木霊の棲む森へ -2ページ目

木霊の棲む森へ

北海道が好き、動物が好き、生きるとはどうゆうものかを感じ考え成長していきたいと思います。

今日も日の出時刻をチェック、4:05か。4:00に車から出て歩き出します。1つ目のポイント、居ない。5分あるいて2つ目のポイント、居ない。

あれ?今日は雨上がりなのに出てない?最終ポイント、居た!距離は400mくらい、メス鹿1頭がいます。手前の丘を利用して接近をはかります。距離220mが限界。なんとか距離を縮めたい。『だるまさんが転んだ』方式で接近するが、200mで気づかれ逃げられた。

ここで終わらないのが私、しつこいんだよね。

逃げた鹿を先回りで撃つ作戦へ。先回りしてメス鹿2頭発見、約100m!しかし相手も私に気づいていて急ぎ足で逃げていく。後ろから早足で追いかけ、森に入る手前でこっちをガン見しているところを狙う。距離125m、撃とうと思ったら逃げられた。しかし森の中で止まる。親鹿が170m、子鹿が160m、回収を考え、的は小さいが子鹿狙いで発砲!

一瞬子鹿が見えなくなったが、その後は2頭揃ってシカジャンプで逃げていく。外れた!100mゼロで背中のライン10cm下を狙ったが、ダメだったか。

300mほど走り、森に消えていく鹿だが、子鹿のほうが少しノロノロとしているのが気になる。ひょっとして半矢?また先回りするが血の跡なし。やっぱり。でも何だか気になる。撃った場所に戻り、ノロノロした場所を思い出し、藪こぎしだす。私、しつこいんだよね。

このあたりかな?と思ったときに、茂みの中に伏せている鹿発見!

びっくりして慌てて弾を込めたら逃げられた!やはり半矢だった!そこから藪こぎしては逃げられの繰り返し、鹿も命懸けだもんね。だが私の執念が勝る。藪が少し薄くなっているところでうずくまっている鹿を発見、距離は約20mあわてて立射!前足にヒットし、つんのめったがまだ逃げる!しかしまたうずくまる。距離は35m、今度は膝撃ち!ヒット!後ろ足から腹部を貫通、もう動けないがまだ暴れている。最後はナイフで止めた。

1発目は下腹部をかすめ、脱腸していた。写真の紙で隠している所。だから走れたんだな。

証拠写真をとって回収作業をするが、ここはどこ?かなり奥まで来てしまったよ。回収に2時間半かかってやっと車に戻れたときは、もう腹ペコで倒れそうでした。

射撃技術を磨いてヘッド・ネックを撃てるようになりたい。

最近はエゾシカだけにターゲットを絞って有害駆除しています。

有害駆除といっても私にとっては狩猟期間中の狩猟と心は何ら変わらない、美味しい肉が欲しい、カッコイイ角のオスを撃ちたいという感覚です。いまのところ有害駆除で鳥を撃ちたいとは思いません。あまり食べたくないからかもしれません。

ただ、フィールドが少し違って、畑に出てくるエゾシカを撃つことになるので、雪山猟とは違って、伏せ撃ちをする機会がグンと多くなっています。

伏せ撃ち、一番当たるということだが、私は当たりにくいのです。色々聞いて見てもらうと、スコープののぞき方が立射や膝撃ちとは違いが出ているようです。家で伏せ撃ちフォーム練習をするもどうしてもうまくいかない。

結論、私は伏せ撃ちをやめ、膝撃ちでいきます。

 

実戦です。

畑でメスジカ発見、鹿尻をみせてのんきに食っています。いつものように接近をはかり、倒木を利用して100mまで近づくとこっちに気づき、ガン見です。静かにしゃがみ膝撃ち体制です。正面を向いているので左右のブレは許されません。落ち着いて発砲、はじめてバスンという当たった音が聞けました。当然猛ダッシュで畑を横切り、横の沢へ降りて行きました。200mは走った?当たってないのか?という不安がよぎりましたが、沢を見に行くと、途中の斜面で横たわっていました。狙い通りの位置に着弾、しかも弾が抜けてなく回収成功。

別の日の実戦です。

この日はガスがかかっています。よくいる1箇所目は200m先にうっすら大きい鹿のシルエットが見えまして、確認のために接近をはかると気づかれて逃げられました。

2箇所目はガスがより濃いくなっています。3頭のメス群れらしきシルエットが見え、距離計で計るが測定不能でした。すでにこっちに気づきガン見です。しゃがみながらゆっくり接近、感覚的に50mくらいか?自信が出てきた膝撃ち体制に入ると、1頭が私に興味をもって近づいてきました。30mくらいで人間であると気づいたようで、ハットして逃げ出しました。そして目測50mくらいで横向きに立ち止まります。チャンス、素早く発砲しないと逃げられます。前足の上を狙い発砲、今回もバスっと音が聞こえました。そして100m走って斜面で倒れました。

狙い通りの場所です。膝撃ちに少し自信がつきました。

膝撃ちで勝負していこう。

今後は近距離ならヘッドかネック狙いもいいかもしれません。

150~200mもねらってみようか。

 

 

猟期が終わり、狩猟報告・銃砲検査も無事終わました。そして有害駆除が始まりました。私の住むまちは、鳥をエアライフルで撃つのが流行りです。私はエアライフルはないので、上下二連銃でしますが、有害駆除は基本的に畑周囲でするので、大きい発砲音が気になって仕方がありません。やはり私は大物が好き、鹿を狙おう。

先輩たちは流し猟で狙っています。同じことをするとかなわないので、グーグルアースで車では見えない牧草地を探し、その持ち主に撃っても良い了承を得た。

そして日の出日の入り時間ギリギリをピンポイントで攻める作戦を考えた。

で、1頭目、メス。2頭目、オス。3頭目、メスゲット。約3回に1回成功する計算だ。距離は忍んでも150m前後が多く、なかなか難しい。射撃技術の向上は必須だ。まずは引き金を引く練習からスタートだ。

午前は川沿いのコースをゆっくりと忍びましたが、2頭走っていくのを見ただけで終了でした。

午後は山が立っているポイントです。最初のチャンスは200mでメス3頭発見。気づかれていないのでゆっくりと接近を図ります。150mまで来た時に気づかれ、撃とうと思っているうちに逃げられました。

次のチャンスは150mで3頭のオス発見、すぐに木の幹に隠れ、距離計で距離を計り、どれを狙おうかと考えます。手前が150m、オス2頭が横向きになり角をあわせあっています。その奥180mに大三段がお尻をむけて何かを食べています。イチかバチか大三段をねらうより、近くて狙いやすい横向きの若オスを狙おう、そして私は左向きの鹿の方が当てやすい。ストックを木の幹に委託し、背中のラインをじっくり狙って引き金を引きます。

狙っていたオス鹿は猛スピードで斜面を下り、見えなくなりました。それ以外の鹿は斜面の上へ逃げて行ったんで、当たったことを確信しました。当たったとこから約100m斜面を降りて倒れていました。狙い通り左肩甲骨に着弾し、右胸部から弾が出ていました。会心の一撃です。とても綺麗な中三段で、良い思い出になりました。

今シーズンはハンター1年生として7頭ゲットと、出来すぎです。

山の恵みに感謝!

本日もひとり忍び猟です。巻き猟とか流し猟とか、いろんな猟法がありますが、私はひとりで静かな山の中に分け入り、鹿に気づかれないように見つけて猟をする忍び猟が合っています。

本日は省エネ戦法であまり起伏のないところを歩きます。

最近は山に餌がなくなってきたのか、歩き出して1時間以内に鹿を見ることができます。しかし先に見つけられて撃つ前に遠くに逃げられます。今日はダメだ、もう帰ろうというところで、150m先に2頭が逃げていくのを見ます。『さすがに撃てないな』と見送ってふと手前をみると、15m先に鹿発見。一生懸命木の皮を食べていて私に気付いていません。慌てて撃つ準備をし発砲。

左肩から右肩へ貫通、歩かれることもなく仕留められました。雄の小鹿でした。

大好きな感謝の儀式をして、静かすぎる山奥でゆっくり過ごしました。幸せです。