雨の予選。
ポイントランキングトップのハミルトン、そして同3位のクビサ、同4位のライコネンがQ2で脱落する大波乱![]()
その大波乱の予選を見事制したのは、絶好調トロロッソのベッテル。
史上最年少のポールシッターとなったベッテルが、どこまでトップをキープできるのか![]()
そして、混沌のチャンピオン争いの行方は![]()
注目の決勝レースも雨![]()
通常スタートは危険
と判断され、セーフティーカー先導によるスタートとなった。
そのスタートで、4番グリッドのブルデがスタートできず。
また、バリチェロ、一貴はピットスタートを選択している。
2周後、セーフティーカーがインし、バトルがスタート。
PPスタートのベッテルがうまいローリングスタートを決め、トップを死守。
コバライネンが続く。
一方の後方では…
ライコネンはフィジケラとの争い。
しかし相手はフォースインディアといえど、レース巧者のベテラン・フィジケラ。
なかなか手強い。
しかも後方にはハミルトン。
残り45周、やっとライコネンがフィジケラをパス。
ここでハミルトンとの差を広げたいライコネンだが、ハミルトンは次周にフィジケラをパス。
(若干強引な気もしましたが…)
そして次の周にはハミルトンがライコネンをオーバーテイク。
ハミルトンはその後も、ハイドフェルド、グロック、クビサをオーバーテイクし、8位に浮上。
グロックをオーバーテイクする際には、グロックをコース外に押し出すようなシーンも…。
またもう一人注目のマッサも残り41周、ロズベルグをオーバーテイクして4位に浮上
一時前方がクリアになったマッサは、ファステストラップをたたき出し逃げる。
順調にトップを周回中のベッテルが、残り35周でピットイン。
問題なく4位でコース復帰する。
その後方で、ハミルトンがアロンソをオーバーテイク。
更に順位を上げる。
残り31周、コバライネン、ウェーバー、マッサがピットイン。
これでベッテルがトップに復帰。
また、ハミルトンはトゥルーリをオーバーテイクし、3位へ。
次いで、ロズベルグもオーバーテイクし、遂に2位に浮上する。
一方のライコネンは残り30周、やっとハイドフェルドの前に出る。
どうやら、ハミルトン・ライコネンは1ストップ。
残り27周、そのライコネンがピットイン。
しかし1ストップとしては給油時間が短すぎるか?
そして次の周には、トップのベッテルに追いつく勢いのハミルトンも最初で最後の(はずだった)ピットイン。
路面状況は徐々に変化。
レギュレーションにより全車エクストリーム(深溝)ウェットでスタートしたが、今の路面状況であればスタンダードウェットが妥当。
しかし、更に雨が強くなる可能性も…。
そんな中、アロンソがピットインし、スタンダードウェットにチェンジ。
そして残り20周でマッサ、その他2ストップ作戦のマシン、そして、ここまでピットインを引き伸ばした1ストップ作戦のマシンは続々とピットインし、タイヤをスタンダードウェットにチェンジ。
残り18周、ライコネンもピットインし、スタンダードウェットにチェンジ。
なかなかペースが上がらないライコネンは、このタイヤ交換も視野に入れて、変則2ストップに切り替えていた。
残り17周、トップのベッテルが2回目のピットイン。
やはりタイヤをスタンダードウェットにチェンジし、トップでコースに復帰する。
そして、1ストップ作戦のはずだったハミルトンもピットイン。
タイヤのみスタンダードウェットに交換し、一旦後方に沈む
残り14周。
なかなかハイドフェルドを抜けないマッサの後方にハミルトンが迫り、遂にマッサ・ハミルトンの直接対決に。
そして…。
ベッテルは集中力を切らすことなくトップを快走し、そのままトップチェッカー![]()
昨日に続きアロンソの記録を抜く、21歳73日にしてF1史上最年少のウィナーとなった。
また、もちろんトロロッソにとっても、ミナルディ時代から通算しての初優勝。
2位にはコバライネン、3位にクビサ。
注目のマッサ・ハミルトンは、6位・7位でフィニッシュ。
ライコネンは最後にファステストラップをたたき出す追い上げを見せるも、時既に遅し。
ポイント圏内に一歩届かず、9位でレースを終えた。
~決勝結果~
優勝
セバスチャン・ベッテル(トロロッソ)
2
ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)![]()
3
ロバート・クビサ(BMW)![]()
4
フェルナンド・アロンソ(ルノー)![]()
5
ニック・ハイドフェルト(BMW)![]()
6
フェリペ・マッサ(フェラーリ)![]()
7
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)![]()
8
マーク・ウェーバー(レッドブル)![]()
9
キミ・ライコネン(フェラーリ)![]()
10
ネルソン・ピケJr.(ルノー)![]()
11
ティモ・グロック(トヨタ)![]()
12
中嶋一貴(ウィリアムズ)![]()
13
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)![]()
14
ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)![]()
15
ジェンソン・バトン(ホンダ)
16
デビッド・クルサード(レッドブル)![]()
17
ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)![]()
18
セバスチャン・ブルデ(トロロッソ)![]()
19
エイドリアン・スーティル(フォースインディア)![]()
~以上、完走19台~
R
ジャンカルロ・フィジケラ(フォースインディア)![]()
土曜日の予選で史上最年少ポールシッターとなった
ベッテルが、雨のレースでも集中力を切らすことなくトップを快走し、見事なポール・トゥ・ウィン![]()
史上最年少のウィナー
となった。
そして
トロロッソにとっても、ミナルディ時代から通算して初優勝。
このチームに琢磨君が…。
いや、琢磨君の話は、また別の機会にして…。
ベッテルもトロロッソも、本当に見事なレースでした。
確かに雨のレースでなかったら、優勝できなかったでしょう。
でも、雨のレースということでこの優勝の価値が下がることは決してない。
ローリングスタートを見事に決め、序盤からマクラーレンのコバライネンに対してリードを築き、2回目のピットストップ後もペースを緩めることなく、最後まで完璧な走りでした。
おめでとう。ベッテル&トロロッソ。
そして注目のチャンピオン争い。
トップのハミルトンが7位で2ポイント、
マッサが6位で3ポイント、
クビサが3位で6ポイント、
ライコネンが9位でノーポイント。
トータルでは、
ハミルトンが78ポイントでトップをキープ。
マッサが1ポイント差の77ポイントで2位。
クビサが14ポイント差の64ポイントで3位。
ライコネンが21ポイント差の57ポイントで4位。
ハイドフェルドが25ポイント差の53ポイントで5位。
コバライネンが27ポイント差の51ポイントで6位。
数字上はここまでがチャンピオンの可能性を残しています。
地上波の実況で
『はっきり言います
ライコネンはこのままではチャンピオン争いから脱落します
』
と絶叫しておりましたが、まだそんなことはないと思います。
残り4戦。
最大40ポイントを積み上げることが可能な中での21ポイント差。
確かに厳しいことには変わりがないが、まだ決して諦めるポイント差ではないと思います。
次のレース、シンガポールは、前代未聞、F1では誰もが未経験のナイトレース![]()
注目しましょう![]()
っと、その前にヘレステストだ![]()
