スピードトリプル、大地に立つ | black・knight

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バイクとクルマ、変なこだわりのある男のブログ




失礼な話ですが、オヤジにしては仕事が早かった。







オイル漏れの始まったスピードトリプルのフロントフォークをオーバーホールに出したのが、先々週の土曜日。



翌週の木曜日には、「もう出来てるよ。」と。



おおぅ、オヤジ、仕事が早いじゃないか。



と、思ってたら、おそらく外注にだしたな、これは。



今までエアパッキンなんて使用したのを見たことないからね。







まあ、早いに越したことはないよね。



早速吊るされっぱなしのスピードトリプルに取り付けて、拘束着から解放してやらなければ。







ん!



いいね、ちゃんと漏れも止まってます。



折角バラしたんだから、各部をグリスアップしながら組んでいきましょうか。







ハッキリは見えないけど、やはり点サビが出始めているのかもしれません。



ゴミが溜まる原因になるので、ストロークセンサーは外してもらいました。







先ずはフロントフォークをアンダークランプに仮固定した状態でアクスルシャフトを仮締めして、フォークの突き出し量を調整します。



コイツは、アエラのローダウンリンクでリアが2センチほど下げられているので、純正状態ではコーナー立ち上がりのフル加速時に接地感に危うさを感じます。







アンダーブラケットとトップブリッジのボルトを規定トルクで締め付けたら、2台のジャッキを駆使して均等にジャッキアップしていきます。







フロントタイヤを当てがって、アクスルシャフトがスッと入る高さまでジャッキアップして、ゾイルグリスを塗布したアクスルシャフトを差し込んで行きます。



この辺りは、やはり安全を優先して、ジャッキとフレームスタイルを共用して作業するのがいいと思います。







こちらもまた、あらかじめマーキングしておいたところまで締め付けを行って、ピンチボルトでしたっけ?を規定トルクで締め付けました。







約2週間ぶりに自分の前脚で大地に立ったスピードトリプル。



リッターバイクにしてはコンパクトなバイクで、K1300Sと比較するととても小さい感じます。







後は順番にブレーキキャリパーやフロントフェンダーなんかを取り付けて、バイクらしい姿に戻って行きます。















久しぶりにトンボ目の純正ライトに戻してみようかなと思いましたが、秋が深まればあの暗いヘッドライトでは運転したくないなと思い直し、マーシャルのスタールクスを組みました。







埃を被った状態だったので、綺麗に洗車してやりました。



もう少ししたら、厚手のジャケットを出さないといけないのかな。



とりあえず、スピードトリプルの修理は完了です。