財務省の福田事務次官による、テレ朝の「女性記者」に対するセクハラとされる問題。
取材中に無断で録音したという音声は、まあ確かにちょっとアレな言動ですが、なんかブツ切りで、いいように編集されてるんじゃね?という疑惑もあります。
件の女性記者が名乗りを上げない事については、二次被害があったらいけないので、という事で、個人特定されないよう女性側の音声をカットしてるんでしょうけどね。
そのへんの真相はどうだか分かりません、実際、セクハラだったのかもしれませんし。
ただ見ていて思うのは、マスコミが一斉になって福田事務次官を殺しにかかってるな、という事。
この人は既に退職を申し出たようですが、社会人にとって職を追われるという事は、人生終了に等しい場合があります。
それを苦に自殺するような人もいるでしょう。
もちろん、自殺をもって責任無しとしたり、問題を無かった事にするわけにはいけません。
だからと言って、疑惑の段階でここまで社会的に殺しにかかるなんて事が、民主主義や法治国家であっていいんでしょうかね?
野党は例によって、これを与党政権攻撃のネタにして、麻生さんのG20出席を認めなかったり、「Me Too, Me Too」と連呼しながらまた国会審議をサボる算段をしているようです。
Me Tooっていうのは、セクハラなどの問題に皆で声を上げて解決していこう、という運動らしいんですが、直訳すると「私も、私も」ですからね。
野党議員が持ってる「Me Too」のプラカードを日本語訳に直して「私も」という表記になったら、皆思うんじゃないですか?
お前関係なくね?、と。
私は男ですが、セクハラ自体は軽視して良い問題だとは思っていません。
しかし、こう何でもかんでもセクハラと言われたら、もう女性には腫れ物に触るような対応しか出来なくなりますよ。
ハッキリ言えば、それが理由で、私は職場の女性との個人的な付き合いというのは、極力避けてきました。
私と同じようなスタンスの同僚も少なくありません。
まして、福田事務次官の場合は、相手方が申し入れた取材を受けていた最中の話でしょう。
嫌ならやめればいい、と言うのは暴論かもしれませんが、ジャーナリズムがあるなら、実際にセクハラをされた時点で問題化出来た筈です。
と言うか、マスコミ的にそんなおいしいネタは無いと思うんですが。
そのあたり、女性記者から報告を受けた時点で問題化しなかったテレ朝の対応も、一定の批判はあるようですが。
そもそも一度セクハラを受けたというのに、敢えて同じ女性記者がノコノコ取材に赴き、なおかつ自分達から申し入れた取材の場で相手方に無断で録音するとか、少し下衆な勘ぐりをすれば、個人的には後でネタに使うためにわざとセクハラを受けに行ったようにしか思えないんですよ。
既にネット上でも多く出ている意見ですが、これを理由に女性記者とのマンツーマンの取材は受けない、という言われるパターンが多くなるんじゃないですかね?
そんな風になったら、そもそも女性の人権を守るためのMe Tooだか「私も」だか知りませんが、女性の活躍の場を奪うための運動になりかねないですよ。
結局のところ、男性にとっても女性にとっても生きづらい世の中になるんじゃないですかね。
マスコミによる吊し上げのエグさを見ると、なんかそう思えてなりません。
つか、もうちょい他にも報道すべき事があるだろう、と。
こんな風だと、私にはもはやセクシャル・ハラスメントと言うよりは、セクハラ・ハラスメントの問題だと感じてしまいますね。
そんな怒りを覚えたこの週末も、やはりメタルで締めくくるしかないだろ、というわけで待ちに待ったメタルの時間だ!
アメリカのパワーメタルバンド、STEEL PROPHETから、2004年の7作目『Beware』アルバムから4曲目『Leatherette』のオフィシャルビデオです。
結成は1983年と古く、長い活動歴のあるバンドですが、アルバムデビューは1995年とかなり後になっています。
初期2作あたりは、あまり話題にも上りませんでしたが、3作目あたりからIRON MAIDEN、HELLOWEENあたりのスタイルを踏襲しながらも、ダークな作風でオリジナリティを出すようになり、また、音楽性には関係ないものの、黒人ギタリストがいる事でも知られるようになりました。
日本のメタル誌での扱いはすこぶる悪く、紹介した2004年のアルバムは、100点満点中20点がつくという凄まじい評価となりました。
そのアルバムは音質は確かに最悪ですが、私は好きですね。
一時期、ちょっと気分が落ち込んだ時には、上の動画を見て元気を出していました。
個人的に最高傑作だと思うのは、4作目の『Messiah』ですけどね。
この後からバンド運営が難しくなってきたのか、出る作品出る作品のプロダクションが右肩下がりで悪くなっていくんですよ。
曲とかが良いだけに残念ですが、それ以上に2014年を最後に新作が出てこない事に不安を覚えます。
こういうバンドをもっと大事にしたいんですがね。
日本唯一と言って良いメタル誌のburrn!は、この手のものにはどうも辛口で、取り扱うバンド群も私の好みとはかなり外れてきたので、読まなくなってしまったんですよ。
その昔、無いなら自分でやってやろうじゃねえか、とメタル誌を自ら作っていた人がいたんですけどね。
ネット全盛の今、そういう志高い人も少なくなってるんでしょうね・・・