最近、『袖振り合う』より心持ち濃い程度に
付き合いのある人を見ていて思ったこと。
↑まぁ、ちょっとした知り合い程度の仲ってことを言いたい
この人物をAさんとしよう。
Aさんの生年月日を入手していないから
実際の命式は分からないが、
考え方や行動が
THE 偏官
【偏官】は
自分自身と同じ陰陽で
自分自身を剋する五行が
環境にあるときに出てくる通変星。
つまり自分自身が壬（水+）なら
環境に戊（土+）があるときに
偏官が出てくる。
【偏官】の性質は
個の攻撃本能。
攻撃とは他人を痛めつけることではなく
現状を打ち破り、新たな状態へと
変革をもたらしたいという性質。
自分自身と同じ陰陽を
環境に備えているので
自分以外には意識が向かず
孤軍奮闘するような感じ。
孤軍奮闘でも現状打破していくので
通変星のなかでは
かなりパワフルな星になる。
男性で【偏官】が強いと暴力的になるとも
言われているよ
Aさんは今の介護サービスのあり方に
絶大なる不満を抱いており、
理想の介護サービスを構築すべく
まさに孤軍奮闘していらっしゃる
（Aさんが）オカシイ！！と思えば
役場に出向き、福祉課に噛みつく。
（武勇伝的に聞かされた
）
困っている利用者のために
自分の生活を投げうって
朝から晩まで文字通り
走り回っている
Aさんの口癖は
「私がなんとかしてあげるから！！」
とにかく、自分が動いて
自分が不条理だと思う現状を打破し
不条理の渦中にいる人たちを
救い出したい！！
おそらく、その一心で活動されている。
だが、しかし！！
Aさんには敵が多い
自分の理想を現実にするために
行動を起こす。
それはとても勇気がいるし、
エネルギーもいる。
偏官はその勇気とエネルギーを持ち合わせている
なぜ、勇気とエネルギーがいるのか。
自分の理想を現実にするために
行動を起こすということは
現状で物事を運営している人たちの
その現状を変化させるということだからだ。
社会が自分一人で成り立っているのであれば
何がどう変わろうと
変化したことに対して
自分が適応すればよいのだから
お好きにどうぞ、というところ。
しかし、社会というものは
自分以外の多数の人たちが
不文律と明文化のルールに従って
生活を運営している。
自分の理想を現実にするということは
そのルールをぶっ壊すことであり
そうなると抵抗と反発は必至。
それを受けて立つのだから
勇気とエネルギーが必要。
Aさんはそれを真正面からやっている。
そりゃ、敵も増えるよな、、、
【偏官】は四柱推命では凶星といわれたりする。
Aさん見てると、
たしかにしんどいわ、、、と思う。
凶星と言われても
私は【偏官】という星も大好きだ。
誰かのために
莫大なエネルギーと勇気を発動させられる。
今どき、自己犠牲精神なんて
流行らないけど、
それでもAさんの
生活を投げうって人を助けようとする
その行動に勇気づけられて
本当に生きていける人たちも
少しだけど確かにいる。
1人の手で救える人は多くない。
だから、【偏官】は使い方を間違えると
やっぱりしんどいと思うけど、
上手に使いこなせたら
そのエネルギーと勇気は
新しい未来を作ることができると思うんだよね
静かな朝焼け。
新しい1日が始まるよ！
