本を読んでもそれを活かせないのは何故なんだろう? | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「特にない」

 

 

昨日

ある人に言われて

 

それについてはちょっと掘り下げてみる価値がありそうだな

 

と思ったことがありました。

 

 

それは

 

「本の読み方」

 

についてなんですが。

 

 

どうやって読むの?

とか

速く大量に読むコツ

みたいな感じの話しではなく

 

多くの人は何故本を読んでも変わらないのか

 

という論点についてなんですよ。

 

 

本にも

いろいろなジャンルがあるので

別に本を読んで変わらなくてもいいですし

自分を変える

とか

人生を変える、

運命を変えるために

本を読むわけでもないので

全然かまわないっちゃかまわないんですが。

 

 

事実として

本を読んで

人生も何もかもが変わった!

と言う人がいる一方で

いくら本を読んでも

何も変わらない人がいるっていうのは

一体どういうことなのか?

 

 

何が違うのか、

どこにどのような差があるのか。

 

 

これについては

よく考えてみる価値がありそうだなと思いました。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

 

例えば

小説やエッセイ等は

自分を変えるためとかに読むわけではありませんよね。

 

 

言ってみれば

娯楽です。

 

読みたいから読む。

楽しいから読む。

やめられないから読む。

 

そんな感じだと思います。

そして

それでいいと思うんですけど、

たった1冊の小説を読んだだけで

今まで持っていた価値観が

根こそぎひっくり返ることもありますし、

エッセイを読んで

その人に多大な影響を受けて

人生が変わっちゃったって人もいると思います。

 

 

逆に

怖ろしく読書量があったとしても

日々を

淡々と暮らしていらっしゃる人もいます。

 

 

どちらが良い悪いではありませんけど

何が違うんだろう

って思うわけです。

 

 

まあ、

小説やエッセイ等は

脇に置いといたとしても

たとえば

 

自己啓発本や

ビジネス書

人生哲学(成功哲学)

等といった

所謂

「ノウハウ本」や

「考え方を変える本」を読んで

明らかに変る人とそうでない人とでは

一体何が違うんだろうと。

 

自己啓発本専門読書家

なんて人がいたとして

その人は

読んできた本を活かして

何故

人生が上手くいってない場合があるんだろうと

そんなことを思うわけです。

 

 

だってそうですよね。

その知識を活かして

自分の人生に役立てればいいわけですから。

 

 

っていうか、

そのために読んでたんだと思うので

それを活かさないのは

非常にもったいないわけですよ。

 

 

自己啓発書なんて

読書のためのものじゃないですから。

自分の人生に

その知識を活かすためですからね。

 

 

読んでみて

「はい、終わり」では

あまり意味がないと

僕は思うんです。

 

 

勿論、

すべてを活かす必要はなくて。

それをすると逆に

自分でもわけがわからなくなると思うので

「たったひとつ」に絞って

取り組んだ方がいいとは思います。

 

 

きっと

それだけでも

自分で変化を実感することができると思うんですよ。

 

 

でも、

ほとんどの人は

それをやらない。

試してみない。

 

 

書店に行くと

最近では

 

「読書術」についてのものや

「本を読むとこんなに良いことがある」的な

そんな内容の本が多くあります。

 

みんな

「本を読む」ことに対して

価値を感じているし

必要性も理解している。

 

 

そりゃ読まないよりは読んだ方が良いとは思う。

だから

読書家の人が書いたものや

読書で人生が変わった人の話しに

飛びついたりすると思うのですが、

実は

ここが落とし穴になっている可能性があるなと

ちょっと思ったんですね。

 

 

どういうことかというと、

本を読んで

それを自分の人生に活かしてきた人は

本を読んで

自分の人生に

どう活かしたらいいかが

わからない人たちの気持ちがわからない

ということなんです。

 

 

本の読み方じゃないんです。

速く読むコツとかでも当然ない。

 

 

読んだ本に書かれたあった知識を

日々の生活の中で

「具体的に」

どう活かしたらいいのかが

頭の中で紐付けできないのではないかと思ったんですよ。

 

 

だから

いくら

「読書術」を学んでも

それを使えないから

何も変わらない。

 

 

知識だけはどんどん増えていくけど、

目の前の現実は何も変わらない。

 

 

いや別に

無理に変わらなくてもいいのよ。

そのままでも全然いいんだけど、

よくよく観察してみると

せっかく本を読んで

 

「よいもの読んだな~」

 

と思っても

そこで終わりの人が

圧倒的におおいんじゃないかなと思うんですよね。

 

 

そういう人たちの気持ちというか、

頭の中の構造、

思考回路がどうなっているのかを

読書を通じて人生が変わった

とか

人生上手くいっている人たちには

理解できない。

 

「なんで、あれもこれも読んでるのにそのまんまなの?」

 

みたいな感覚になるんじゃないでしょうか。

 

 

それはおそらく

読書を通じて

人生が変わった人たちと

そうでない人たちとでは

「知識の使い方」

という点で差があるんだろうなと

予測するわけです。

 

 

世に出ている本は

上手くいっている人たちが書いた本です。

 

 

前提が違うんですよね。

 

 

やっぱり

そこに触れない限り

どんだけ本を読んだとしても

変われない人は変われないと思います。

 

 

本を読んで人生変わった人は

 

「もっと読め」

「こうやって読め」

 

ってよく言うけど

読む前段階にこそ、

大事なことがあるんじゃないのか。

 

 

僕はそう思ったんですよ。

 

 

まだまだ

深堀ができてないので

一概に

「これ」

って言えるものは何もないのですが、

おそらく

 

「自分ごととして考える」

とか

「応用力」

「たとえ力」

とか

 

そういったことになってくるんだろうなと思います。

 

 

本を読んで

「これ、私のことだ」

みたいに感じた人は

少なくとも

何かは試すと思うんです。

あるいは、

読んで得た知識を

どのように使ったらいいかが

現実と紐付けできる

具体的にイメージできる

「こういう場合にはこんな使い方もできる」

みたいな

発想を広げる力も大事だろうなと思います。

 

 

僕はかつて

ライティングの先生に

 

「もっと書け」

 

しか言われなかったんですけど。

 

 

その先生が

よくこう言っていました。

 

「答えは渡してる。それをやれば誰でも作家になれる。それをもう渡してるにもかかわらず、ほとんど人はそれをやらない」

 

と。

 

 

たしかにそうだなと思います。

人は

いいことを聞いても

大抵の場合

それを実際に試してみることをしない人が

圧倒的に多いです。

 

 

それを

やる気の問題だとか

モチベーションが足らんのだとか

そもそも本当にやりたいことじゃないんだ

みたいに言うことは

とても簡単です。

 

 

しかし、

多くの人は

 

「それをわかっていてもやっぱりできない」

 

ということについて

悩んでいるんじゃないでしょうか。

どうしていいかがわからないが本音。

 

 

それをやってきた人は

それをやればいいと言う。

やらない意味がわからない。

 

 

それができない人は

できる人からのアドバイスをいくらもらっても

そもそも

それ自体がどうやればいいかがわからない。

だから

何も変わらないし

上達もしない。

 

 

ここに

大きな溝があるんじゃないかと思ったんですよね。

 

 

なので、

どこまで紐解けるかはわかりませんが、

その点について

ちょっと

深堀りしてみようかなと思います。

 

 

本を読んで

それを実生活の中で活かして

より良く生きていきたいと願う

読書好きな人へ。

 

 

まあ、余計なお世話だけどね。

 

 

《終わり》

 

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