Pファンク元ネタ特集 ー Birdie, The Brides of Funkenstein | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

散歩時に時々見かけるリモコンの鳥、名付けてサイバード。

 

 

この子が、結構笑わせてくれるんだよね。最初見た時に、鷹匠さんがするように腕を出してみたら、もちろんとまらないんだけど、オーナーに大受け。どうやって操作してるのか知らないけど、この頃、結構低空飛行で近くまで来てくれるんだよね。

 

今朝、お見かけすると、オーナーさん、サイバードを手に持っている様子、電池切れ? それを見てブラックバード、

 

”A bird in the hand is worth two in the bush って知ってる?“

 

と尋ねます。

 

もちろんですよ、こちらです。

 

 

はぁー?と言う顔つきで、Mrs.が何を歌ったかわからないブラックバード、え、自分ちの曲じゃん。

 

Mrs.: ”ブライズだよ、ブライズ!“

 

あぁ、そうかと言う顔つきになるブラックバード。そういえば、そんな歌詞だったっけなどと、まぁ、本人なんて、結構こんなもんでしょう。

 

え、でも、確かBushが先では?帰宅後、確認してみると:

 

Dance with love, I wanna dance with love.
A bird in the hand is worth two in the bush when the dance is love.
Dance with love, I wanna dance with love
A bird in the bush is worth two in the hand when the dance is love.

 

愛を込めて踊るのよ、愛いっぱいのダンスがしたいわ。

ダンスが愛だとしたら、手の中の一羽の鳥は、藪の中の二羽より値打ちがあるわ。

愛のあるダンス、愛に包まれて踊りたいわ。

ダンスが愛だからこそ、藪の中の一羽の鳥は、手の中の二羽より価値があるのよ。

 

Birdie - The Brides of Funkenstein

<日本語訳:Mrs. McKnight>

 

おお、そういうことか、諺そのままと、ひっくり返りバージョンの両方だったんだ。

 

”A bird in the hand is worth two in the bush”、まぁ、意味は読んで字のごとくですが、今、手の中にある一羽の鳥は、わざわざ藪まで出向いて捕獲する二羽の鳥と同じ価値がある。藪に行ったからと言って、必ずしも鳥を捕まえることができるとは限りません。つまり、リスクを冒してまで、今より多くのものを求めるな、現状で満足しろという戒めですね。確かにそれは一理ある場合も多く、もっと、もっとと、今、自分に与えられた幸せに気づかないのは悲しいことです。

 

一方、リン姐さんとドーン姐さんが力強く歌う、”A bird in the bush is worth two in the hand”。そこはPファンクですからね、言い間違いとか、面白いからひっくり返してみたとかって訳ではなさそう。藪の中の鳥とは、全く未知のもの。たとえ手の中に二羽持っていたとしても、本当にそれで良いのか。これはチャレンジしてみなければわからない、リスクを恐れて現状で満足していては、人間、決して成長できないというメッセージではないのかなって、Mrs.、勝手に想像する。

 

でも、多分、それで当たっていると思うんだよね、だって、他ならぬPファンクだもん。もう、半世紀近く前のこの名曲、今度、姐さん方にお会いしたら、その裏話、聞いてみたいね。


さて、本日ご紹介するのは初挑戦のパイ。



毎度おなじみ、オートフラワーとアーモンドプードルのミックスで台を焼き、フィリングはつぶしたバナナとアーモンドプードル、甘みはメープルシロップ。たまたまお見かけしたごんぎつねのご近所さんにもおすそ分けすると、めちゃめちゃおいしかったってテキストが来た。この台ならキッシュにもいける、いろいろ応用できそう。