エアコンのない宿 蓼科高原 | Music and others

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短い夏休みの小旅行に妻と二人で蓼科高原に出かけて来ました。 
 
残念ながら、台風20号の影響で中央自動車道では行き帰りに土砂降りの雨に見舞われました。
50kmの速度制限がかかる中、久しぶりに運転しながら、恐怖感を覚えました。 ウィンドウの外の景色が全く見えない状況に、路肩にパーキングしたくなる衝動を感じました。
談合坂PAを出た直後でしたから、本当にビックリしました。10分足らずの出来事ではありましたが、体感的には30分位続いた感覚でした。
合計2日間、晴れ間を観ることはなく終始曇り時々雨、ところにより土砂降りと言った恵まれない旅となりました。
 
Google Map 0823
 
 
23&24日の前後は素晴らしい天気だったので、どちらが雨男?雨女か??口論にはなりませんでしたが・・・・リベンジは紅葉の季節に果たすことにしました。
 
企業の保養所、周辺で目立った名前はトヨタ系企業でした。さすがは1兆円レベルの企業ですね!
後は個人で所有される別荘の分譲・管理を行うための㈱蓼科ヴィレッジという企業の事務所がありました。 我々には縁のない世界ですけど、羨ましい限りです。
 
リフレッツ蓼科01
 
我々が宿泊したのは、企業の保養所として作られた施設を買い取って、福利厚生施設として主に会員企業などに提供するサービスの一つを利用しました。
一企業で複数の保養所を年間通して運営するのは、相当の体力がないと難しくなっているのでしょうか?
 
リフレッツ蓼科03
 
 
関東エリアには、軽井沢、草津温泉、伊豆高原、箱根の強羅、蓼科高原の5ヶ所が存在します。 今回の施設は5部屋あるのですが、すぐ傍には”不死鳥”と呼ばれるティームで大騒動になった大学の生産工学のセミナールームがあったりしました。 
 
リフレッツ蓼科02
 
 
この施設の注意事項には、エアコンが設置されていないので、夏季の高温時期には窓を開けて換気するか、扇風機を使用して調節くださいとの断り書きがあるのです。 実際、その通りで部屋には暖房設備はあるのですが、エアコンはありませんでした。 雨が降ってはいますが、外気はとても涼しい感じで冷房は要らないことに納得出来ました。部屋の窓を全て開け放って外気を取り込めば、雨が降っていても都心の様なまとわりつく様な湿気はありませんでした。
 
天気が良ければ、施設の周辺を散策したいと思わせる程に白樺の林が沢山あり森林浴が楽しめそうでしたが、夜には激しい雨が降っていました。 やはり、ベスト・シーズンは短いが美しい秋の紅葉シーズンでしょうね!
 
女の神展望台01
 
 
それでも、高低差のあるワインディング・ロード、ヴィーナス・ラインのドライヴは”走り屋”でなくても楽しめるコースです。 白樺湖までの高低差、250mを一気に登り、そして女の神展望台から一気に下るラインは楽しい道のりでした。4WDの車であれば尚更楽しめるコースだと思います。 通常のオートマ・モードではなく、Sトロニックと呼ばれる”2ペダル式МT”に切り替えて運転しました。 オプションですが、パドル・シフトであればより面白い運転ができるのでしょうが。
 
出来うる限りブレーキを踏まないで、エンジン・ブレーキを効かすことの出来るポジションで運転しましたが、さすがにスプーン・カーヴの様なコーナーで60㎞まで行くとブレーキを踏まざるを得ませんでした。 こう言うドライヴは、自分のペースで運転できる状況でないと楽しめませんけどね・・・・・。 地元の方達の運転するかっ飛びの車が後ろにいると、少々嫌な気持ちになります。(勝手知ったる道と言うことで、皆さんオーヴァー・スピードで走っていますから・・・・・)
 
白樺湖 Live02
 
悪天候のお陰で?更なるワインディング・ロードのある北八ヶ岳ロープウェイに乗ることは断念しました。 高所恐怖症の私でも乗れるはずの100人乗りのロープウェイ、楽しみにしていたのですが(内心はホッとしていました)。
 
白樺湖 Live03
 
 
仕方なく方針変更して向かった、白樺湖のファミリーランドもそれなりに親子連れの行楽客はいましたが強い風と雨に見舞われてかなり大人しめでした。晴れ間も見ることはなく、あっという間に雨が降り始めてしまい、お土産を買うだけになりました。 仕方なく、悪天候のことを考えて早めに帰路に着くことを決めました。 
 
長野県よりも山梨県の方が更に天候が急変しそうな天気予報を受けて、11時過ぎに白樺湖を後にして東京に向かいました。 10月には、山梨県勝沼エリアのワイナリー巡りに行ければいいねと話していました。比較的空いている中央自動車道に入り、100㎞を超える速度で順調にドライヴしましたが、やはり、途中の小淵沢か上野原周辺で強い夕立に見舞われてしまい、スピードを落とした運転を心がけるしかありませんでした。 本当に凄い降り方の雨でした!!
 
行き帰り共に、最も大きくて新しい談合坂SAに立ち寄り休憩と昼食を取りました。 東名高速と比べると、食事メニューは気持ち低めで、スタバがあることが大きな違いではないでしょうか?
 
談合坂001
 
行きは、『伝説のすた丼屋』の”スタ丼”、680円をいただきました。 最も多くの待ち行列ができているだけあって、ホエー豚に特製のニンニク醬油ダレをからめて炒めたもので、見た目ほどしつこくなくて、とてもコスパの良い丼ぶりに仕上がっていました。生卵を絡めて食べると、また違った味わいになりこれは強くお勧めできるB級グルメだと思いました。
 
スタ丼01
 
スタ丼02
帰りには『鶏だし中華そば 百蔵』の”鶏そば塩”をいただきましたが、麺類は言われているほどの好印象は持ちませんでした。 とにかく、外国人、特に中国系の方達の多さには驚きました。しかも、年齢層がかなり若いグループだったのが特徴的でしたネ。
 
鶏そば塩
 
 
最後まで、雨に好かれた2日間でしたが、ワインディング・ロードのドライヴは車の運転の醍醐味を味わせてくれました。楽しかったですね。