ロサンゼルス・スポーツ・シーン | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

ロサンゼルスでは、スポーツが旬。

バスケットボールのレギュラーシーズンが終わり、レイカーズのみならず新鋭のクリッパーズもプレーオフに進出。このクリッパーズが相当面白いチームで、最後の最後でゲームをひっくり返すことを十八番としている。マイケル・ジョーダンと並ぶほどのコマーシャル契約を持つブレイク・グリフィンと、バスケットボールIQの高さに定評のあるクリス・ポールを中心に、若手からベテランまで、兄弟のような仲の良さを売りに、いいゲームを見せてくれる。

プラス、ホッケーのキングスもプレーオフに進んだため、彼らの本拠地ステープルズセンターの儲けること、儲けること。

またアメリカの国民的スポーツ野球熱も復活。マジック・ジョンソンがドジャースを買収し、レイカーズの人気の陰に忘れ去られていたドジャースが一気に盛り返して来たからです。ドリームチーム、レイカーズを引退後も故郷に帰ることなく、ロサンゼルスで活動を続けるマジック。彼の人気は、ここロサンゼルスでは相当なものです。

ちなみに彼はPファンクがお好きなようで、一度ライブでお会いしたことがあります。

なぜかフットボールチームが定着しないロサンゼルスに、彼がチームを設立するという話などもありましたが、ひとまずはドジャース人気の復活に一役も二役も買ったようです。

ということで近頃やけに野球の放送があります。

今の日本ではサッカーなどにも人気が移っているようですが、Mrs.が日本にいた頃、野球は国民的スポーツでした。関西ではもちろん阪神タイガース一色。

アメリカから渡ってきたスポーツですから、その用語ももちろん英語が多いのですが、ちょっと笑える用語があるので、今日はそのお話を。

夏の風物詩はビアガーデンかナイター中継か。

はい、そのナイター。これは日本の野球用語ですね。Singは歌う、それにerが続くことで歌う人、すなわちシンガーになる、この英語のルールについては皆さん、よくご存知ですよね。その理屈で行くと、夜にerをつけるとどうなるのか?

英語ではNight Gameと呼びます。

ただNighterと言う言葉、無くも無いんですよね。夜に開催されるイベントのことをナイターと呼ぶことがあります。なのでナイターと言っても、ちょっとしゃれた英語を知っている日本人と言う評判を得ることができるかもしれません。

続いてセィフティバント。

私たち日本人は、まるで条件反射の様にその意味するところがわかるのですが、アメリカでは通じません。セーフになるバントだからという意味なのでしょう。よくできた言葉ですね。アメリカでも足の速い選手がセィフティバントを試みることは多くありますが、これと言った言葉は無いようですね。ヒットと呼ばれているようです。

デッドボールなんて最高ですね。日本語では死球、そのまま訳して呼んでいるのでしょう。これも特に言葉は無く、”Pitcher hit him!”など、文章になってしまいます。

相手をやじるときにピッチャーノーコンなんて言うのを聞いたことがあるでしょう。ノーコンとは、おそらくノーコントロールの省略形だと思うのですが、面白い使い方です。仕事などで管理がきちんと出来ていなかった時、ノーコントロールという言葉を使う人を見かけます。同じことを言いたい時、アメリカではやはり文章になってしまうかしら。

ゲッツー、いかにも造語っぽいけど、これはこちらでも通じます。英語にすると明らか。“Get two”、そのまんまだったんですね。

スポーツ用語を研究するのもいい英語の勉強になるかもしれません。