ブラックバード、喘息の発作が中々治らなくて、バタバタが続く我が家。そのため、ブログ、お休みさせていただいてるんですけれども、今朝、目覚めとともに悲しいニュースが。
もう、皆さん、ご存知でしょう、今日は世界中の音楽ファンが涙する日。
3月28日、忘れもしないあの日、ブラックバードとイエロー・マジック・オーケストラを聴いたの。The Tubesの話題になったのが始まり。ブラックバードの大好きなバンドのひとつ、遠くベンチュラ郡まで見に行ったこともあるとか。伝説のグリーク・シアター、The Tubesのオープニングアクトとして登場したYMO、前座バンドによる異例のアンコール逸話を教えてあげて、盛り上がる我が家。全然違う音楽なのにねーと、その奇抜な組み合わせに驚くブラックバード、そうそう、ストリーミングでYMOを聴こう!ってことになって、テクノポリスを聴いたんですよ。こういう不思議って、生きていると体験しますよね、宇宙の力って言うのかな。
こちらの写真は、ロサンゼルスはエル・レイ・シアターでお会いした時のもの。
とっても素敵なコンサートだったの。
翌月、法事で里帰りした我が家、なんと、龍一さんも日本にいた。
ショーの後、お会いした時、
”君たち、ついこないだ会ったとこだよね!”
って、大笑いされて。ブラックバード、今でも覚えてる。龍一さんって、とってもお茶目な人。ポートレートなんかだと、いつもクールな顔してるけど、顔、くしゃくしゃにして笑うんだよね。大好きな音楽に囲まれて、本当に幸せな人生を歩まれたんだと思う。
所属事務所のポータルに掲載された訃報を締めくくる、龍一さんが好まれたという一節。
Ars longa,vita brevis
芸術は長く、人生は短し
そんなことを知る由も無いブラックバードがこう言いました。
BB : “RYUICHIは死んでなんかいないんだよ。彼の音楽がその証だ。あんな音楽を作れる人間は、後にも先にも彼ひとりだ。”
そうね、人間の体には、いつか休む時が来るけれど、魂は永遠だものね。そして、RYUICHI SAKAMOTOが残してくれた美しいあの音楽も。