ギター・ワールド・インタビューの翻訳版をお届けしている我が家のブログ、いかにもブラックバードらしいこの回答をご紹介しましょう。
“The way I've always looked at it is that if I had to play with the Red Hot Chili Peppers, meaning if I had to play with those guys, then I would have rather changed the name of the band to something else. I felt that way because it wasn't the Red Hot Chili Peppers with me in the band.
(もし僕がチリ・ペッパーズとプレイするとしたら、つまり彼らとプレイするとしたら、そうだな、僕だったらバンド名を別のものにしただろうな。だって僕がメンバーだったら、それはもうRed Hot Chili Peppersじゃないんだ。)
“When I played in the band, I played in my style; I didn't play like Hillel Slovak. Of course, when it comes to the chords and the structures of the songs, sure, I tried to come as close as I possibly could.
(あのバンドでプレイしていた時、僕は自分のスタイルを貫いた。僕はヒレル・スロヴァクのようには弾かない。もちろんコードや曲の構成なんかは、出来る限り忠実に再現するよう努めたけどね。)
“But when it comes to the soul of guitar, Hillel and I are two different beings with two different frames of mind. For example, one time, we were playing a song live – I don't remember which one - and at the end of the song, Flea came over to me and said, ‘Hillel didn't play it like that.’ All I could say to that was, ‘Sorry. Hillel is not here.’ So, there's your chemistry; that's what it was like.”
(でもギターに込められた魂と言う点では、ヒレルと僕は二つの違う心を持った、二人の違う人間なんだ。こんなことがあったよ、ある時、僕たちはライブで演奏していた。どのショーだったかは覚えてないけど、曲の終わりにフリーが来て言ったのさ、“ヒレルはそんな風には弾かなかった。”ってね。“悪いが、ヒレルはここにはいないんだ。”、僕に言えたのはそれだけだ。それがその時、バンドが置かれた状況だったのさ。)
Article from www.guitarworld.com
<日本語訳:Mrs. McKnight>
社会の一員として生きていると、引いたり、折れたり、犠牲にならなければならない場面が多々あります。思い通りにならない時、子供であれば駄々をこねたり、泣き叫んだりもできるんですけれども、成長した大人であればそんなことはできません。
そんな時、進む道は3つ。1つ目は妥協して相手に合わせる。2つ目は話し合いや交渉などで、お互い少しずつ譲って妥協点を見つける。最後は自分を貫く。ただ無人島に1人で住んででもいない限り、ほとんどの場合は1か2が落としどころとなるでしょう。どうしても譲れない物と言うのは、自分以外誰にもわからない。ブラックバードにとってそれは、自分のプレースタイル、それこそが自分が一番無くしたくないものだったわけなんですよ。
さて、話変わって我が家のテーブル、こちらは少し前に焼いたドーナツ。
オートミールを使って、オーブンで焼いたら、普通のクッキーに見える。オールドファッションのつもりだったんだけど、小さすぎたよね。中はふわっとしてドーナツなんだけど・・・。
インタビュー記事のご紹介は、まだまだ始まったばかり。次回をお楽しみに。