自宅待機 バーチャル・パーティー | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

1月と言えばNAMMショーの季節ですが、この外出規制のご時世です、バーチャルで実施されるとのことで、エンドースメント契約のある会社のため、ビデオメッセージ作成に勤しむブラックバード。

 

NAMMショーと言えば、過去のブログでもご紹介している通り、ミュージシャン連中が一斉に子供に戻る一大イベント。普段奥様のお付き合いで買い物に出られた日にゃ、もう、疲れただの、お腹空いただの、1時間に1回はお茶やご飯で休憩を要する男どもが、1日ストレートで広い会場を行ったり来たりした上、終了後には日中集めた情報を元に、アナハイムから遠く離れたクラブで開催されるライブにまで足を運ぶ。はい、もちろん、ブラックバードのことです。

 

でもここ数年、我が家、NAMMから遠ざかっていたんですよね。去年はブラックバード、ちょっと具合悪くて欠席、その前はソウルトレインクルーズと重なったので、Pファンク全員が不参加、え、あれ、もう、そんな前の話なのか、楽しかったなぁ。

 

 

 

改めてアルバムを眺めてみると、Mrs.、食べてる写真ばっかりです。ま、クルーズって、そんなもんですよね。で、その前の年は珍しくPファンク、ライブのお仕事があったので1日だけの参加、そして今年はバーチャル開催。なんか、こう、少しずつ、NAMM無しの1月に慣れて来てる感じがします。

 

このパンデミックで大きな打撃を受けたビジネスが多々ある一方で、需要が爆発して一気に業績を上げる会社もあります。ビデオ会議のプラットフォームを提供する会社もその一つですね。先日、ダニーのバースデーなので、ビデオパーティーに参加してとのメッセージが届きました、名案です。去年、外出規制が功を奏して、ケース数が少し収まっていた頃、フリーの奥様メロディーから、彼のバースデーに少人数でサプライズ・パーティーをするから参加してとお誘いいただいたんですよ。あの頃は確かカリフォルニア、プライベートの集まりは屋外で15人くらいまではOKだったように記憶します。お祝い事を断るのはとても辛かったのですが、ブラックバード、喘息持ちです、家から一歩も出ないようにしていますので、その旨ご説明してお断りしたのですが、ビデオパーティーなら、そんな心配ご無用。その上、普段だったら参加できないような長距離にいる面々まで参加できる利点付き。バースデーケーキのご相伴には預かれませんが、そこは、まぁ、各自用意するということで・・・。指定されたプラットフォームはZOOMです。インタビューや講演会などで利用したことがありますので勘所のある我が家、参加しましょう。

 

こういう時も時間厳守のブラックバード、開始時間の5分前から待機しますが、開始時刻になってもまだビデオパーティーは始まりません。5分経ちましたが始まりません。ちゃんとできているのか、ちょっと心配になるMrs.にブラックバードが言います。

 

BB:”ハニー、何言ってんだよ、Pファンクだぜ。誰が時間通りに行動するんだ?”

 

おおおお、さすがPファンク・ベテラン、そうだった、そうだった。

 

そしてパーティーが始まり、みんなが勝手気儘に喋り倒す中、大人しく聞いている我が家。ベニーがコメントに書き込みをしました。

 
BC:”俺さぁ、ZOOM、勉強中なんだよなぁ、(上手くできてないけど)我慢してくれよ。”

 

は、は、は、その通り、若い子達は新しいテクノロジーも、マニュアル一つ無しに使いこなしますが、シニアチームはそうは行きません。その内、グレッグも参加してきましたが、名前が出るだけで顔は写っていません。寝起きなのか、何なのか、カメラのレンズを覆っているんだなぁと思っていた我が家、パーティー後、電話して来た彼が言いました。

 

GT:"どうもマイクが上手くいかなくてさ、俺の声が届いてないんだよなぁ。”

 

グレッグ、音声どころか、顔も写ってなかったよ。他の連中の事を笑ってる我が家も、自分達では気づかない不備があったかも知れません。こんなシニアチームがビデオ会議に慣れる頃には、パンデミックも終わってくれているといいのにね。