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「仕組みはわかったけど」

 

 

これは

僕も経験があることなんですけども。

 

 

例えば、

心の仕組みであるとか

〇〇の方法、

基本的なビジネスのセオリー

等といったことを

本で読んだり

実際に

どこかに学びに行ったりすると

 

「わかった、それはわかったんだけど……。で、私はどうしたらいいの?」

 

ってなる人が

実はけっこう多くいると思うんですね。

 

 

「その仕組はわかったんだけど、それをどう自分に当てはめたらいいかわからない」

 

というやつですね。

 

 

決して

自分ごととして考えていないわけではなくて。

ただ、

自分の場合はどうなんだろう?

と考えると

わけがわからなくなる……。

 

 

これってけっこう

あるあるだと思います。

 

 

でもそこで

 

「で、どうしたらいいの?」

 

ってなってる自分を

「ダメだな~」

と思う必要はないよ

というお話をしようかなと思います。

 

 

ウエダミツトシです。

こんにちは

 

 

色んなパティーンがあるとは思うんですけど

おそらくなんですけど

その仕組を理解する前段階として

先に知っておく事柄がある場合が多いと思うんです。

 

 

佐藤優さんが

この本の中で言っているんですけど

 

 

例えば

村上春樹さんの『1Q84』を読むのなら

この小説が生まれるきっかけになった

ジョージ・オーウェルの

『1984年』を読んでおいた方がいいとか。

合わせて

村上春樹さんの

『ねじまき鳥クロニクル』も

事前に読んでおくと

より楽しめるし

そもそも理解度にも

差が出てくる。

 

 

僕は

得意分野ではないんですけど、

海外の歴史小説なんかを読もうと思ったら

ある程度までの

世界史の流れというものを

事前に知っとかないと

そもそも

何書いてあるか全くわからないでしょうし。

 

 

今現在の世界情勢を読み解こうと思ったら

最低でも

マックス・ウェーバーの

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 』は

理解してないと難しいでしょう

みたいなのって

色々とあると思うんです。

 

 

中学校の数学を理解できてないのに

微分積分やったところで

ほぼほぼ古典サンスクリット語としか聞こえないでしょうし。

その授業が続けば続くほど

あちらの世界に誘われていくことになると思うんですね。

 

 

なので、

佐藤優さんは

最低でも

中学レベルの

数学や歴史

英語に国語といった

基本的な知識は身につけておいた方がいいし、

それは大人になってからでも学べるので

案ずる必要はないし

今からでも遅くはないと。

そして、

さらには

この本の中で

そういった基礎的な知識を得るための

参考文献まで紹介してくれています。

 

 

僕、一切読んでないですけどね。

 

 

たくさんあり過ぎて

全然手をつけられていないんですけども。

 

 

きっと

何も理解できていない状態で

先に進んでしまっている案件が

たくさんあるとは思うんですけどね。

 

 

まあ

それはおいおいということで。

 

 

色んなことを脇に置きつつ

話を先に進めますと。

 

 

つまり、

その土台が

まだ整っていない場合があるっていうことなんですよね。

 

 

土台が整っていない状態で

先に進んでも

ほとんど理解できないと同じように

心の仕組みについても

それを

自分ごととして捉えられる状態になっていないと

 

「???」

 

ってなってしまうことって

よくあると思うんです。

 

 

もう少し

別の切り口で説明すると

とっても有名なやつで

まず郎さんの5段階欲求ってあるじゃないですか。

 

 

どこのお国の方なんでしょうね、

まず郎さんてね。

よく知らないんですけど。

 

 

まず

一番下の部分は

「生理的欲求」というやつで

食欲とか睡眠欲とか性欲とか

所謂

三大欲求ですよね。

 

 

次に

「安全欲求」

生きるか死ぬか

食うか食われるか

みたいな

そこまでじゃなくても

安心して眠れる場所があるかとか

誰かから何かを奪われないかとか

そういう

かなり切実な欲求ですよね。

 

 

その次に

「社会的欲求」がきて

「所属欲求」とも言われますね。

自分は社会の一員であるとか

この会社の社員であるとか

この地域で暮らしている人間であるとか

そういうやつです。

人は

どこかに所属したいとか

社会の一員でありたいという欲求があるってことですね。

 

 

そして次は

「承認欲求」

今現在の先進諸国って

ここの段階にあるんだと思います。

人に認められたい欲求が募り募って

「いいね」獲得ゲームにはまっている人が

多くいますからね。

 

 

最後に

「自己実現」が来て

そのさらに上に

「自己超越」があるという風に

言われています。

 

 

そこで

今の社会って

「承認欲求」が

強く出ている状態という風に書きましたけど。

 

 

それは別にいいんですけど、

人によっては

まだまだ

そこにまでたどり着いていない状態の人も

多くいると思うんです。

 

 

さすがに

今の日本で

餓死する人って

ほとんどいないとは思うんですけど。

「生理的欲求」が

全然満たされていない人は

まあいないのかなと思います。

 

 

その上ですね。

「安全欲求」

それと

「社会的欲求」

 

 

この部分がまだ

満たされていない人っていうのが

実はまだ多くいると思うんですよ。

 

 

例えば

毒親の元で育ったとか、

つらい現実ですけど

虐待を受けている子どもたちは

実際に数多くいますし。

 

 

事故や災害で

家族を亡くした人や

かつては社会に出て

バリバリ働いていた人でも

身体を壊して

あるいは

精神的に過度なストレスを受け続けて

今はどこにも所属せずに

自宅療養中の人とか。

 

 

そういう方たちって

「安全欲求」や

「社会的欲求」が

十分には

満たされていない状態だと思うんですね。

 

 

あとは

それがトラウマになっているというか、

日々の生活には

特に不満はないんだけど

常に

緊張している状態であったり

心が安らぐことが少ないような感じだと

「承認欲求」がどうのこうのという前に

まずは

「安全欲求」とか

「社会的欲求」の方を

満たしてあげることの方が

先決だと思うんです。

 

 

何事もおいてもそうなんですけど。

まずは

「安心」というベースがないと

人ってなかなか動けないものだと思うんです。

 

 

この世界に安心した状態でないと

常に身体は緊張状態で

闘争・逃走本能が

常に働き続けることになってしまう。

 

 

その状態の人が

自分は何が好きで

何が嫌いで

何に心地よさを感じて

何に居心地の悪さを感じるのか

これから自分は何をしていきたいのか

何をやりたいのか

それが自分でわからないのも

無理はないと思います。

 

 

そういう人が

より良く生きたい

自分らしく生きていきたいと思っても

自分にとっての良い状態であるとか

そもそも自分らしくの「自分」って何?

ってなってしまうのは

仕方のないことですよね。

その人自身に何か問題があるとかではないでしょう。

 

 

たとえ

心の仕組みを学んで

「あ~そういうことか~」

ってなったとしても

なかなか

自分に当てはめられないのは当然です。

 

 

なので、

そういう場合は

まずは

その下にある土台を整える

「安全欲求」や

「社会的欲求」を満たす方を

先にしてみるといいですよね。

 

 

「安心」する方へ

「人に助けて」もらう方へ

自分を連れて行ってあげてほしいなと思います。

 

 

 

私は中学生の時からずっとのどの詰まり感がある。

 

 

その喉の詰まり感のために

たくさんの「やりたいこと」を諦めてきた人生だった。

 

 

心の仕組みを知って

喉が詰まる感じがする時というのは

 

「自分の言いたいことが言えてないとき」

という「仕組み」は分かった。

 

仕組みはわかったけど、

 

そもそも私は何を感じ、

何を言いたいのかも分からないのだ。

 

 

これは

心屋に出会って自分に向き合い続けてきて

少しずつ分かることも出てきたけど、

 

でも、

喉の詰まり感がすっきりするぐらい

自分の思いが明確にわかるようになったわけではない。

 

 

ここのところ、

いろいろと自分の目の前に腹が立つ人が現れたり、

やりたいことなのかやりたくないことなのかが自分でもわからなくなったり、

怖いのか嫌なのかの感覚が自分でもわからなかったり、

 

そんなことが頻発しているので

自分でも自分に向き合わざるを得なかった。

 

 

 

(中略)

 

 

 

今日、うえさまから

「安心ベースがわからないと、

そもそも、自分が何を感じいるのかもわからないんだ」

ということを言ってもらえて、

 

そうだったのか!!

私が、自分の気持ちがわからないのも

自分がどうしたいのかがわからないのも、

嫌なのか、怖いのかもわからないのも、

 

仕方がなかったのだぁ、

ということがしみじみ感じられた。

 

私が悪い訳でも、おかしい訳でもなく、

仕方のないことだったのだと。

 

 

 

そしてうえさまは

 

そんなわからない自分、「嫌だ」と言えない自分を責めなくていいよ

 

って言ってくれた。

 

「だって、怖いんだもん」って。

 

 

 

自分では自覚がなかったけど、

嫌なことを嫌って言えない自分、

自分がどうしたいのかがわからない自分、

 

心の勉強したのに

自分を守り切れてない自分(嫌なことを嫌って言えない、やりたいことをやらせてあげられない自分)のことを

 

無意識で「私、全然ダメやん」って思ってたことにも気づかされた。

 

 

そして。

ここ数日の自分との向き合いの中で

だいぶ、人に頼れるようになって

助けても言えるようになってきたけど、

 

いざとなったら、

「お母さんみたいに

直前で手を離されるんじゃないか、

私を置いて、逃げ出されるんじゃないか」

という恐怖が込み上げてきて、

 

人に頼っていても、全然安心出来ない自分がいたりもした。

 

 

そのことについては、こんな魔法の言葉をいただけた。

 

私は、守ってもらえる人です

私は、ここにいるだけで守ってもらえる人です

 

助けることを求めなくても、助けてもらえる人です

助けを求めれば求めるほど、もっと助けてもらえる人です

 

 

これを

 

必死にひっくり返そうとしなくてもいい。

やわらかーーーく、ふわっと言ってればいい。

 

 

そんな私だなんて、と信頼出来なくてもいい。

疑っていてもいい。

 

そんな自分だと、信頼出来なくても、疑ってかかっていても、

私は助けてもらえる。

 

 

まずは

自分で自分を「安心」させてあげる方へ

 

 

大丈夫っスよ

世の中

たくさん「安心」できる場所はあるけんね。

 

 

そこで十分に

「安心」したら

次に行けばいいんだべさ。

 

 

きみちゃん

ありがとうございました!

 

 

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《終わり》

 

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