「どうせ私なんかが……」
「そうそう、どうせあなたがやっても意味ないですよ」
たとえば
そう言われて
（そうだよなぁ、やっぱり私なんかじゃダメだよなぁ）
って思って
諦めるとしたら、
それはそれでいいと思います。
誰かに何かを言われて
その反応として
諦めるとしたら
それもひとつの選択ですし、
ある意味
潔いと言えるのかもしれません。
ただ、
（いや、でもなぁ、そうは言っても、もしかしたらもしかするかもしれんしなぁ）
と思う往生際の悪い人も
僕は
けっこう好きだったりします。
ウエダミツトシです
こんにちは
誰かに何かを言われて
もしそこで諦めるとしたら、
それは
あなたが
本当の望んでいること
ではない可能性があると思います。
自分の価値観に基づいた望みではなくて
他人の
誰かが「良い」と言っていた
その価値観を
そのまま受け継いで思っているだけ、
そういう場合もあると思うんですよね。
だから、
誰かに何かを言われて
（そうだよなぁ）
と思ってしまったあとに
少し
心を落ち着けて
静かに
自分に問いかけてみるといいと思います。
（これって、本当にやりたいことだった？）
という風に。
そこで
（なんかよくわからないけど、別にいいか）
ってなってたら
とりあえず
それは保留にしといて
いいかもしれませんね。
そのまま忘れてしまってもいいし、
どこかのタイミングで
再燃するかもしれないんで、
今は触らず
そのままの
放置プレイでいいと思います。
でも、
（いや、あの人にああ言われたけど、やっぱりやりたい）
ってなってたとしたら、
それはあなたが
本当に望んでいる可能性が
高いと思います。
僕はどちらかというと、
潔い人が好きなんですけど、
それを同じように
往生際の悪い人も
実は
意外と好きだったりします。
ちょっとした憧れも
あるのかもしれません。
僕の場合、
諦めグセが付いちゃってるんで、
往生際の悪い、
ある意味
「しつこい」人を見ると
素直に
（すごいなぁ）
ってなります。
だから、
その往生際の悪さを
フル活用して
「どうせ私なんかが……」
と思ったままで
好きなことをやればいいと
僕は思うのですよ。
「どうせ私なんかが……」
って思っていようと
思っていなかろうと
他人は
自分の都合で
好きなことを言ってきます。
その言葉に
責任がないから
自由に
思ったことを
ただ言っているだけなんです。
そこに振り回されることも
勿論あるけれども、
それでも
自分がやってみたいなと
思ったことについては
とっことん、しつこくなってくだはれ。
遠慮はいらねぇ。
こんな私でいいです。
うまくできない私でいいです。
実績が伴ってない私でいいです。
あなたが
自分で自分のことを
「どうせ私なんかが……」
って思っていたとしても、
「その〇〇さんがいいんです！！」
と言ってくれる人は必ずいるのじゃ。
あなたがやるから意味があるんですよ。
そのあなたを待っている人は、
今のあなたの場所からは見えないかもしれない。
でも、
必ずいるので。
人っていっぱいいるので。
この日本には、
1億人以上の人たちがいるので、
今のあなたに
ピタッと
はまる人は
必ずいるから
「どうせ私なんかが……」
と
ついつい思ってしまう自分を
それでも諦めちゃいけないよ。
私なんかがビジネスをしちゃっていいんだろうか
私なんかがカウンセリングをしていいの？
私なんかが教室をやってもいいの？
いいーんです。
私なんか、と思っていることは価値になるのだ。
すごい人がいいという人がいる一方で
すごくない人の方がいいという人も
ある一定数はいるものなのです。
人は
ついつい
頭ではわかっているつもりでも、
広く
世の中を見渡してみた時に、
どうしても
自分の価値観・ものの見方・考え方で
眺めてしまう生き物ですが、
あなたの
価値観・ものの味方・考え方には
当てはまらない、
そこから逸脱した人たちも
実は
たくさんいるものなのです。
何事も
やってみないとわからない。
そうなんです。
何もわからないんです。
わかってないんです。
「どうせ私なんかが……」
と言っている人は
”わかった気になっている”だけなんです。
ほんの少しの
狭～い枠の中だけでの経験から
そう思い込んでいるだけで
そこから出たら、
いっくらでも例外なんて出てくるわ！！
気持ちはわかるけどね。
メンタル落ちてると
（自分なんてこの世に必要ないしなぁ）
って気分になるのもよくわかる。
でも
だからこそ、
そのあなたに安心する人もいるということは
ちょっと頭に入れておいても
いいかもしれませぬ。
今のあなたのまま
始めてください。
今のあなたのままで
やってください。
要らぬ武器は持つなよ。
（これがあったら、うまくできるかな）
（あれがあったら、何も言われないかな）
みたいな感じで
不要な武器をたくさん持つと
逆に人は
（そうじゃないんだよね）
ってなってしまうかもしれないんで、
今のあなたのままでいいので、
もう
やってください。
僕はあまり
こういうものの言い方はしませんが、
あえて言ってみると
いいから、やれ。
そして、
やってから考えたまえ。
たしかに
すごい人がいいという人はいます。
でも、
すごくない人の方がいいという人も
たくさんいるんです。
あなたは
その人たちに
提供していけば
それでいいのです。
すごい人がいいという人を
相手にしなければいいだけの話なのです。
「どうせ私なんかが……」
そう思った状態のままで
もう始めてください。
いいから、やれって！
《終わり》
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