良いファンクギターを弾く秘訣 ー ギター・ワールド・インタビュー | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

この世の中にありそうでないもの、それは近道。こっちが近いと思って行けば、すごい坂道だったり、泥道だったり、封鎖されていたり。そう、それが人生。


だから、もちろん、”ここさえ抑えればファンクギターなんて完璧“... なんてなコツなど、どこにもないんですが、良いファンクギターを弾く秘訣はと聞かれたブラックバードの答えはこちら。


“Dude, I keep it simple: play hard, play loud, and mean that shit. When you play, you better hit it like you mean it. It's as easy as if it moves me; then I like it. I don't care if it's jazz, funk, rock, acid, whatever you call it; if there's a spot in there for me to get in, and dig in on the groove, then I am all about it.


(よし、簡潔に言おう。ハードに、大音量で、そして本気で弾くんだ。ギターを弾くときは、全身全霊をかけなきゃいけない。自分を突き動かすことができるかどうか、単純なことだ。それでいいんだよ。それが、ジャズであろうと、ファンクであろうと、ロックであろうと、アシッドであろうと、呼び名なんて何だっていい。もしそこに僕のはまれる場所があるならば、そしてそのグループが心地よいものであるならば、僕はそこで弾くだけだ。)


“But with funk, I can totally express myself and what I feel through my music, so that's the spot where I'm putting my soul into it most. As far as the secret, well, you better play it like you mean it; otherwise, it ain't gonna hit anyone in the gut like you want it to.”


(ファンクの場合、自分自身を、そして自分自身の感情を、自分自身の音楽で全て表現することができる。だからファンクは、僕がもっとも自分の魂を注ぎ込むことができる場所なんだ。秘訣なぁ、自分がこうだと信じる通りに弾くことかな。そうでなければ、自分の思いは誰の魂にも届かないからね。)

 

Article from  www.guitarworld.com

<日本語訳:Mrs. McKnight>

 

 

ちょうどこのブログを書きかけていたMrs.、今朝、ブラックバードがこう叫ぶのを聞いて、吹き出しちゃったんですよ。


“Kick it like you mean it (全身全霊をかけて蹴るんだ)!!!!!!”


我が家、普段、サッカーを見る事はほとんどないんですけれども、サムライブルーが登場する本日は、当然、すべてのルーティーンを変更して観戦。ルールとか、あんまりよくわかってないんだけど、複雑なスポーツではないので、ついていきやすいです。あっという間に熱くなるブラックバード。


“Play hard, play loud, and mean that shit”


それはファンクギターだけじゃない。スポーツでも、勉強でも、仕事でも、人生全てにおいて言えること。美しく輝いている人は、感動を与えてくれる人は、自分の人生を変えてくれた人は、必ずしもスーパースターばかりではなくて、皆、当たり前のように努力できる人。人間、生きていれば、いろんなことに挑戦し続けている。行く道には、たくさんの壁が立ちはだかっている。だから私たちは感動する。結果がどうであれ、自分の目標に向かって突き進むその美しい姿に。


これにてギター・ワールド・インタビューの翻訳版は終了。皆さん、長い間お付き合いいただいてありがとうございました。


そして、最後にご紹介するのは、もうずっと前に作ったサングリア、Mrs.にとっては、もう半年ぶり位の晩酌。



オレンジやリンゴの輪切りに、ワインを注ぐだけ。ちょうどいい大きさのボトルで漬け込むと、そのままサーブできる。どこまでも簡素化の我が家。