■あらすじ■
広告代理店勤務の桜井は、帰途、
ある青年とぶつかって仕事の資料をダメにされてしまうが、
その相手が同じ資料を持っているとのことで家に招かれた。
彼はその古くて広い一軒家で下宿を営む家主だという。
水川蓉一と名乗るその青年は大学生で、
桜井に対してひたすら無愛想。そっけない態度と
不躾な眼差しを苦手に思いながらも桜井は、
「家が気に入った」とたびたび蓉一のもとを訪れるようになり……。
ずっと自分にしか興味を持てなかったから――……
こんなにも誰かを好きになることができるなんて考えもしなかった
大好きな日高ショーコ先生の最新刊。
仕事と家との往復だけの生活を営む社会人の桜井と、無愛想な大学生の蓉一。
出会いは王道。共通点は雑誌、芸術系。
駅にて過労で倒れた彼を連れ帰った蓉一のイトコ・菖太によって二度目の訪問で再会する。
菖太を介し蓉一と接触する度に苦手だと感じる桜井だが、色んなことに無関心になりかけていた彼の心に小波が立ち始める。
ざわざわとする落ち着かない気持ちと、普段笑わない彼が笑ったことへの衝撃。
そう思う気持ちはもう恋以外の何者でもない。
「誰にでも適当に愛想よくして でも本当は誰にも興味ないんですよね」と、蓉一に見抜かれる桜井。
桜井同様に他人にも自分にも無関心な蓉一。
桜井によって変わってゆくであろう彼の変化とふたりの関係が楽しみでなりません。
1巻は走り出す前のモノローグ。
ゆっくりと唐突に始まる恋の美しい風景が流れる一冊です。
番外編・竹生×菖太もよかったです。彼らの今後にも乞う期待大。
※エロなし(笑)。
予想外に忙しくどっぷり疲れ果ててしまい、随分更新出来ず…。
お久し振りのブラ子でした。

