原作側とイジる側 | 試験に出ない〇〇

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日本テレビのドラマ「セクシー田中さん」
に関して怒った事の日本テレビ側の
調査結果が5月末に発表されました。

ドラマ「セクシー田中さん」社内特別調査チームの調査結果について
-日本テレビ 2024/05/31-

簡単に言うと、反省してま~す。
これからは気をつけます。
って事のように私は受け止めました。
イロイロの意見があるかと思いますが
これ以上の事を望んでも無理なんでしょう。
おそらくですが
「正義は勝つ」ではなく
「勝った者が正義」というのが
この業界の体質だと感じました。

個人的な意見を言わせてもらえば
原作をドラマ化したり映画化すれば
必ず何らかの改編が必要になる。
つまり、原作側と原作をイジる側の
2つの側ができてしまう訳で
その関係をうまく調整して
ドラマ化とか映画化とかがされる
というのが理想の形なのですが
原作とイジる側との折り合いが付かないと
今後もこういう事態が起こる可能性がある
という事だと考えています。
日本テレビの調査結果は
言い換えれば、イジる側に寄っていく
ような態度表明のように感じました。

この報告に対して、原作側に立つ人だろう
と思われる作家さん達から
いろいろのコメントが出ています。
それらから判断すると
今後の方向として考えられる事として
同一世界観の別作品にする
という方向があるかなと考えました。

例えば、ワンピースでいうと
映画化作品の「FILM〇〇」という
名前の付いたタイトル作品は
原作の尾田さんが監修している作品
それ以外のタイトル作品は
尾田さんの監修がされていない作品
というのがわかります。
原作側とイジる側との関係を確認できる形
で映画化なりドラマ化なりがされていく
という形になっていくように考えています。

昔、ドラマのオープニングで
〇〇原作「△△」より
という表記があった作品がありましたが
設定や世界観が同一でも
これをベースとした別作品
とする事で、原作側とイジる側の
意見の相違をいくらかでも解消する
可能性が高くなると思います。

脚本家の方は、脚本家たちの団体のHPで
脚本家にも著作権をって言ってるけど
これはさすがにあり得ないと
私は思っています。