ガーランド(あ、ありのまま……今日起こった事を日記に書くぜ!)





学校が終わり、放課後……今日はギークコンだったので、アレックスの電波野郎が「たまにはサイエンスに触れるアドベンチャーをしたい!!」とクラスの皆を誘った。

とはいえ、皆 課外活動とか色々用事があるわけだ。
アレックスの誘いに乗ったのは俺・兄様・キルシュさん・バーバラさんだけ。
俺達5人は そのままサンマイシューノに向かった。


とはいえ、放課後なのでギークコンもお開き寸前……シムも殆ど帰っていて地元民であろう2人しか残っていなかった。


その時だった……急に空が暗くなり、何かと思ったら……UFOが空を覆い尽くしていて……そこで俺の意識は途絶えた。

 


次に気がついた時には……知らない天井が視界に入った。


ガーランド「……何処だ、ここ…………はっ、兄様は……皆は?兄様!兄様!!」


アレクシス「あっ、ガーランド起きたんだ」
ガーランド「兄様!ご無事で良かった……ケガなどはしておりませんか?」
アレクシス「うん、大丈夫。どこもケガしてないよ、一足先に目が覚めて……」


アレクシス「エイリアンと談笑してた」
ガーランド「………………は?」


ガーランド「エ、エエエイリアァン!?
アレクシス「覚えてないの?オレ達、UFOに吸い込まれちゃったじゃないか。ここUFOの中だよ」
ガーランド「お、覚えてますが……まさか私達、さらわれたのですか……?このまま人体改造されたり脳を弄られたり……」


エイリアン「違うっちゃ、そんな気は毛頭ないっちゃ!拙僧の勘違いだったんちゃ!」
ガーランド「勘違い?」


エイリアン「んむ。久々にシムの惑星に来て、サンマイシューノとかいうワールドを覗いてみたら……ロケットがあったんちゃ」
ガーランド「ああ……ギークコンではロケット作りが体験出来ますからな」

エイリアン「だから、エイリアン仲間がこの惑星に不時着してしまい、ロケットを修理してシグザムに帰ろうとしているんだって早とちりしちまって……その場にいた奴ら全員UFOに吸い込んじまったっちゃ」
ガーランド「早とちりが過ぎますよ!!
エイリアン「ごめんっちゃ!」


ガーランド「はぁ……まあ勘違いだったならば良いです。早く私達を元の場所に帰してください。あと、他の皆様は?」
エイリアン「あー……その、他のシム達のことっちゃけど……」




ドドン


ガーランド「……えーと……この幼児達はどなたですか」
アレクシス「キルシュ達……と、あとギークコンにいた知らない人2人」
ガーランド「えぇ……何がどうなってこんな事に……?」


エイリアン「UFOに吸い寄せた時の光の影響っちゃね。あの光って結構 摩訶不思議っちゃから、光に触れた生物が妊娠したり記憶消えたり、たまにそういうのがあるっちゃ。今回はあの子達だけ影響受けて、心身共に逆行したっちゃね」
ガーランド「なにサラッととんでもないこと言ってんですか!!そんな物騒な光使わないでいただけます!?てか、どうすんだよコレ!!」

エイリアン「大丈夫っちゃ!明日になれば効力が消えて元に戻るっちゃ!ただ、まあ……それまでは無力な幼児だから お世話が必要っちゃね。この体のままじゃシムの惑星にも耐えられないし」
ガーランド「えっと……つまり……」
エイリアン「拙僧はシムの育て方なんてわからんちゃ!だから今日1日頼んだっちゃ!」


アレクシス「そういう事なら仕方ないね、頑張ろうガーランド」
ガーランド「えええぇ!?





……という訳で、俺達は幼児化してしまったキルシュさん達をお世話することになった。
あのクソエイリアン覚えてろ。
前置きが長くなりましたが、今回はプレイヤーの趣味回となります。
いつも趣味やん。

二次創作でお馴染みの幼児化ってやつですな!
年末年始にいつも拝読しているブログの方が自シム年齢操作をやっていらっしゃったので、プレイヤーもいつかやってみたいなと思っていました。

それを今やります。
あとプレイヤーはバグや重さのせいで幼児に悪印象を抱いてしまってるので……それを払拭する為にもやるぜ。


幼児化したメンバーは……
まず毎度お馴染みキルシュ
特質は大人しい


毎度お馴染みぴゅぴゅーアレックス
特質は聞きたがり


毎度お馴染み姐さんバーバラ
特質はやんちゃ


人気シムチューバーデュオくん
特質はわがまま


人気俳優アインス
特質はお茶目

以上の5人となります。
ちなみにガーランドとアレクシスを幼児化させなかったのは、小話で2人の幼少期を出したからです!

さーて、じゃあぼちぼち見守りながらお世話すっかぁ……。


アレックス「ねー、なんでキミだけ はなれてるのー?」
キルシュ「え、あの……ぼく、くさくて、きたない、から……」
アレックス「えー!べつに くさくないよー!」


アレックス「このあいだ、ママから おうた おそわったんだー。きいてきいてー」
キルシュ「う、うん」

アレックスが早速キルシュに対して歌をうたいました。
彼は大体キルシュに絡みたがるからなぁ……幼児になってもそれは変わらないようです。


そしてバーバラは自律でガーランドに質問しにきた。


バーバラ「はいっ、しつもん」
ガーランド「なんでしょうかバーバラさん」

バーバラ「ここはどこ、おにーさんたちはダレ、あのこたちはダレ。あたしは おうちに かえりたい」
ガーランド「ええとですね……信じられない話かもしれませんが、貴方達は本来はもう青年なんですよ。ただまあ、愚かなエイリアンのせいで幼少期に戻ってしまいまして……2日目には元に戻るそうなので、それまではこの家で私達と暮らしていただきます」

バーバラ「なにいってんだアンタ、つまらない つくりばなしだね」
ガーランド(可愛くねえなコイツ)


ガーランド「と、とにかく悪いようにはしませんので信用してください。はい、たかいたかーい」
バーバラ「さわんな、あくにんがうつる」
ガーランド(クソガキイイイィ


アレクシス「ダメだよガーランド、クソガキなんて思ったら。やあバーバラちゃん、お兄さんと何かして遊ぶ?」
バーバラ「カードあそびしたい!」
アレクシス「いいよ」

ガーランド(おお……流石 兄様……なんて面倒見が良いんだ……)


アレクシス(ふふ、懐かしいな……ガーランドが幼児だった頃を思い出すよ……可愛い……)


ガーランド(そういやキルシュさん大丈夫かな……あの人、俺と同じでシム見知りだし、記憶も当時のままらしいから知らない子に囲まれてストレス溜まってねえかな)

自律でキルシュくんを構いに行くガーランド。
シム見知りだからこそシム見知りの気持ちがわかるのだ。


ガーランド「キルシュさん、大丈夫ですか?」
キルシュ「……ぜんぜん、だいじょうぶ、ぼく、だいじょうぶ、だいじょうぶだから、めいわくかけません、だいじょうぶ……」
ガーランド(やばい、大丈夫じゃねえ!


ガーランド「な、何かあったらいつでも私に話してくださいね!」
キルシュ「ありがとうございます。でもぼく、がんばりますから、だいじょうぶです」
ガーランド(どう反応すりゃいいんだ……)


アレックス「ねー、おにいさん、ぼく たいくつだよ。ごほん読んで」
ガーランド「読み聞かせですね、かしこまりました」


ちなみにキルシュは1人でお喋りしていたら音が大好きの悩みを得ました。
玩具やテレビに反応し、お喋りも増える!
実家だと触れられなかったものばかりだから、惹かれるんだろうね……。


アインス「デュオくんは あそばんのかや?」
デュオ「なに、その おじいちゃんみたいな しゃべりかた」

アインス「シグザムのことばをシムのことばに へんかんするアプリをつかってるんじゃが、その へんかんで おじいちゃんみたいになるそうじゃ」
デュオ「アプリってなあに?」
アインス「せつめいがむずかしいのじゃよ」


一方カード遊びに飽きてブチギレたバーバラはアレクシスにお風呂に入れてもらってました。
そしてアレックスは本が大好きに。

本を読んでアドベンチャー気分を味わうんですね、わかります。


そしてガーランドはやはりキルシュが気になるのか、自分から本を読んであげています。
うーん、相変わらずファッション悪人やでぇ……良い子やでぇ……。


バーバラ「でっかいドールハウスがある!」
アインス「ドールハウスってなんじゃ?」

バーバラ「おにんぎょうのおうち、これで おままごと とかする」
アインス「それなら、にたやつがシグザムにもあるのじゃ!シグザムでは、おにんぎょうで じんたいかいぞうごっこをするのじゃ」
バーバラ「ヘンなの!シグザムは、あくのそしきなんだな!」


ガーランド「キルシュさん、ちょっとお風呂入りましょうか」
キルシュ「あっ……ごめんなさい、やっぱりクサかった」
ガーランド「いえ臭いとかではなく!髪が乾燥してパサパサで傷んでおりますので!ちょっと整えるだけです!」

アレクシス(ガーランド、ちゃんとお世話してる……偉いね)

てかアームストロング兄弟、指示してなくても自主的にお世話するの偉いですね。
レガシーの時は指示しないと皆 子供ガン無視なのに。


デュオ「ふへへー、ゲームたのしい」
バーバラ「あっ、おもしろそうなのやってる!あたしもやりたい!」


デュオ「やだね、これはボクのもの」
バーバラ「ずるい!!


一方キルシュはすっかりガーランドに懐いてしまいました。
シム見知り同士で引かれ合っている……。

ガーランド「お風呂、お疲れ様であります」
キルシュ「もう、クサくないですか?」
ガーランド「最初から臭くなどありませんでしたよ」

ガーランド(顔に殴られたような痕あるし……大変だったんだな、この人……)


って、誰だよドールハウス壊したの!!


お前かい!!
アインスはね、楽しくなると つい やっちゃうんだ☆


そして気づいたら幼児に囲まれるガーランドくん。
子供達に大人気やん、良かったね。


本人は早くも疲れきった顔をしていますが。


アレックス「みんなは、じょせいのハダカ、みたことある?ぼくは あるよ!ママと一緒にオフロはいるからね。ママのカラダは、かれてたよ」
ガーランド(どんな育てられ方してきたんだよコイツ!!)


バーバラ「アレクシス、デュオなんとかしてよ」
アレクシス「なんとかって?」

バーバラ「デュオはオモチャをひとりじめしてるんだ!きにいらない!」
アレクシス「そうなんだ」


アレクシス「でもオレ、収穫祭に参加できなかった悲しみでそれどころじゃないや。ガーランド、あと宜しくね」
ガーランド「はいいぃ!?

デュオ「わー、やだやだ おろしてよ!ボク、だっこキライ!じゆうになりたい!」
ガーランド(どいつもこいつも何なんだよ!!)
※ちなみにこのタイミングで近所の工事が原因なのか一瞬停電してしまいました。
巻き戻し作業ェ……。
巻き戻し作業してたらデュオくんがドールハウスぶっ壊しましたねええぇ!!
流石キレるとヤバいデュオくん、破壊的だぜ!


デュオ(みんながボクにちゅうもくしてる!にんきものになったきぶん!)


そして自律でキルシュにお気に入りするガーランドくん。
仲良いな君達!


アレクシス「幼児化したとはいえ、同級生達の下のお世話はちょっとイヤだ。でもキミは知らないおじさんだから良いや、さあ おまるで用を足して」
アインス「この ほし では、おまるをつかうんじゃな。シグザムでは、チューブをおしりのあなにさして、すいこんで……」
アレクシス「品が下な話は好きじゃないからやめようね」


デュオ「えへへー、これをこわせば、またみんなから ちゅうもくされるー!」

キルシュ「ガーランドさん、デュオくん、また、こわしてる……」
ガーランド「直したばっかりだったのに このガキイィィ」


ガーランド「貴方みたいに手に負えないガキは こうして」
デュオ「うわー!あくにんにあんなことやこんなことされる!ママが持ってる うすいほんみたいに!」


ガーランド「こうです!ここなら身動きもとれないでしょう!大人しくクラッカーでも食べていてください」
デュオ「うぅ、おに!あくま!ボクから じゆうを奪うだなんて!」


バーバラ「アレクシスー、デュオのひめいがきこえる!もしかして、ぎゃくたいっていうのされてるんじゃないの!?」
アレクシス「そんなことはないから大丈夫だよ」


アレクシス「ほら、高い高いしようね」
バーバラ「きゃっきゃっ!


その遊び方、落とさないか不安になるからやめてくれ!!

そして夜になり、アームストロングはようやくこの幼児祭りから解放されそうです……。


が、夜になるということは疲れて眠くてブチギレる子が出るということ!
現在、デュオ・アインス・バーバラがブチギレてます。

デュオ「こんなにねむいのに、どうして だれも こもりうた、うたってくれないの!」
キルシュ「……みんな、いそがしいんだよ……」


デュオ「ぼくのママとパパは、いそがしくても、ねかしつけしてくれたもん!ここのオトナは、つめたい!」
キルシュ「ぼくに、いわれても……こまる……」


デュオ「むきー!むきー!!
キルシュ「あうぅ……」


ガーランド「ほら、寝る時間ですよ。起きた時にはきっと元通りです」
アインス「よみきかせ してくれないと、ねられんのじゃ」
ガーランド「はぁ……仕方ありませんな」


そしてなんやかんや全員就寝。

ガーランド(はー、やっと全員寝やがったか……ったく、騒ぐわ散らかすわで大騒ぎだったな)

ちなみに最初の方こそスムーズに動いてましたが、中盤辺りからガーランド・アレクシスともに

抱いてないアレックスを降ろそうとして、指示をキャンセルしてアレックスの所に行く

何もしないのに抱き上げるを繰り返す

指示しても消されて棒立ち

という不安定な動作が目立ちました。
やっぱり幼児ってヤバいな!!


ガーランド(とりあえず、やることはやったし……俺ももう寝るか……明日には皆さん戻ってるだろ……)

 


「……ランド、ガーランド?」


ガーランド「はっ、兄様!?あれ……ここはサンマイシューノ?私達、UFOの中にいた筈では!?」
アレクシス「UFO?何言ってるの?」
ガーランド「だって皆さん、幼児化して……」


バーバラ「幼児化?アンタ、白昼夢でも見てたんじゃないのかい?」
キルシュ「なんか疲れた顔してるしな……体調悪いんじゃないか?」
アレックス「まったく!立ったまま夢を見るだなんてガーランドは器用だなぁ!ぴゅぴゅー!!」

ガーランド「あれ……」


ガーランド「……すみません、夢だったかもしれません」
アレクシス「ガーランド、一瞬寝てたからね。それにしても皆が幼児になるだなんて、変な夢を見ちゃって」
ガーランド「お恥ずかしい限りです……」


アインス「デュオくん、ボーッとしてどうしたのじゃ?」
デュオ「ね、ねえ!僕達2人、変なエイリアンにさらわれて幼児になってなかったっけ!?」

アインス「何の話じゃ?」
デュオ「えっ」

アインス「ギークコンを堪能して、今から帰るところじゃろ?そんな変な出来事は無かったぞい」
デュオ「あれー?」


アインス「ゲームと現実がごっちゃになったんじゃないのかえ?デュオくん、ずっとVRゲームしておったし」
デュオ「うーん……そう、なのかな……」


エイリアン「ふー、無事に皆 元に戻ったし、記憶消去も完璧っちゃ!」


エイリアン「しかし拙僧は そそっかしいちゃね!次からはもっと気をつけないといけんちゃね〜」

こうして幼児化は終りを迎えるのだった。
しかし、そそっかしいエイリアンはいつかまた同じトラブルを起こすかもしれない。
THE END. . . ?