ISIS(イスラム国)がロシアの
コンサート会場を銃撃した事件で
いろいろの事が見えてきたように感じます。
まず、プーチン大統領はウクライナの関与
があるかのような声明をしていましたが
ロシアの上層部からはそれを否定する
発言がありました。
更に、同胞と見られていたベラルーシの
ルカシェンコ大統領も
ISISはウクライナではなく
ベラルーシを目指していた
との発言がありました。
ルカシェンコ大統領がプーチン氏と矛盾する発言、モスクワ襲撃犯は「ベラルーシを目指した」
-CNN.co.jp 2024/03/27-
記事によれば、逮捕された場所が
ロシア国内でウクライナ、ベラルーシ双方
に近い町での逮捕だったので
微妙と言えば微妙ですが
前から情報があって、
事前に国境の警備を強化していたことから
こういう結論となったのでしょう。
いずれにしても、プーチン大統領の
孤立化が進んでいるように私には見えます。
少なくともロシア国内が一筋縄では
なくなっているように感じます。
軍事的に見れば、
テロリストが入ってこれる程度に
ロシア国内への防衛力が落ちてきている
ように受け取れるので
"南からの侵攻"も現実味を増している
かも知れません。