さあさ、組み付けてみますかね。
先般落札していたものをね。
いろいろと改悪中のBMW・K1200RSPORTS。
今回は、オークションで入手したK1300Rのシフトレバーを取り付けていきたいと思います。
現行のシフトレバーで問題ないはずなのに、何故交換する必要があるのか?
もともとのシフトリンケージはこんな感じです。
ステップとシフトレバーは同軸ではなく、サイドスタンドの支点から伸びたステーにシフトレバーが取り付けられています。
これが最大の問題でして、シフトレバーの奥に見える丸い形状のものがオイルフィルターなんですね。
つまりですね。
オイルフィルターを交換するのに、シフトリンケージだけでなく、サイドスタンドまで取り外す必要があるんですね。
最初の計画では、シフトリンケージの交換で終了予定だったのですが、今回分解していく経過で、更に交換する必要のある部品が出て来ました。
一応順を追って説明したいと思います。
先ずは、シフトリンケージの支点となるボルトを取り外します。
上下に動くシフトリンケージを滑らかに動かすピロボールとロッドを外していきます。
ちょっと邪魔になったので、クーラントリザーバーなども取り外します。
というか、外さないとボルトが緩められない構造になってました。
んでもって、新しいシフトリンケージを仮組みしてみました。
あれっ、あれっ?
あー!
サイドスタンドの取り付けベースがオイルフィルターの前に飛び出しているため、シフトリンケージを交換しても、オイルフィルターが交換できません。
あー、しまった。
で、急遽ね。
リアスタンドで自立させて、サイドスタンドを取り外してみました。
なるほど。
飛び出しているツノ状の部分は、古いシフトリンケージの支点となるボルトが嵌るためのステーになっていたんですね。
このツノ状の部分を切断してもいいのですが、また現状復帰をする時に困っちゃいますからね。
ん〜、何かない、何かない、何かな〜い?
これは失敗だったな。
しばしインオペして、ちょっと改善策を考えてみます。