前回のミニ氷河期の時期が
1645~1715年頃っていうと
日本では江戸時代になります。
江戸四大飢饉のうちの
寛永の大飢饉(1642~1643)
享保の大飢饉(1732頃)
がこの時期に該当する事になります。
天明、天保の大飢饉がともに東北地方が
中心地域だったのに対し
こちらは全国、西日本が中心となっていた
という事を考えると
ミニ氷河期が訪れた場合
食物の不作は全国規模になる
と考えて対策を練るべきと考えています。
食糧全体で考えると、米よりも
実は小麦の方が大変かもしれません。
国産小麦の大半は北海道十勝産なので
ほかの地域でも小麦を作る事を考えないと
ヤバくなるんじゃないかって思います。
以前書いたように昨今の小麦関係(パンや
ラーメン等)の食品の価格上昇は
ロシアのウクライナ侵攻が原因ではなく
十勝の小麦の生産量の減少
が大きな原因ですので勘違いしないように。
動画では"昆虫食"を挙げていましたが
そこまでひどい話にはならないと
私は楽観視しているのですが…
100年先はわかりません。
ミニ氷河期になると
日照時間が短くなり気温が
平均で1~2℃下がる事が予想されています。
…太陽光パネルの設置義務化するより
地下室の建築を補助する方が
現実的な対策になる気がしています。
"有事の備え"にもなるしね。