
まだまだ、日中の気温は殺人的な暑さですね。
K1300Rのステアリング周りを分解しているものですから、通勤はパサートなので快適です。
まだ38000キロのTSIエンジンですが、40000キロで燃焼室クリーニングを行う予定です。
ちょうど20000キロあたりで行い、プラグ交換もしましたね。
さて、エアコンといえば、毎年行っているアレ。
ワコーズのパワーエアコンプラス。
カーエアコン専用の添加剤ですね。
専用のチャージングホースを接続して、ガスラインに注入してやります。
このボトル缶の中には、僅かな量の潤滑剤とガスが入っています。
日々少しずつ漏れていくガスを補充すると同時に不足している潤滑剤を添加する事ができます。
先ずは、チャージングホースにパワーエアコンプラスを取り付けます。
この際、ニードルは引っ込めた状態でねじ込みます。
クーラントのエキスパンションタンクの前に、エアコンガス配管の低圧側バルブがあります。
こちら側にチャージングホースを接続します。
リングを引いて、バルブにカチッと差し込みます。
すると、チャージングホースに取り付けられたメーターの針が飛び跳ねます。
レッドゾーンですが、心配御無用です。
さて、早速添加剤の注入と行きたいところですが、先ずは配管内の空気を排出(エアパージ)してやる必要があります。
パワーエアコンプラスの缶を少しばかり緩めて、シュッと音がするのを確認したら、直ぐに缶を締め込みます。
エンジンを始動し、温度設定を1番低くして、風量もMAXにします。
すると、コンプレッサーが起動して涼しい風が吹いてきます。
パワーエアコンプラスにニードルを落として行くと、カチッと開封された音がして、そこからニードルを緩めていくと、缶が急激に冷え始めてきます。
缶の中の添加剤が吸い込まれていくのが分かりますね。
小刻みに缶を振りながら、掌で温めつつ注入を続けます。
とはいえ1分も掛かりません。
ガス圧も適正値で、問題無く注入が終わったようですね。
ガス配管側のホースを外す際に、僅かに潤滑剤が漏れ出しますから、ウエスで包んで外すと良いかもしれません。
バルブ周りを綺麗にしてから、キャップを閉めたら終了です。
注入している側からコンプレッサーの唸りが小さくなるのを効くと、ああ、効果があるんだなと感じることが出来ます。
本当なら夏になる前にやるべきだったんですけどね。