ジョージ・クリントン・フェアウェル・ツアー9 | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

ジョージのフェアウェル・ツアー、終わったのか・・・。よくわからないまま、ただ今、休暇中のブラックバード。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Happy Hour #happyhour #twodrinksforme #blackbyrdmcknight

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お気に入りのマリーナ席でハッピーアワー。ブラックバードはピニャ・コラーダ、Mrs.はサングリア。イカリングフライ、こちらではカラマリと言いますね、マグロたっぷりのポキ・ナッチョ、そして骨なしの韓国風手羽を平らげます。追加オーダーを目論んでいたけど、お腹いっぱいになっちゃいました。

 

 

Pファンクがフロリダ・ツアー中、史上最大と言われるカテゴリー5の台風がアメリカ東海岸に向かっていました。バハマが壊滅的な被害を受けたことは、皆さんもニュースでお聞き及びかもしれません。日本も台風の通り道にありますが、カリブからアメリカ東海岸も同じです。オーランドでのショーは、Pファンクに限らず、他にも多くのイベントがキャンセルになりました。台風の多い地域の人達は、慣れてしまって、避難が遅れたり、避難しなかったりすることが、被害を大きくしているのでしょう。でも台風の規模は、もう、今までの物差しでは測れないくらい激しいものになっています。カテゴリー5なんて、今まで聞いたことありません。台風、竜巻、津波など、今まで経験したこともない地域を襲うことも珍しくなくなって来ました。世界中の被災地の皆様の、1日も早い復興をお祈りするとともに、この美しい地球を守るため、些細なことであっても、一個人に出来ることは、進んで実行していかなければと改めて思います。

 

フェアウェル・ツアーのエピソード、便宜上、ここでは千秋楽と呼びましょうか、9月1日はニューオリンズでのライブ。終了後、会場内のバーに出没したブラックバード、チキンウィングを買いたかったんだって。そこでブラックバードに気付いたカップルが声を掛けてくれました。すごくいいショーだった、ジョージが引退してしまうなんて・・・と涙ぐむファンカティアにブラックバード言います。

 

BB:”泣く事なんて無いよ。まだ、ショー、あるからさ。”

 

え、本当?と顔を上げる彼女。急にまた笑顔になりました。

 

その言葉通り、コロラドはテルライドで開催されるブルース・フェスティバルへの出演が決まったGeorge Clinton & Parliament/Funkadelic。このライブ、元々最終日のヘッドライナーにはグレートフル・デッドのベーシストを予定していた様なのですが、腰の手術を受け、まだ無理はできない状態なのでしょう、彼の出演はキャンセルとなり、ジョージに声がかかったという経緯なのです。

 

今度はまた、このショーが千秋楽という事になるのでしょうか?ま、ファンク・ファンとしては、これを永遠に繰り返してくれてもいいんですけれどもね。

 

さて、そんな中、タイトルは引き続きフェアウェル・ツアーのレポート。お付き合い下さい。

 

移動後、ホテルに立ち寄らず、直接会場入りしたある日のこと。バスのカーゴから荷物を出し、ステージ衣装を用意しているブランディがいました。たくさんあるので、かなり散らかっています。フィッシュネットのタイツを手にして、もう、捨てなきゃと言いました。

 

Mrs.:”ダメだよ、捨てちゃ!ね、ハニー?”

 

BB:”ああ、これからだよ!”

 

我が家のブログ、ベテラン読者の方達は、あ、”フィッシュネット事件”だなとピンと来ましたよね。ブランディは”フィッシュネット事件”など知るはずもありませんが、我が家が楽しそうに大笑いしているのにつられて笑っています。

 

Mrs.:”ノー、ブランディ!ジョークじゃ無いのよ。本当の話。ブラックバード、元祖フィッシュネットなんだよ。”

 

笑って我が家との会話を楽しんでくれるブランディですが、やっぱ、まだ、通じていません。

 

Mrs.:”ブラックバードがブライズん時、フィッシュネットはいてプレイしてたの、知らない?”

 

ここに来て、ブランディ、やっとなんの話かわかって来たのか、お腹を抱えて大笑いです。

 

BS:”えー!!!!!何、それ?可笑しい!!!!”

 

ここでフィッシュネット大先輩のブラックバードの登場です。

 

BB:”ブライズの頃さ、メンバーの女の子がフィッシュネット、穴が空いちゃったって言って捨てたんだ。それを貰い受けて、もっと沢山穴を空けたら、いい具合にステージ向けになってさ。それを履いて登場したら、みんな、びっくり仰天しちゃって、ショーどころじゃなかったんだ。今でも語り草だよ。”

 

やっと全景が見えたブランディ、地面に転がって大笑いしていました。今、トラファエルがアンダーウェアで登場して大受けしていますが、約40年前におんなじ様な事をやっていた若者がいたんですね。恐るべしPファンク・・・。

 

バスに戻ると、珍しい事にジョージがいました。どうやら、みんなとつるみたかったみたいです。

 

BB:”今さ、ブランディにフィッシュネットの話したら、大笑いしてたよ。どっかに写真無いかな?”

 

ジョージ、もちろん、”フィッシュネット”と言う言葉だけで、何の話かバッチリ通じています。

 

GC:”あるよ、どっかに。俺、持ってるよ。”

 

みんながいつか見たいと切望するブラックバードのフィッシュネット姿の写真、パパG、見つけて欲しいものです。