以下は、私がいつもお世話になっている『櫻井証のテーブルトーク sakurai's table talk』のコメント欄に投稿したものですが、例によって岐阜の先生が絡んできました(笑)

結果、私以外の識者達と非常に興味深い議論が展開されましたが、私自身が返信する時間がなく週明け月曜を迎えてしまいました。

週末にブログ更新している時間がなかったこともあり、せっかくなのでこちらにも私の返信内容を残しておきます。

 

 

 

アイヌ民族の権利の保障を求める決議



上は日弁連のサイトですが、

>アイヌコタンの権利、例えば、漁撈・狩猟・採集等を行い、その対象の動植物が生息・生育する自然環境を維持管理する権利や、アイヌ民族の人々が公の場でアイヌ語を使用する権利、アイヌ語教育を受ける権利等を保障する規定は、盛り込まれなかった。

とか書いてあるのを見ると、やっぱり何か狂ってる気がするんですよね。
アイヌ語教育を受ける権利って。
現状、日本国内にアイヌ語の生活圏なんてないと思うんですがね。

前段の自然環境云々も、突き詰めれば土地の管理権を寄越せと言ってるように思えますし、北朝鮮の変な思想が入り込んでる事も踏まえて見ると、非常に不気味です。

あんまり目立ってませんが、ウポポイとかにジャブジャブと公金が投入されたりもしていて、国会議員とかが差別だ何だとバッシングするのを恐れて疑問視すらしてくれないと、法律をたてにやりたい放題になっちゃいますよね。

MoGa

2024-03-03 12:16:08

 

222

>MoGaさん
アイヌ語が復活するように施策することは日本政府の当然の義務です。
世界中にはアイヌ同様、殆ど同化されてしまった少数民族は沢山いて、言語も殆ど失われている例は沢山ありますが、それぞれの政府が復活させるために、数少ない話者を保護して、研究し、それを教育して話者を増やそうとしています。
それが国連を中心にした、日本を含めた各国政府の共通認識になっています。日本だけがやっているわけではありません。
また、消滅危機言語は日本でもアイヌ語だけではありません。
奄美語、八丈語、等多数の言語が、指定されています。
これはUNESCOが客観的、学術的に研究したもので、日本政府はこれらを全て、消滅しないように何らかの手を打たなくてはいけません。
栃木弁だって学術的に独立した言語だとみなされて、消滅の危機にあるとされればUNESCOから勧告が出る可能性はあります。
君達がここでチャチャを入れるような気まぐれでやってるわけではなく、世界的に少数民族を保護し、多様性を維持しようという施策のいっかんです。

yunnkji1789

2024-03-03 14:29:22

 

以下が、私からの岐阜の先生ことyunnkji1789(未だに読み方が不明)氏に対する反論です。

今回は時間もないので、手短にこれだけ載せて記事を締めたいと思います。

 

>yunnkji1789さん

もう既に識者によって議論が尽くされてしまったようですが(笑)
一応私の見解も述べておきます。

>アイヌ語が復活するように施策することは日本政府の当然の義務です。

今の日本は国民主権の国なんですから、義務かどうかを決めるのは国民ですね。

アイヌ語の復活というのが何を指しているのかによりますが、文化や歴史の研究や記録という目的であれば、それは大賛成です。
日本歴史を読み解くためにも必要ですからね。
ある程度の公金を使うのも良いでしょう。

>数少ない話者を保護して、研究し、それを教育して話者を増やそうとしています。

教育というのがそういう意味合いならいいんですが、それだったら「権利」として法制化するような話じゃないですよね。
日弁連の言い草だと、他の皆さんも仰っているような「民族教育」を受ける権利を指してるんじゃないかと思います。
既に同化の進んだアイヌルーツの日本人の子供達に、今さらそんな民族教育を施してどうすんの?、と。

>日本だけがやっているわけではありません。

それぞれの国で事情も背景も違うんですから、そんな事を言ってみても無意味です。

>また、消滅危機言語は日本でもアイヌ語だけではありません。
>奄美語、八丈語、等多数の言語が、指定されています。

それは別に奄美語圏とか八丈語圏とかで分けて民族教育をしようっていう話じゃないでしょう。

>栃木弁だって学術的に独立した言語だとみなされて、消滅の危機にあるとされればUNESCOから勧告が出る可能性はあります。

先生にしては珍しく分かりやすい例えが出ましたね(笑)
ただそれは先程も述べたとおりで、栃木民族特有の権利を求める話とは違うでしょう。

>世界的に少数民族を保護し、多様性を維持

現代のアイヌ人は既に日本に同化され、日本国籍を有して日本人と同等の権利を持ってるんだから、そこからさらに保護ってことになると、血統を護っていくという方向性か、誰もが好き勝手に「俺はアイヌだから保護してくれ!」という状況しか想定されないんですよね。

このような民族主義も思想だけなら多様性として認めるべきなんでしょうが、特に法制化して、これという権利や義務を生み出す話になるなら、法の下の平等とか色んな観点から議論をしていくべきでしょう。

多様性の一言で完結するような話じゃないんですよ。
大人なら、ここはもう少し踏み込んだ思考をしないといけませんね。

 

・・・以上です(笑)

他の識者からの興味深いコメントについては、上のリンク欄から辿って詠んで頂けたらと思います。