「妊婦がワクチンを接種してよいのか? | blackk2022のブログ

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ウイルス研究者の宮沢孝幸京大准教授が科学的見地から記した新刊『ウイルス学者の絶望』を出しております。

「妊婦がワクチンを接種してよいのか?」…京大のウイルス学者が答える意外な答え【流産の可能性】

 

 

『ウイルス研究者の宮沢孝幸京大准教授が科学的見地から記した新刊『ウイルス学者の絶望』。

ワクチン接種については、妊婦の問題もあります。「妊婦にワクチンを接種してよいのか?」という質問を受けることがよくありますが、もちろん危険性はあります。副反応で熱が出るということは炎症性サイトカインが誘導されているということです。炎症性サイトカインによって流産の危険性が高まるというのは、医学や獣医学の世界ではよく知られていることです。

妊娠は免疫と深く関連しています。子どもと母親では抗原性が違います。父親の遺伝子も受け継いでいる胎児は、母親にとって「異物」なのです。

ヒトの胎盤は血絨毛性胎盤と呼ばれるもので、母親の血流が子ども由来の胎盤の細胞(合胞体性栄養膜細胞)に直接当たります。母親の血液にはリンパ球が存在しますから、本来であれば、細胞傷害性T細胞によって数分で拒絶されそうなのに、母親は胎児を胎内に保ち続けています。

「異物を排除しないように」と母親の免疫を極限まで下げてしまえば、母親はすぐにさまざまな病気に襲われて死んでしまいます。しかし、そうならないように、母親は免疫のバランスを巧妙にとって、胎児を受け入れて育んでいるのです。サイトカインのバランスが崩れると流産することは人でも動物でもよく知られていることです。実際にサルにおける実験においては、妊娠したサルにインターフェロンβ(ウイルス増殖を抑制するサイトカイン)を大量に投与すると流産することが報告されています。

ウイルス感染症で流産することがありますが、胎児や胎盤にウイルスが感染して流産しているわけではありません。そういう例があるかもしれませんが、ごくわずかでしょう。むしろ流産は、サイトカインのバランスの破綻によるものなのです。

妊娠期に免疫のバランスを巧妙にとっている体内に、免疫を強力に動かすmRNAワクチンを接種することが安全であるという保証はありません。』

 

私も子どもと妊婦さんにはmRNAワクチンが絶対安全とわかるまで接種させないのがベストだと思います。