本日、ブラックバードを空港まで送って行ったMrs.、明日、アトランタから2時間ほどの町でライブなんですよ。ええ、もちろん、Pファンクの・・・。思えば、ジョージの引退発表は、”ツアーからの”と言う但し書き付きでした。このお仕事、1日だけのショーなので、ツアーではありません。となると、”Retirement Fraud”でも無いのかな。しかも、すでにチケット情報が出ているようなんで書きますが、11月以降にもいくつかショーがブックされています。
なんか、やっぱり感が漂うジョージ・クリントン・・・。いいんですよ、ファンカティアにとっては。やっとまとまったオフで(そう、あくまでもオフ)、自分のトラック製作に取り掛かろうと思っていたブラックバードにとっては、”ええええええ!!!!もう復活しちゃったのか!!!!!”って感じかもしれませんけれどもね。
以前、ご紹介したギターマガジンのインタビュー。
https://ameblo.jp/blackbyrdmcknight/entry-12493648443.html
雑誌を購入して下さった方はすでにご存知のことですが、この日、ジャーナリストのEisuke Sato氏から、とってもタイムリーな質問がありました。それはもう、ファンカティアの間では、挨拶代りになってしまったこの一文。
ES:”ジョージは本当に引退してしまうのでしょうか?”
それに対してブラックバードはこう答えました。以下、ギターマガジン2019年8月号より抜粋させていただきます。
BB:”その質問にはふたつの答えがある。彼の答えとしては”イエス”、僕の答えとしては”ノー”だ。”引退”というのはトドメを刺す言葉で、本当のところはシンプルにショウやタスクからの休養が必要なんだ。だから”引退”とは言ったものの、いずれ戻ってくるだろうね。だから長期的な目で見れば”ノー”じゃないかな?”
おお、今、改めて読んでみると、なんてはっきり答えているんでしょう、ブラックバード。内輪の人間がこんなこと言うと、みんな、期待しちゃうじゃないですか。と言うか、もう、その通りになっているんですけれども・・・。
しかし、こうやって読み返してみると、長い付き合いというのは恐ろしいものです。まるで兄弟みたいに相手のことがわかっているじゃありませんか。逆もこうなんだろうなと思うと、ジョージがいつもブラックバードの拘りに付き合ってくれる理由が、とっても良くわかります。
こちら、もう40年になろうという長い付き合いの3名。
真ん中にいるのがアーチー・アイビー。レコードのクレジット等で名前をご存知の方も多いでしょう。ギターマガジンのインタビューに限らず、ブラックバードのPファンク加入エピソードには、必ずこの名前が出てくる。そう、彼と一緒にジャムをしたのが、ブラックバード、ファンカティアへの道の始まりだったんですよね。