかいい」の世界で。

自分でもわからないんだけど、

惹かれてしまうものなんです。

 

 

ふふさんの個展には

そういった

理屈を超えた

「なんかいい」

「すごくいい」

の世界が広がっていました。

 

 

勿論、

技術的なところはあるだろうし、

表現方法も

確立されたものだとは思うんですけど、

それらを超えたところで

何かを感じ取ってもらえたら

いいんじゃないかなと思います。

 

 

会場には、

ドットアートの作品ばかりではなくて、

たとえば

輪島塗のお箸や

ビーサン、

ジェルキャンドル、

ノートに

クリアファイルなんかまであって

お気に入りのものが

きっと見つかると思いますよ。

(どのグッズにも

 ドットアートが施されています)

 

 

image

 

 

ちなみに

僕がいいなと思ったのは、

会場入口付近にある

『こどもたち』と

『陰陽』という太極図を表した

ドットアートでした。

あとは、

会場奥にあった『鳳凰』です。

(あれ、タイトル合ってたっけな……)

 

 

そんなわけで、

会場は

京都四条烏丸付近にある

「ちいさいおうち」

というところです。

 

 

image

 

 

 

室町通りの西側に面していて

四条通りを

ほんの少し下がったところにあるんで、

わかりやすいと思いますよ。

 

 

個展は、

10日~15日(日曜)まで

やってらっしゃいますんで、

なんとしてでも

時間の都合をつけて

行ってみてください。

 

 

ただし!

もう言うまでもないことですが、

オレと同じ轍は踏むなよ。

くれぐれも

差し入れ道偏差値の低い人は(特に男性)

熟考してね。

 

 

きっといい案が

思い浮かぶと思います。

 

 

知らんけど。

 

 

image

 

 

ふふさん、

ありがとうございました!!

(やっぱ地味だな、オレ)

 

 

《終わり》

 

 

5/17分は満席!!

5/18分も残席わずかです!!

 

本を読んだつもりになる読書会『読演会』2DAYS@東京
 

【日時】
5月17・18日(火曜・水曜)19:00~21:00(開場18:45)

【場所】
銀座ユニーク貸会議室7丁目(アクセス
東京都中央区銀座7丁目13-15

【参加費】

¥3,000(税込み)当日会場にて申し受けます
【定員】
両日とも30名様

 

【お申込み】⇒お申込みフォーム

 

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