black・knight

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バイクとクルマ、変なこだわりのある男のブログ





引っ張り過ぎのこのシリーズ。



今回でホントに最後です。







雲行きが怪しい関門海峡。



雨雲レーダーを見ると、赤い雲群が追いかけてきているようです。



でもね、このまま帰ったのでは、高千穂をキャンセルしてもらったMちゃんに申し訳ない。



そこで、釣り好きなY君とも以前から話をしていた下関の某所へ向かうことにしました。







下関の国道2号バイパスからほど近い、ドライブイン・みちしおに立ち寄りました。






トラッカー達に人気の定食屋と温泉旅館が併設されたドライブイン・みちしおは、貝汁が美味いと定評なんですよね。



午後4時ともなると、流石に腹も減って来ました。







流石、時間を争うトラッカー達の餌場ということもあり、作り置きのオカズやつまみが沢山ショーケースに並んでいます。



僕たちはそれほど急いでいないので、座敷に上がってタッチパネルで定食をオーダーしました。







僕はご飯少なめの貝汁付き唐揚げ定食です。



貝汁は大にしてもらいました。







う〜、しみる。



優しい貝汁の味が疲れたカラダをほぐします。



やや小ぶりなアサリですが、全てに身が入っていて、これはアタリです!



一方で。







唐揚げは大味といいますか、あまり肉そのものにはあまり下味がつけられていないようです。



中津唐揚げに引っ張られたメニューではあったのですが、これまた来年への課題と言うことで。



もちろんボリューム満点で、でっかいマヨネーズボトルが付いてきたのですが、これをたっぷりと付けて食べろということなんでしょうね。







さ、家に帰るまでが遠足ですよ。



ライダーの腹が満たされたので、今度はバイクにハイオクを喰わせてやらねば。



少しばかりバイパスを走って、JAのガソスタに滑り込みます。







今、JAーSSでPayPay決済すると、3%分のポイントが還元されるんだそうで、リッター178円で18.5リットル給油しました。



あ、この時にフューエルワンを添加したんですけど、ま、効果はさほどないでしょうね。







あとはただひたすら走るだけ。



少し陽が傾いて来たころに、ポツリポツリとシールドに雨粒がつき始めます。



来たか、、、。



カッパを着るかどうかの判断をミスって、そのまま着ないで出発したのが運の尽きでした。



山口県から広島県に戻った瞬間、トンネルを抜けると、そこは土砂降りの地獄でした。



が、そこは無敵のBMW軍団。



秀逸な高速安定性が僕らを助けてくれた為、雨の高速道路を不安なく駆け抜けることが出来ました。



一番最初にXSR900のMちゃんが高速を流出、続いてKちゃん、しばらくはY君とヤロートークをしながら、最後は僕だけが真っ暗闇の高速をひた走りました。



午後8時過ぎ、異常なく帰宅しました。



皆帰宅したことをLINEで確認したら、お風呂に入って、チルアウトを飲み干したら早めの就寝です。



今回もしっかり楽しんできました。





文才が無いため、僅か2日の記事もはや5回目。



普段、バイクのコーディングにしか使わないXperiaにReliveをインストールして、GPSのログを取ってみました。



トライアル版なので、音楽や写真のアップは出来ませんが、3D地図上に自分の走行経路が表示される動画は面白いものですよ。





さて。







午前4時30分。



ジジイの朝は早いんです。



女子たちにモーニングLINEをして、起床連絡します。



是非ね、朝の棚湯を体験して欲しかったんですよ。







宙館からは、連絡通路を歩いてスギノイパレスまで移動します。



杉乃井といえば、敷地内をシャトルバスが走ることで有名なんですが、流石にこの時間は稼働していません。







よおっしゃ!



今回も1番乗りですね。



朝の絶景を頂きに来ました。







この日の日の出時刻は、午前5時13分ということで、棚湯突端の寝転び湯に浸かって日の出を待ちます。



別府湾の水平線が紅く染まりながら、太陽が光を放って昇る様は、早起きした者だけが見ることのできるご褒美です。



女の子達は、午前2時頃までベッドで話をしていたらしく、とても眠かったんだそうです。







この日の別府は曇りで、残念ながら日の出は雲の裏側でしたが、その様子をサウナに移動してからも眺めていました。



リニューアルした棚湯なサウナには、オートロウリュが備えられていて、15分くらいおきに天井のノズルから自動的にアロマ水がサウナストーブに注がれるようになっていて、体感温度が一気に上がります。



午前7時には朝食の約束をしていましたから、適度にサウナを楽しんで部屋に戻ります。



まだ眠そうなY君は、荷物をパッキングしたり、コンタクトを入れたりしていましたが、朝の杉乃井はこれからです。







今年もありました、エッグベネディクト。



メンバーとこの日のルートを相談しながら、たっぷりと朝食を頂きます。



この日は、残念なことに、宮崎や熊本は雨予報。



別府からは北上するしかないようです。



Mちゃんから高千穂峡に行ってみたいとの発案がありましたが、雨雲レーダーを見ると真っ赤な雲影が掛かっていたので次回にと断念しました。



午前10時。



オンライン決済をしていたので、チェックアウトは1人あたり250円の入湯税のみを支払って、あとはキードロップにカードキーを戻すだけでOKです。







皆んなで灯火類の点検を済ませて、さぁ出発です。



この日、朝イチで目指すのは九重夢吊り橋です。



別府ICから大分自動車道に乗って、九重までワープします。







僕は行ったことがあるので、売店前でコーヒーを飲んでいたんですが、女の子達はキャーキャー言いながら渡って来たみたいです。



この時、スコールをくらってしまったのですが、10分ほどで止んでしまいました。



九重ICから夢吊り橋までのルートは、つづら折りの酷道で、女性メンバーから帰りは通るのが怖いと意見があったので、ちょっとだけ遠回りをしてまた快走路・県道11号て湯布院まで帰ります。







湯布院のセブンイレブンでコーヒー休憩です。



女子メンバーは、金鱗湖あたりの雑貨屋を巡って来たようです。



やや元気のないY君に聞いてみると、九重からのウエットな県道11号が少し怖かったようです。



そんなY君を元気付けるために、由布岳の緩やかなワインディングを駆け上がります。







ここはいつ走ってもいいですね。



県道11号やまなみハイウェイは、別府まで戻らずに由布岳PAのスマートインターを目指してルートを取ります。



ここからは雨の様子もなく、日出JCTまで雄大な由布岳を見ながら高速を走ります。



いや〜、実際に走ると、その良さが分かって貰えると思うんですが、動画が欲しいところですよね。







また、来年も来るよ。



由布岳に告げて、別府を後にします。



帰りは東九州道で福岡方面にルートを取ります。



今川PAまで退屈なルートなんですが、下道は宇佐あたりで渋滞しますから、帰路の負担も考えて中津唐揚げは断念しました。



朝のバイキングでたらふく食べたので、メンバーも少し眠気が来ているようですから、インカムでトークをしながらの走行です。







辿り着いた今川PAの良いところは、敷地内にセブンイレブンとガソスタがあることなんですよね。



干上がった体に炭酸が沁みますね。



僕のK1300Sはまだまだ余裕があったのですが、他のメンバーは次の目的地までのガソリンが怪しいということで、ちょっとだけ給油することにしました。







おいおい、この値段は、、、。



高止まりとはこのことで、ツーリングの最大の負担は高いガソリン代ですよね。



今どきのバイクは国産でもハイオク仕様が多いですからね。







昨年よりも10円以上値上がりしていますね。



メンバーの中で最もパワフルなバイクであるKちゃんのHP4もリッターあたり18キロ近く走っているようですが、エンジンの熱と三角木馬とも言われる厳しいポジションに泣きそうなんだとか。



やはり高速道路ではガソリンを注ぎたくないものですね。



ここからはパンダに気をつけながら、門司までペースを上げます。







何事も無くめかりPAに到着です。



ここで職場へのお土産を買い込んで、いよいよ九州とはお別れです。



う〜ん、雨雲が怪しい。



逃げ切れるかな、、、。




ソ・フ・ト・ク・リ・ー・ム。



食べたかったなぁ。







しかし、無いものは無い、ということで、阿蘇の魅力的なワインディングを味わい尽くす事にします。



本来、大観峰から大分・別府方面に向かうならば、左折して国道212号を通って、小国から九重を目指すのが最短ルートなんですが、ここは県道11号線・やまなみハイウェイを通って、九重連山に向かいます。







いや〜、懐かしいですね。








牧ノ戸峠レストハウスで小休止します。



ここは、2年前に初参加したY君が霧と小雨に泣きを入れて休憩した場所なんですよね。



休みになると、登山客でいっぱいになるこのレストハウスも、平日の夕方ともなるとガラガラでしたね。



ここから下のワインディングを降ると。







有名な長者原の看板の前で記念撮影です。



快晴の日に撮りたかったんですが、残念ながら厚い雲が絶景を邪魔します。



でもね、雄大な阿蘇のいでたちは、ココロを満たしてくれました。







さて、と。



やまなみハイウェイのお楽しみはここからです。



この先、九重・湯布院までは90度程度のコーナーが延々と続くワインディングで、ロングホイールベースのK1300Sでも、スロットル操作のみで駆け抜けることができる快走路です。



日が暮れる前にホテルに到着したいし、いやいや、焦りは禁物、ダエグの彼のことを思い出しながら、インカムでルートを伝えながら、ミラーでKちゃんとMちゃんの走りを確認します。



湯布院IC付近まで来て、由布岳を駆け上がるワインディングにココロを惹かれながらも、グッと気持ちを抑えて、湯布院ICから大分自動車道に舵を切ります。



日出JCTを過ぎると、左手に別府湾が出迎えてくれます。



さぁ、ホテルまではもう少しです。







お疲れ様。



なんとか事故もなくスギノイに到着することができました。



既に午後7時を回っていたので、急いで最上階のお風呂でサッと汗を流します。



とりあえず、、、。







いただきます!



今回も宙館に宿泊して、シーダパレスよりちょっとだけリッチなディナーを頂きます。



宙館に宿泊するメリットと言えば、宙館宿泊者のみが入れる宙湯とdining SORAでの食事ですね。







しかし、ここにも事故対応のしわ寄せが現れます。



いつもなら目の前でフランベしながら焼いてくれるサーロインステーキも、既に焼き置きしてあるものが鉄板に保温されているだけで、新たに焼いてくれる様子はありません。



が、天ぷらやお寿司は、まだまだオーダーすれば作ってくれる状態でしたが、この時点で午後9時。



そう、レストランは午後9時30分までなんですよね。



dining SORAでは、デザートのアイスクリームが4種類のハーゲンダッツなので、大観峰でソフトクリームが食べられなかった分をここで補充します。



駐車場に併設されたセブンイレブンでおつまみと飲み物を買い出して、部屋で翌日ルートを練るミーティングをしましたが、皆一様にグッタリした感じだったので、早々に解散して他のメンバーはベッドに入りました。



もちろん、女子は別部屋ですよ。



が、僕はここからが本番です。



夜這い、、、ではなくて😅



インカムやスマホの充電をセットしたら、炭酸水片手に棚湯に向かいます。



オートロウリュのあるサウナでひと汗流して、夜の帳が下りた別府湾を眺めながら寝転び湯でまったり。



ふぅ、これだよ、コレ。



さて、明日はどうすっかな。