プレイ時間:10時間 /全ステージ1回クリア 時点の感想です。
あのWorld War Zのゲーム版にして、全世界のゾンビファンが待ち望んだ、待望の一作。
開発元は、Saber Interactiveという、主に”それなりのゲーム”を作って来た所です。
(代表作はTimeShift、Inversion、Quake Championsなど)
いざプレイしてみると分かる人はすぐ分かるんですが、
ゲームデザインが、あの名作Left 4 Dead ほとんどそのままなのです。
・ステージの始まり/終わりの導入部
・4人の生存者 (4ステージ各4人で、16人も)
・ランダムな武器や回復アイテムの配置
・道中のクレッシェンドイベント
・特殊感染者の出現と、一人で脱出困難な敵
・ステージの最後「フィナーレ」の防衛戦 などなど。
ちなみに「Left 4 Dead」という作品の開発はVulveで、今作のSaber Interactiveとは全く関連性がありません。
基幹部分を名作(他社)に忠実に模倣するというやり方は、結構ズルい印象も受けますが
ビッグフランチャイズの名を冠するからには失敗できなかったのでしょうか? 下手に自社開発して失敗するよりかは、安牌をとったのだと推測。
Left 4 Deadをやってきた、いちゾンビファンとしては嬉しく、懐かしい部分もありますし、結果的には良かったのかなと思います。
LEFT 4 DEAD 3 の位置づけと言っても、たぶん過言ではないかと思います。
【ゲームの流れ】
1.マッチングの画面で他のプレイヤーの選択しているクラスが分かるので、ここでチームメイトに合わせたクラスを選んだりする。 キャラクターは奪い合うことができる。最後に選んだ人が優先。
ステージや難易度も、この待合い画面で変更できる。
2.ステージが始まると、基本的には一本道となる。 初期武器は主にウージーとポンプアクションショットガン。 (そこまでレフトと同じにしなくてもw)
マップを散策して、ティアーの高い武器を入手したり、強力なヘビーウェポンを手に入れたり、防衛戦で使うディフェンスキットなどを集めながら進める。
マップに落ちている「ブリーチチャージ」というアイテムでのみ、開けることができる扉も点在しており、この扉を開けるといいアイテムが手に入る。
3.防衛戦ではディフェンスキットで防衛設備を配置したり、地雷やC4をセットしたりして戦いに備えるが、戦闘開始までのカウントダウンがあるため、手早く終える必要がある。
【システム面】
・L4Dよろしく、チームメンバーの体力や回復キットの有無がHUDに常に表示されている。
・4つのクイックチャット機能があるが、あまり機能していない。
方向キーの「↑」で、注目ポイントをマーキングできるので、ほぼこれしか使わない。
・6つの異なるクラス性をとっており、レベルを上げてクラスパークを獲得すると、ステージ開始時の武器が強くなったり、追加装備が増えて行きます。
・ガンスリンガー(アサルト)
・ヘルレイザー(デモリッション)
・メディック
・フィクサー(エンチャンター?)
・スラッシャー
・エクスターミネーター(デモマンその2)
・TPSゲームなので ”エイム”ができます。また、R3ボタンの押し込みで右肩/左肩を変えることができます。
この右肩/左肩って、シューターゲームでは結構重要な要素だと私は捉えています。 特にコーナーのクリアリングとか、遮蔽物にしっかり身を隠す局面で生死を分ける要素。
TPSを作ってきたSaber故の実装かと思いますが、Co-opモードではあんまり多用しないとおもいます。 本作にはPvPモードがあるのでそちらでは重宝でしょう。
【武器や装備】
・武器にはティアー1~4という4段階のグレードがあります。
格闘武器は全員マチェットしかなく、刀や斧が無いのは寂しい。
ティアー1: 主にステージの最初に落ちている武器や、初期武器。
ガバメント、ウージー、M870、セミオートライフル など
ティアー2: ステージ中盤以降で手に入る。
M4スーパー90、MP5、AR15、マグナム など
ティアー3: ステージ終盤や、ブリーチチャージの部屋から手に入る。
416、SCAR-H、クリスベクター、タボール21、オートショットガン など
ティアー4: ヘビーウェポン。ステージ中盤以降で手に入る。リロードや弾の補充ができない使い切り武器。
チェーンソー、MGL、AT4、バレット、AA-12、ヘビーマシンガンッ
・ディフェンスキットは、そのステージで出現する種類・個数にバラツキがある。
また、設置できる場所が何箇所か決められており、場所を選んで設置。一度置いたら変更できない。
・50口径マシンガン(M1919)
射角があまり広くない。また装弾数も多くないため、ハズレの分類。
・モーター(迫撃砲)
着弾地点が決まっており、あまり役に立たない事も多い。弾も少ない。ハズレの分類。
・有刺鉄線
ゾンビの進行を阻む。結構優秀。
・電流フェンス
ゾンビの進行を阻む。非常に優秀。
・セントリーガン
一定間隔で給弾が必要。非常に優秀。
【長所・短所】
・圧倒的なゾンビ量との戦いはゾンビファンなら楽しめるはず。
ひとつのステージで2千体以上も。
・結構豊富な武器の種類と、クラス性で、そこそこのやりこみ度。
・4つのステージ(国)と、それぞれ3つキャプターという、全12面。ボリューム少なめ。
※ただし東京は現在2キャプター。1つは後日追加らしい。
・武器やスキルをアンロックするためのポイントを集めるのが作業になりがち。
・プレイヤーが途中参加するとスタート位置にワープするのは微妙。
・格闘武器はマシェットしかないので、刀やバットや斧など選べた方が良かった。
【まとめ】
40$というお手頃価格で、そこそこプレイしても15時間程度は飽きないボリューム感。
デッドライジングやL4Dシリーズが好きならば、間違いなく後悔はしないでしょう。
「World War Z」というネームバリューゆえに、今はオンライン人口も多くマッチングも早い。
価格相応のステージ数だったりするので、飽きが来るのも早め。
今後追加コンテンツやアップデートで、
もし武器やキャラクターカスタマイズ機能が追加されたならば、
もっと盛り上がるかもしれないが、鮮度が失われると過疎になる危険性あり。
ゾンビファンにはBK印でオススメの一本です。





