自宅待機 ブラックバードからのアドバイス | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

自宅待機の様子をお届けしている我が家のブログ。こんな時ですからね、落ち込むのでは無く、楽しく過ごしたいとの思いがありますから、こちらの様子、読者の皆さんには何となく楽しそうに映るかも知れませんが、事態は深刻だって事をお伝えしたいんです。メディアは大げさな報道をすることが多いですが、今回ばかりはそうとも限らないと思うの。と言うのは、毎年、インフルエンザが猛威を振るうけど、自分の知っている人が亡くなったって話は聞いたことありません。でも新型コロナは違います。幾つもの悲しいニュースが届いています。マイルス・エレクトリック・バンドのトランペット奏者、ウォレス・ルーニーもその一人です。だから、インフルエンザと似たようなものっていう解釈は違うとわかるんです。
 
患者数増加のスピードが早すぎて、医療体制が追いつきません。ガウンやマスク、グローブなどは使い回し、やっとこさミリオン単位のマスクが供給されるようになりましたが、1ミリオンのマスクなんて、通常の規則通り患者ごとで取り替えていたら、あっという間になくなっちゃう。人工呼吸器の生産が追い付かないので、現場は戦場状態、重体患者では無く、より回復見込みのある患者に人工呼吸器を回すと言う判断をせざるを得ないそうです。遺体を保管する場所が無くなってしまったため、病院の外には冷蔵コンテナが並びます。最期に立ち会うこともできず、またお葬式もできない家族達。悲し過ぎます。
 
ここカリフォルニアでは、自宅待機令にもかかわらずビーチや公園に出かける人達もいましたが、今では全て閉鎖。でもね、一般的な州民は、みんなきちんと自宅待機しているんですよ。社会的距離が本当にウィルス拡大のスピードを遅らせるのかどうかの議論なんて、今、やってる場合じゃない。ドクターやナース、警官や救急隊員達の間に被害が広がる中、家に帰るとウィルスを持ち帰る危険があるので、ホテルに泊まり込んだり、病院近くのアパートを借りたり、家族に会えない日々が続いている人もたくさんいます。現場からの悲痛な声が聞こえて来ます、”頼むから、家に居て!”。
 
そんな中、子供達が笑顔を運んでくれます。イタリア発のムーブメント、窓を飾る虹の絵です。
 
AP Photo/Alessandra Tarantin
 
AP通信によると、このスローガン、"Everything is gonna be all right (全て良くなるよ)"って意味なんだって。流石だ、こんな時、ラテン気質が世界を救う。
 
ブラックバードも参加してみました。
 
 
ご近所さんがドアの外に置いて行ってくれたお花が、気分を盛り上げてくれる我が家。家の中にもレインボー。
 
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アボガドもいただきました。
 
 
いただいた時には緑で固いのですが、しばらくすると色が濃くなって食べ頃に。1週間に1回収穫して届けて下さるので、いつも、いい加減に熟したものがいただけます。
 
グリル・サーモンのタコス。
 
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ワカモレ&チップス
 
 
家にいても、色んな人の優しさに触れる機会は沢山あるし、人生を楽しむ事だってできる。お花見なんて、毎年やってるじゃん。今年はちょっと工夫がいるけど、家の中にいても季節や自然を楽しむことはできる。日本の都市部は人口の密集地帯。日本では緊急事態宣言が出ても、外出規制の強制はできないと聞いたけど、皆さん、どうか事態を深刻に受け止めて下さい。ファンカティア達がまた一同に会してグルーブ出来る日が、また来ますからね。