「ネガティブ・ケイパビリティ」
リュウ博士の本を読んで
はじめて
「ネガティブ・ケイパビリティ」
という言葉を知りました。
これは、
自分にとって
曖昧で
はっきりとしない
漠然とした状態に耐えうる力
という意味で
誰しもが避ける案件だと思います。
人の脳って
すぐに結論を出したがる傾向があるみたいで、
それは
どっちつかずの曖昧な状態が
気持ち悪い、
不安だと感じるからだそうです。
要は
白黒はっきりさせて
安心したいんです。
そこに
余計なエネルギーを注ぎたくないんですね。
だから人は
まだよくわかっていない状態にもかかわらず
安易に
結論を出そうとしてしまいます。
評論家っぽくなってしまうんですね。
(評論家をdisっているわけではない)
でもこれって
実はすごくもったいないことで
曖昧で
漠然としていて
もやもやっとしている状態を経るからこそ
たどり着ける場所っていうのがあるんです。
イヤだ
しんどい
気持ちが悪い
そこを耐えきった上で
自分の中から出てくるものって
やっぱり違うと思いませんか?
安易に
「これでいいや」
ってしたものではなくて
深い納得感が伴ったもの。
それを求めていたのではないですか?
僕は
そう思うのです。
ですので
表面だけを
さらっと
なぞっただけで
もっともらしい、
体裁だけ整えた感じのことを言ってみたとしても
結局のところ
誰の心にも響かない……
なんてことにならないよう、
どっちつかずの
はっきりとしない
曖昧な状態に
しばらくの間
耐えてみるといいと思いますよ。
たまには
ドMってみませんか?
ウエダミツトシです
こんにちは
人って
やっぱり
スッキリしたい生き物だと思うので、
できるだけ
そういうところを
避けてしまいがちなんですけど
迷って
悩んで
苦しみまくった果てに出てきたものって
深みが違うと思います。
産みの苦しみってやつかもしれません。
すんなり出てくることもあると思うので
必ずしも
苦しむ必要はないんですけど、
納得感のないものや
まだよくわかっていないものについては
曖昧なままにしておく
わからない状態で置いておく
ということもまた必要な場合があると思います。
醸成させるみたいな感じですかね。
安易に
結論を急がない方がいいと思います。
保留力が大事
なんですよね。
世の中の傾向としては
決断力がある
即行動
みたいなものが
持て囃されていますけど、
よくわからないものは
わからないままで
何も決めずに
判断を保留にするってことも
同じように
大事なことだと僕は思っています。
わからないものを
さも
わかった感じで
安易に語ってしまうことほど
危険なことは他にないと思うので。
言い過ぎました。
そんなことはないです。
素っ裸でいきなり抱きついてこようとしている誰かの目付きの方が全然危険
です。(誰のことだよ、稲葉さん)
とにかく、
そんなすぐに
結論を出そうとせずに
熟考することも
時には
必要なんじゃないかなと思うわけですよ。
別にどっちでもいいんですけどね。
好きにしたらいいんですけど、
「ネガティブ・ケイパビリティ」を経たものには
深い納得感を伴ったものが多いと
勝手に感じているので、
「これだ!」
と感じられないものはそのままで
しばらくの間
置いておくというのも
一つの選択かと僕は思います。
その結果、めちゃめちゃ
スッキリした〜〜🌬
どんな人の力になりたくて
カウンセラー活動をしていきたいと思っているのか
自分らしい表現にまとめたい
自分の中にあるはずなんだけど
コレだ!
っとピタッとなるのがでてこなくて
もやもやもやもやしながら毎日を過ごしていた
それはとーーっても
気持ち悪い日々
友人に沢山話を聞いてもらい
自分に沢山問いかけてみてたんだけど
でてくるものが全部もやぁ〜ん
としていた
自己理解の本を読んで
色々思い返して
書き出したりもしたけど
そーそー!
コレ!!🌟
となるものはでてこず
もやもやもやぁ〜んとしたものがでてくる
もやもやする期間が長いってしんどい_| ̄|○
今年に入った位からこんな感じだから
そろそろ脱出したかったのと
うえさまの
シュールな感じが好きで
本が好きなところも好きで
ふーん族なところも好きで
うえさまと話してみたくて
ずっと気になっていて
やっと申し込んでみた
予約可能とされている
曜日も、時間も
わたしには合わなくて
わたしの
希望の日時で相談すると
子どものいる生活事情も理解してくれて快諾
60分を申し込んだのに
この時間を飛び出て飛び出て…
沢山問いかけてもらい
沢山話を聞いてもらい
わたしが余計な話をし過ぎたかも💦
とても申し訳なく
とてもありがたい時間
わたしは
どんな人の力になりたいと思ってる?
どんな人の味方?
大体、
物事のほとんどは
しんどいんですよ。
めんどくさいんです。
でも
だからこそ
そこを耐えきった後に出てくるものは
深い深い納得感を伴った
人の心に響くものになるのです。
これは
必ずしも
「苦しまなければならない」という
無駄な苦労信仰を賛美するものではありません。
「苦しみ」は必要ありません。
しかしながら
生きることそのものが
「苦」であることもまだ事実なので、
(クレームはお釈迦様の方へどうぞ)
避けては通れないんですよね。
多くの人は
程度の差こそあれ
苦しんでいます。
苦しみの経験がない人はいません。
苦しみを抱えたまま生きているのです。
だからこそ
その感覚を持った人の心に響くんだと
僕は思います。
聞こえの良い
わかりやすいキャッチーなものでも
それはそれでいいと思います。
でも
それだけが良いというわけではないので、
「コレ!」
ってものが
自分の中から出てこなくても
焦る必要はないです。
気持ち悪いかもしれないけれども
しばらくの間は
その状態のままでいてください。
今こそ、
ドMっぷりを遺憾なく発揮すべきタイミング
です。
ネガティブ・ケイパぶってください。
だってさ、
たとえば
カウンセラーさんでさ、
(こういうのが売れてるから)
って
安易に活動内容を決めてるとか
変えていく人って
正直どうなの!?
って思いません?
思いませんか、
ああ、そうですか。
別に
それでもいいんですけど、
真摯に
カウンセラー活動に取り組んでいる人を見たら
やっぱり応援したくなるし、
自分が
そのことで悩んでいたら、
そういう人に相談したいって
僕は思うので、
どんな人の力になりたくて
どんな活動をしたくて
どんな問題を解決に導きたいかって
真剣に考えてきた人は
ブレないと思います。
ブレるのは悪くないです。
ただ、
ブレ続けてしまうと
自分の伝えたいことが
必要な人に届かないってことに
なりかねないので、
自分にとって
良くないと思いますよ。
深い思いや
感情、感覚は
すでに自分の中にあります。
それは
遠いどこかに探しに行かなくても大丈夫です。
ただそれが
自分の中で熟成されて
人の心に響くものになるまで
時間をかけて
ゆっくりと
育てていく過程も大事だと思うので、
安易に結論を急がず
気持ちの悪い状態のままで
しばらく過ごしてみてください。
それが
ドMるってことです。
グエムルみたいになっとるけども。
千依さん、
ありがとうございました!
《終わり》
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