パンク化するPファンクの会場 | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

西海岸でのライブ、時差があるので、東海岸のファンカティア達は午前様状態。バークレーのライブ放送では、日本の懐かしいファンカティア達の名前、コメントでお見かけしましたが、あれは、午後一番くらい?みんなPファンクのライブを見るための時間調整に余念無しです。

 

さて、そのバークレー。この日のオーディエンスの熱狂振りはすごかった。Pファンクって、本来、本当にいろんなレパートリーがあって、もう濃厚ファンクのごった煮なんだけど、最近、孫子の代で構成された3GPなるバンドまで登場するもんだから、もう、本当に、なんでも来いの会場。ギャングスタ・ラップから、バラードまで、何を出しても乗りまくる。しまいにはモッシュ・ピットまで登場する始末。

 

モッシュ・ピットについては以前のブログでご紹介しましたが、パンクのライブ会場で、オーディエンスが走り回ったり、体当たりしたりするアクティビティの事。彼ら、全く、ステージは見てないんだけど、そう言う楽しみ方です。ファンクとパンク、言葉の響きは似ているけど、全く違う音楽。Pファンクのライブでモッシュ・ピットを見るなんて、初めてじゃないかな。フィッシュボーンと一緒の時は、彼らのセットには結構つきものだけどね。

 

寡黙に弾き続けるブラックバードをツンツンとつついたジョージ。会場の一角を指差します。

 

GC:"見ろよ、あれ。モッシュ・ピットだぜ。俺も行こうかなぁ。”

 

パパ、元気です。

 

そう言えば、先日フリーと一緒のパネルディスカッションの後、バックステージに挨拶に行ったんですよ。狭い楽屋、ごった返していたので、ささっとハグして出て来ようとする我が家だったんですが、ジョージ、なんと、Mrs.をハグし、軽々しく持ち上げました。こんな感じ。

 

 

もちろんこれは我が家のウェディングフォトなのですが、まさしく、これ状態ですよ。

 

Mrs.:”ダメだよ、パパ、腰悪いのに大事にしなきゃ!”

 

Mrs.がいくら痩せたと言っても、一応は大人サイズです。いつまで経っても子供と思っているMrs.に怒られ、ニコニコ顔のパパ(そもそも、初対面の時も、別にもう、子供ではなかったんだけど・・・)。これが、あの、チリ・ペッパーズからPファンクの環太平洋ツアーにかけて、腰痛で何度も救急室に駆け込んだ親父と同一人物とは思えません。我が家、ずっと、カイロや鍼を勧めていたんですが、東京滞在中に鍼治療してもらって随分良くなったみたいです。アメリカに戻ってからも続けてるのかな?

 

最終日のサン・ルイ・オビスポ、我が家が通うシカモア温泉のある町ですが、ここではアトミック・ドッグで会場になだれ込んでいました。誰かのコメント、

 

”ジョージ、若くなってるんじゃねーか。”

 

うん、その通り。引退も先延ばしになってるし、ファンカティアにとっては朗報です。