年間目標の1つにトライ中!
菅野彰さんの『毎日晴天!シリーズ』3巻です。

泣きました~。
1巻では秀に、2巻では真弓にホロリときてたんですが、
勇太編にはボロ泣きでしたわ~。

人はみな完璧ではなく、
どこかしら欠けていたりするものですよね。
それを読ませてくれる菅野さん、
人間描写が上手いなぁ。

【関連記事】
<小説>
毎日晴天!  子供は止まらない
<コミックス>
毎日晴天!1、2  子供は止まらない1
子供は止まらない2  チルドレンズ・タイム
子供の言い分1  子供の言い分2
いそがないで。  花屋の二階で1  
∟番外編
 [漫画]いつものこと[小説]君が段取りをする時間 (キャラコレEX2004)
 [漫画]明ちゃんの言い分[小説]天国に巡る月に一度の…。 (キャラコレEX2005)
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子供の言い分 毎日晴天!3 著者:菅野彰 イラスト:二宮悦巳
キャラ文庫 BL小説 1999年6月
★★★★★
子供の言い分―毎日晴天!〈3〉 (キャラ文庫)/徳間書店
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◆あらすじ(裏表紙)
高校生の真弓と勇太は、キヨい(!?)関係の恋人同士。 一つ屋根の下で暮らす二人は、部屋まで一緒。 なのに、お子様な真弓にいまだ手を出しかねている勇太は、最近少しイラつき気味。 そんなある日、勇太が突然家出してしまう。 そのうえ後を追いかけた真弓を、「今はおまえに触りたくない」と、理由も語らず拒絶して…。 勇太の豹変は一体なぜ? 真弓は傷つき戸惑うけれど!? ◆


感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。

子供カプの勇太編。

11歳の頃に秀に拾われるまで
人間の底辺を生きていた勇太はどこか老成した感があり、
同い年の真弓との関係に年齢の差を感じてしまう程。

でもやはり年相応の脆さや未熟さを持っていて…。

秀に出会うまでに
酒も煙草もHもしゃぶも経験済みの自分と
純粋培養の真弓との「違い」を意識し始めてしまう勇太。
そして秀の勇太へのメッセージの真意を読み取ることができず、
孤独の深淵に再び戻ろうと逃げ出す彼に涙が止まりませんでした。

(夜、読み始めたら途中でやめることができず、
ボロボロ涙をこぼしながら読み終えたのは夜中の3時過ぎでしたw)

本当の家族とは何か。

愛を知らなかった秀と勇太が寄り添い紡いできたものが、
帯刀兄弟との暮らしの中で疑似から本物へと昇華していく
感動の1冊でした。

この巻の終盤に勇太と真弓の初えちがあります。
そのシーンの描写も濃すぎず多過ぎず、
作品の世界観に合う適度な配分でした。

小さいホモが大きいホモの先をイきました( 艸`*)ププッ

そして、大好きな龍兄の出番がちょっと多めなのも嬉しい巻♪

担当さんの妄想は勇太×秀とあとがきにありますが、
すみません、私も同じ妄想を…(笑)
義理の息子×父親、いいわぁ~(#'pq')グフフ♪

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