燃焼室クリーニング リターンズ 1 パサート ヴァリアント | black・knight

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バイクとクルマ、変なこだわりのある男のブログ

「あんた、何屋?」


土日はクルマやバイクを分解しては何かやってるからと、嫁キシリアは言うけど。


結果として、家族のためになってると思うんですがね。






前回、そこそこの効果を実感したフォルクスワーゲン・パサートの直噴エンジンの燃焼室クリーニング。


実は前回実施したのがまだ寒い時期だったのと、スプレーノズルのチョイスをミスっていたので、スプレー内のケミカルが半分近く残った状態で噴射用のガスが少なくなってしまいました。



と、いうことは。

いやいや、まだイケるんじゃね?


今回もしっかりとエンジンに熱を入れてからね。






ということで、第二回目🤪


実は一回目を終えたころから二回目を考えていたので、エンジンカバーは取り付けてさえいませんでした。






エアクリーナーからスロットルまでのチューブを外すと、スロットル側にはラテックスグローブでカバーして異物の混入を防ぎます。



イグニッションコイルには養生テープでナンバリングしておきます。



この辺りの作業は前回やってるので、作業自体はスムーズです。






で、プラグを外していくんですが、熱いのなんの。



前回はとても寒かったので、スグにエンジンが冷めてしまったのですが、今回はなかなか冷めてくれません。



ま、その方がクリーニングには向いてるんですけどね。







プラグの焼けはいい感じですね。



黒く煤けてるのは直噴ゆえに仕方ないところでもありますが、ここは思い切って交換します。







よーくシェイクしたエンジンチューンアップを1番シリンダーから注入していきます。



ジュワー、ジュボボボ。



ほ〜ら、白くて濃いヤツが奥に入ってるよ〜っと意味不明なコトをブツブツ言いながら、1番から4番までケミカルを注入していきます。



やはりスプレー缶は立てた状態で使うべきですね。







エンジンの熱とケミカルの化学変化が起きている間に、新しくインストールするスパークプラグを取りに行きます。



BOSCHの純正同等品と迷いましたが、信頼のNGKレーザープラチナにしてみました。







現行の直噴フォルクスワーゲン用には、何故かイリジウムRXがラインナップされていませんから、NGKだとコイツが最上位モデルとなるようです。



パッと見には、BOSCHのそれと大きく違いはないようです。







3時間ほどでしょうか。



嫁キシリアの買い物に付き合って、その足で久しぶりにスポーツクラブに行ってきました。



帰ってきたら、コンプレッサーを引っ張りだして、ケミカル廃液の吸引を行います。







先にプラグホールに付着したエンジンチューンアップを洗い流すようにパーツクリーナーを多めに噴霧します。



間髪いれずにバキュームホースをシリンダー内に差し込んで、ジュボボっと吸引していきます。



ううっ、でっ、出るっ!







シリコンチューブの中をドス黒い液体に混ざって、黒い破片が上がってきます。



今回は期待できるね。





吸い出した廃液がこれ。



うへ〜、汚いなぁ。



エンジンチューンアップの刺激臭にえづきながら作業を続けます。