英田サキさんの「すべてはこの夜に」の新装版文庫です。
イラストレーターは笠井あゆみさんにチェンジ。

このお話は2007年10月に
クロスノベルスから発刊された「すべてはこの夜に」に、
ドラマCDブックレットのお話「優しい夜の中で」と、
発売当時のコミコミスタジオ購入特典小冊子の「春に降る雪」
そして、書き下ろし「青嵐」が収録された、
完全版といえる1冊なのです。

かつて、ノベルズ版で泣き、ドラマCDで号泣し、
そして今また、
新装版でもボロボロ泣きました。

ドラマCDもまた聴きたくなってきました。
時間を見つけて聴かなくちゃ!
ゆっちーにまた泣かされるけど(笑)

【関連記事】
[ノベルズ版]すべてはこの夜に
[ドラマCD]すべてはこの夜に

すべてはこの夜に(文庫版) 著者:英田サキ イラスト:笠井あゆみ
キャラ文庫 BL小説 2016年9月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
借金を帳消しにしたければ、ある男を撃ってこい――。
闇金から逃れるため、不穏な取引を承諾した加持。
ところが目的の場所にいたのは、大学時代に別れた恋人で、二度と会いたくなかった男・湊だった!!
冷酷な極道に変貌した湊は、「撃たれて死ぬか土下座で許しを乞うか、どちらか選べ」と無情に告げ!?
裏社会に生きる極道と、堕ちた男の愛憎の果て――英田ワールドの原点、待望の文庫化!! ◆


以下の感想は読メからコピペしたものにタイトルだけ加筆しています。

[ネタバレ]ご注意を!!

旧版を読んだ時、
不器用者同士の湊×加持の表題作より
武井×亮一の「夏の花」の方がお気に入りだったので、
二人のその後の話が収録されてるCDを購入して聴き、
号泣したのだった。

その「春に降る雪」も収録されたこの新装版に
またしても滂沱の涙。

二人が幸せだったということが
胸に深く沁みてくるラストで、
哀しさの中にもほのかな温かさが残る。(←感想書いててまた泣きそう)

そして、書き下ろし「青嵐」

湊、加持、武井、志郎の醸す空気が
家族のように温かいのが嬉しい。

そして、「最後に好きになった人」を語る武井に
またもやジワリ…。←涙もろ過ぎ

(読了日2016/10/10)

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