ジューダスとソナタ | 地獄の重低音

地獄の重低音

ブログの説明を入力します。



お久しぶりです。




みなさん元気にしてました?俺は・・・ってどうでもいいか。






はじめに、今回の記事はメタルに関する記事なんで、興味ない方には、全くわからないしおもんない記事なんで、回れ右(または左または後ろ)して下さい。






こういう記事は、興味ない方がほとんどやから、書いても仕方ないかもやけど、急に書きたくなったから書きます。






基本、俺はかなりマニアックやから、同じミュージシャン仲間もついてこれないような内容が多いから、黙って勝手に自分の中で、感じたり考えたりしてるけど、あまり話したりしません。まぁ話したり出来るマニアックな知り合いが少ないんやけどね。





だから、読むだけ時間の無駄になると思うから、続き読む前に、他の方の記事を見に行ってあげて下さいね。







ここ数日で、予約してた2枚のCDが届きました。








JUDUS PRIESTとSONATA ARCTICAの新しいアルバム。










あくまで俺個人の感想や評価であって、人それぞれ感じ方は様々なんで、違う意見の方もいるやろうから、それぞれの評価はさまざまやろうから、正しいとか間違ってるとかじゃなく好みの問題なんで、先にお断り入れておきます。





まずはジューダスやけど、前回のファイヤーパワーもかなり良かったし、全曲いいやんって思ったけど、今回は同じか更にいい。さすがジューダス。







ジューダス・プリーストと言えば、やはりグレンと一緒に長年ツインリードギターをしていたK・Kダウニング脱退が1番の衝撃やった。





その後、リッチー・フォークナーが加入し、活動してたけど、もう一人のグレンはパーキンソン病というショッキングなニュースで、正直ジューダス大丈夫?って思ってた。





辞めた(辞めさせられた)K・Kダウニングもジューダスとの揉めた後自分のバンドKKsプリーストを結成し、今は2枚のCDを出したけど、めっちゃいいやん思ったし、全体的にはジューダスらしさも残したまま、疾走感が増した感じ。1部イマイチな部分やもの足りないフレーズや構成もあるけど、トータル的には十分満足。K・Kやるやん。さすがって思った。








そんなK・Kが新しく活動してる中、正直ジューダスヤバいな思ってた。前回のアルバム、ファイヤーパワー聴くまでは。聴いた時に、K・Kも良かったけど、さすが本家ってのがはじめの感想。







グレンのジューダスらしいリフとロブハルフォードの声とボーカルのメロディーライン。リッチーのテクやアレンジ、作曲能力。リッチーの加入で、以前より、ジューダスがパワーや疾走感も出て重厚感がさらに増した感じ。





今回のアルバムは、ファイヤーパワーと同等かそれ以上に良かった。グレンがパーキンソン病が進んでる事もあり、リッチーの演奏が多くなってるけど、グレンの曲へのアイデアはやっぱりジューダスにとって必要不可欠。





わかりやすく曲を貼ってみた。

ジューダスの初期は、わかりやすいリフや構成の曲









ドラムのスコットトラヴィス加入後は、ツーバスの疾走感ある曲が増えた。













この疾走感に、さらに曲の細部にわたる緻密なアレンジと厚みが加わったファイヤーパワー以降の2枚のアルバム。




一方K・Ksプリーストの曲。前出の曲ジューダスのヘルライダーやエキサイターみたいな曲が基本やりたかったんかな?と思うアルバム全体的な構成。もちろん俺もそういう曲は大好き








今のジューダスプリーストのギタリストのリッチーの作曲能力がわかる自身のバンド、ELEGANT WEAPONS。ジューダスとは違うサウンドではあるが、正統派メタル。










そんないろんな要素が絡み合って、いまの最高のジューダスプリーストのアルバムに仕上がったと思う。












続いて、ソナタアークティカ。



ジューダスが正統派の王道メタルなら、ソナタアークティカは、北欧のメロディアスなシンフォニックなメタル。



北欧メタルは、ソナタ・アークティカやストラトヴァリウスが代表するようなメロディアスで、壮大でキーボードやシンセを多様したシンフォニックなメタルやけど、その大好きなギタリストが、脱退してから、俺も、ストラトヴァリウスもソナタアークティカも、以前ほど好きじゃなくなった。




ストラトヴァリウスは、やはりティモ・トルキの才能が溢れてただけに、ギターテクニックや曲作りの点でも、以前ほどの魅力は感じない。でも、今のストラトヴァリウスも以前ほどではないが、今もまぁ好きやけど。












ストラトヴァリウスと同じように好きやったのが、ソナタアークティカ。



トニーのボーカルはもちろん、キーボードとギターの競演は見事やし、引き込まれていった。









でも、アルバムUNIAから、正直冷めた。それ以降一応チェックするも、俺の好きなサウンドではなくなった。




わかりやすく言えば、ボーカルのトニー・カッコが自分がやりたいように変えたみたいな。




トニー・カッコのボーカルは、もちろん上手いし才能に溢れてる。が、トニーは更に自分を表現する為に、ツーバスのメロディアスな疾走感あるメタルから、普通のメタルでもないようなバラードや普通のロック(笑)みたいな路線になってしまった。確かに上手いけど、俺が求めてる路線からは脱線した。




わかりやすく言えば、デビューした時メタルやったボン・ジョヴィが、メタルじゃなくなったみたいな。



その時に脱退したギターのヤニ・リマタイネンが新しく作ったバンドのカインズ・オファリングに俺の気持ちも移って行った。ソナタ・アークティカが変わった代わりに、その路線をカインズ・オファリングが引き継いだ。正式には、ボーカルやメンバーは変わったし、トニーが居なくなってヤニ・リマタイネンが、どんな曲を書くんやろって思ってたけど、ヤニの才能が半端なく、ソナタアークティカとは少し違うけど、曲の完成度や壮大さやメロディアスな曲は遜色なく、カインズオファリングを聴いてから、ソナタアークティカが変わった寂しさを感じなったし、正直今のソナタアークティカは聴かなくなった。トニーのソロプロジェクトのようなバンドになってしまった。










トニーの歌や曲が好きな人もいるやろうから、新しいソナタアークティカが好きな人ももちろんいるやろうけど、以前のソナタが好きな俺は、違うと感じてた。



 


そんなソナタアークティカの最新アルバム。以前のソナタが帰って来た。いや、完全ではないが原点回帰に近いスピードチューンサウンドになってる。




欲を言うなら、ヤニのギターとヘンカのキーボードが対等なバトルを展開してたのが、今はギターのエリアスとキーボードのヘンカが4対6か3対7でキーボードを全面に出してる感じ。それも、元々、ツインリードギターのように、ギターとキーボードがツインで展開していたソナタは、サウンド的な役割がハッキリしてたし、合わさったハーモニーは余計良かったが、今は、キーボードがギター寄りになったか、ギターがキーボードサウンドに寄せたような、わかりやすく言えば、ぼ〜と聴いてたら、これギター?キーボード?くらい近い感じ。もちろんちゃんと聴いたら、ギターやキーボードは区別出来るけど。





結論は、ソナタアークティカが以前に近いサウンドが帰って来た印象。ちなみに、日本盤はボーナストラック2曲を含めて、最後4曲は、またトニーのやりたい?少し前の感じ。1〜8曲目までは、昔の曲、後ろ4曲は、最近の感じ。




このアルバムで、世間の評価がどう出るかで、今後のソナタアークティカの路線が決まる気がする。ソナタアークティカらしく行くのか、トニーのソロプロジェクト的にまた、戻るかは、トニー・カッコの気持ち次第なのかも。
    



ボーカルが良いと、バンドらしさから、ボーカルがしたい路線になり、ギターが変わって、また原点回帰ってクイーズライクと同じように感じたのは俺だけ?




クイーズライクはボーカルが辞めて、路線はだいぶ戻ったけど、やはり俺が大好きやった、ギタリストのクリス・デガーモが抜けた穴は曲作りという点では戻らない。





ジューダスはKKの穴は埋まって更にパワーアップした。KK自身も新しいバンドで、らしく活動してる。



ソナタアークティカは、原点回帰を果たしたような素晴らしい曲はたくさんあるが、今後どうしていきたいのか、後半最後の4次のアルバムを聴かないと答えがまだ見えないのが俺の感じた本音です。