酒井忠次展に行ってきた | あだちたろうのパラノイアな本棚

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読書感想文、映画感想、日々のつぶやきなどなど。ジャンルにこだわりはありませんが、何故かスリルショックサスペンスが多め。

鶴岡市の致道博物館に行ってきました。

昨年から今年にかけて、会津・米沢・庄内・二本松・長岡・仙台を定期的に巡回している自分です。密偵か。

 

「徳川家康と酒井忠次」の企画展をやっているんですよ〜

ギャラリートークがあるので来ました。

 

ギャラリートークって最近行き始めたんですけど、無料だし、面白いですよーハートかなりマニアックな話になるし、お客さんもマニアックな質問してたりして、圧倒されるところはありますが。

この史料がなんなのか、どういう意味があるのかを詳しく解説してくれるので、へーって勉強になります。

(そして妄想も沸きます)

 

 

鶴ヶ岡城址の散策もしましたが、お天気が良くて新緑の香りがして、気持ちよかったーキラキラキラキラ

 

 

のぼりに「どうする家康」ロゴが。

庄内藩酒井家の藩祖・酒井忠次は徳川四天王筆頭ですので。

庄内入部は、三代目の酒井忠勝の時代なんですけどね。

 

あやめ園があって、綺麗ラブ

 

城址にある荘内神社に参拝しましたが、あの金ピカの鎧がキラキラ

ドラマに乗っかって急遽しつらえたのだろうか?

 

 
鶴岡市の観光パンフレット(無料)に、大森南朋さんのインタビュー記事が載っていました。
 
ホワホワしてるけど、殿にビシッと言う時は言う、父親みたいな存在感ですね。
 

image

 

実は、事前に致道博物館のことを調べていたら、

ホラーな話魂

に戦慄したんですよ・・・

 

致道博物館のTwitter公式アカウントに投稿されています。

 

 

今回の展示には、「袖の雪」「真光」っていう太刀が展示してあるのですが、それにまつわる不思議な話。

 

「袖の雪」は、幕末庄内藩中老の菅実秀の愛刀であり、「さわればおちる」と言う刀の鋭利さから銘されているそうです。

 

「真光」は、武田家を滅ぼした織田信長が、酒井忠次の居城・三河国吉田城に立ち寄って、忠次に贈った太刀です。

 

「袖の雪」を昭和54年と60年の過去2回、展覧会で展示していたのですが、会期中になぜか午前0時半に防犯ブザーが鳴ったのですって。それも連日同じ時刻に・・・

当直の学芸員が駆けつけて調べてみても、何も異常はない。

 

実は「袖の雪」の鞘には、こう記してある。

「天正三年 子ノ下刻、武田兵庫頭信実討死ノ刻」

子ノ下刻・・・夜中の12時から1時までの時刻。

 

キャーッ!魂

 

怨霊説が囁かれ、供養したそうです。

 

今回また登場した「袖の雪」。

もし隣の「真光」と切っ先を合わて展示したらどうなることか・・・?ドクロ

 

全文はTwitter公式アカウントに掲載してあります魂

 

致道博物館公式アカウント

 

 

他の展示物は古文書がいろいろでしたが、興味を引いたのはこちらとか。↓

 

 

氏政と家康はそれぞれ贈答品を贈り合い、酒宴も酣になると、忠次が立ち上がり、「海老救川」を舞った

 

本当に踊ってたんかい

 

 

↓こちらは、武田軍第一の重臣・山県昌景から、酒井忠次に送られた書状。内容は、武田がなんかやらかして忠次がクレームをあげたらしく、山県昌景からの釈明というか詫び状みたいな内容になっている。

 

「信玄が怒ってます」

「今後は情報共有しっかりやります」的な。

 

 

「信玄腹立候」

 

大河ドラマで信玄がよく「信玄は怒っている!と伝えよ」って言ってるのはこれかなー

これで山県昌景が「はいはいわかりましたよ」って信玄腹立候って書くのかなー

 

 

↓こちらが新発見の織田信雄書状ですって。残念ながら今回のギャラリートークでは解説がなく、次回とのこと。次回?もう一度・・・行かなければなのか・・・

 

 

 

おみやげ買いました!

 

これ素敵ーハート

家紋コーヒーハート

 

 

左上から、徳川家康、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、加藤清正、武田信玄、伊達政宗、上杉謙信(景勝)。

 

 

ちょっとずつブレンドの内容が違うみたいです。

 

その時の気分に合わせて戦国武将を思い描きながら味わう・・・妄想膨らみますな〜

 

 

致道博物館おすすめです。

おしまい。