パロディな関係のエピソード | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

我が家のレモン、もう何百と花をつけてるの。本当は少し摘んだほうが大きな実がなるんだろうけれども、最初のお花なのでそのままにしてます。こちらは2-3週間前の写真。

 

 

ものすごくいい匂いがします。それに惹かれて、ミツバチ、蝶々、ハミングバードなど、入れ替わり立ち替わりやって来る賑やかな我が家。今もまだお花咲いてるけど、実も大きくなってきました。

 

 

実が結び始めたところ。

 

 

レモンってとってもゆっくり育つ。鉢も大きくしたし、ますます楽しみです。

 

さて、前回のブログで、ブラックバードとジョージの関係がパロディみたいって話をしましたが、この二人、色々、笑えるエピソードがあるんですよ。まぁ、本人たちは、笑いを取るつもりではやっていないんですけども・・・。本日はそのうちの1つをご紹介しましょう。

 

あるライブの最中、ブラックバードのところまでやってきたジョージ、あれやこれや身振りで指示を出しています。よく見るシーンですね。

 

ブラックバード、Pファンクの音楽監督を仰せつかっていただけのことはあって、ジョージとは阿吽の呼吸、目を合わせるだけで彼の意向を読み取れたりするんですけれども、その時はジョージ、なんか、ずっとやってるですよね。そのうちブラックバード、なんと、切れちゃったんでしょうか、ギターを肩から降ろし、がしっとネックを鷲掴みにすると、無言でジョージの目の前に突き出しました。

 

時間が止まるってこういうことを言うんですよね、もしも漫画のような吹き出しをつけるとすれば、こんな感じ?

 

BB:”じゃ、やって見せろよ。”

 

息を呑むバンドの面々と超本気でやっているブラックバード、観客も気づき始めます。

 

みんなの視線がこの二人に注がれる中、凍りついた空気を解かしてくれたのは、もちろんジョージ・クリントン、お腹を抱えて、ほんと愉快そうに笑い出しました。やはり大物です。おかげさまで丸く収まるステージ、何事もなかったかのようにショーは進行していきました。さすがジョージ、ブラックバードの性格をよく知っていますよね。

 

ショーの後、肝を冷やした面々から話を振られたブラックバード、すました顔で答えます。

 

BB:”そんな気に入らないんだったら、自分で弾きゃいいじゃん。”

 

いや、そんな、ギタリストはお前だろってツッコミたくなりますが、恐るべし、苦境の時代を共に乗り越えてきた、ブラザーの絆ってやつがここにあります。