【パラリンピック】パワーリフティング【筋トレ】 | 独立直観 BJ24649のブログ

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流行に浮かされずに独り立ち止まり、素朴に真っ直ぐに物事を観てみたい。
そういう想いのブログです。

 パラリンピックに限らず、オリンピックもだが、マスメディアは基本的に日本人選手が活躍している種目または活躍が期待される種目しか取り上げない。

 偶々テレビを見たら、リオデジャネイロ・パラリンピックのパワーリフティング(88kg級)の模様が放送されていた。

 私は、パラリンピックにパワーリフティングがあること自体を知らなかった。

 ベンチプレスで約200kgを挙げる選手に驚いた。

 日本人選手では、大堂秀樹選手が8位に入った(http://rio.yahoo-net.jp/sport/PO/PO088M10A/result)。

 

 

「【NHKリオ】腕相撲で負けたのがきっかけ 大堂秀樹選手」 YouTube2016年9月13日

https://www.youtube.com/watch?v=OzptnhQGqto

 

 

 おそらく、重量挙げや筋トレに興味のない人は、オリンピックのウェイトリフティング(重量挙げ)と、パラリンピックのパワーリフティングの違いも知らないであろう。

 ウェイトリフティングとパワーリフティングは、どちらもバーベルを使うものの、競技としては別物だ。

 

 

「「ウエイトリフティング」と「パワーリフティング」の違いは?」

http://lowch.com/archives/4100

 

「「ウエイトリフティング」は、日本では「重量挙げ」と呼ばれる競技で、バーベルを両手で頭上まで持ち上げて、その重さを競うスポーツです。
「ウエイトリフティング」には「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の2種目があり、「スナッチ」は地面に置いたバーベルを一気に頭上まで持ち上げる競技、「クリーン&ジャーク」は第1動作(クリーン)で肩まで引き上げて立ち上がり、第2動作(ジャーク)で頭上まで持ち上げる競技です。

 

一方「パワーリフティング」は、「ウエイトリフティング」と同様にバーベルを両手で持ち上げて、その重さを競うスポーツですが、「ウエイトリフティング」に比べ高重量を扱える「スクワット」、「ベンチプレス」、「デッドリフト」の3種目の総計を競うスポーツです。
「スクワット」はラックからバーベルを肩にかつぎ、しゃがんで立ち上がる競技、「ベンチプレス」はフラットベンチに仰向けに寝て、バーベルを持ち上げる競技、「デッドリフト」は地面に置いたバーベルを1回の連続動作で直立姿勢に持っていく競技です。

 

「ウエイトリフティング」、「パワーリフティング」ともに体重別に階級分けされています。

「ウエイトリフティング」はオリンピックの正式種目になっています。
「パワーリフティング」は現在のところオリンピックでは採用されていませんがパラリンピックの正式種目となっています。

 

 

 「「パワーリフティング」は、・・・「スクワット」、「ベンチプレス」、「デッドリフト」の3種目の総計を競うスポーツ」とのことであるが、この3種目は「ビッグ・スリー」と呼ばれる。

 ボディビルディング選手やフィジーク選手といった筋肉美を競う人たちは、パワーリフティングの種目は行っても、ウェイトリフティングの種目はほとんど行わないと言ってよいだろう。

 パワーリフティングのビッグ・スリーは筋トレの定番種目と言ってよい。

 私が筋トレの参考にしている「Kanekin Fitness」では、パワーリフティング大会の模様を配信している(https://www.youtube.com/channel/UClVxlTdjXCH02L9WtiPu_rg)。

 

 

「【筋トレ】日本最強はだれだ?!全日本パワーリフティング大会!」 YouTube2016年2月29日

https://www.youtube.com/watch?v=PFvZ-17Ai-A

 

「【筋トレ】初パワーリフティング大会!」 YouTube2016年5月23日

https://www.youtube.com/watch?v=x4is3mTRyHQ

 

 

 私も筋トレをやっているものの、ベンチプレスで「100kgの壁」に突き当たっている。

 そういう私から見ると、パラリンピック選手が下半身を使うことができずに約200kgを挙げるのは素直にすごいと思った。

 意外に思われる方もいるかもしれないが、ベンチプレスは下半身も使う。

 

 

「知っておきたいベンチプレスのテクニック!初心者~中級者向け」 YouTube2015年12月5日

https://www.youtube.com/watch?v=SerHd-doRKs

 

「【筋トレ】ベンチプレス!日本のトップパワーリフターから学ぶ!」 YouTube2016年2月3日

https://www.youtube.com/watch?v=Hq1XHueSKKk

 

 

 ところで、先日、「健康年齢」が保険料に反映される保険商品が販売されるという報道があった。

 実年齢よりも若い体作りをすることが、出費の抑制になる。

 

 

「健康年齢で保険料変わる商品販売へ」 NHKニュースウェブ2016年9月16日

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160916/k10010688621000.html

 

生命保険大手の第一生命は、医療関連のビッグデータを活用して、契約者の健康年齢を割り出し、実際の年齢よりも健康年齢が若いと判断されれば、保険料が安くなる保険商品を販売する方針を固めました。

 

関係者によりますと、第一生命は、子会社のネオファースト生命が販売するがんや糖尿病などで入院した場合に給付金が支払われる「医療保険」で、新たに、契約者の健康状態を年齢で示す「健康年齢」によって毎月の保険料が決まる商品を開発し、ことし12月に販売を始める方針を固めました。
この保険商品は、加入する際は、実際の年齢に応じた保険料を支払いますが、その後は、数年ごとに健康診断の結果を提出して、病歴や寿命などをまとめた医療関連のビッグデータをもとに割り出された「健康年齢」が保険料に反映されます。

たとえば、「健康年齢」が、実際の年齢より5歳から10歳若い場合、保険料が20%から40%程度安くなる一方、実際の年齢を上回ると保険料が高くなるケースもあるということです。
契約者の健康年齢で保険料が変わる保険商品を大手の生命保険会社が扱うのは初めてです。

生命保険業界では、日本生命や住友生命、それに明治安田生命も、健康面のデータから保険料などが決まる保険商品の開発を検討していて、IT技術を活用した試みが加速しています。」

 

 

 元吹田市議会議員の神谷宗幣氏は、健康増進によって医療費の増大を抑制しようと呼びかけている。

 その手段の1つが筋トレだ。

 「財政健全化は国民の体の健全化から」と言ってもいいかもしれない。

 

 

「第36回 増税よりも筋トレで医療費の削減を!【CGS 予防医学】」 YouTube2016年5月2日

https://www.youtube.com/watch?v=ejOXsq-V3T8

 

 

 わが国では、平均寿命も健康寿命も延びている。

 健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる年数をいう。

 しかし、平均寿命と健康寿命の差は、年々開いている。

 つまり、介護などが必要な年数が増えているのである。

 また、特に、日常生活に支障をきたすような体力低下を「ロコモティブ・シンドローム」という。

 若い頃から運動を習慣づけているとロコモティブ・シンドロームを予防できる。

 体力の増進によって、健康寿命を平均寿命に近づけていくことができる。介護などが必要な年数も減らせるということになる。

 

 

「『our SPORTS!』~SPORTSプレゼン・ショー 橋本環奈の知っとカンナ!~ロコモティブシンドローム~」 どーがステーション

http://www3.nhk.or.jp/d-station/episode/oursports/5850/

 

「今回のテーマ「ロコモティブシンドローム」とは、年をとるとともに骨・筋肉・関節などの機能が低下し、立つことや歩くことが困難になり、進行すると介護が必要になるリスクが高い状態のこと。(以下略)」

 

 

「『our SPORTS!』~SPORTSプレゼン・ショー 橋本環奈の知っとカンナ!~ロコモティブシンドローム~」 YouTube2016年4月11日

https://www.youtube.com/watch?v=0uydpsDliRk

 

「橋本 環奈の知っとカンナ!ロコモティブシンドロームとは!NHK放送」 YouTube2016年3月8日

https://www.youtube.com/watch?v=g4TsidJHxhU

 

 

 このブログを見る人であれば、三島由紀夫がボディビルディングをやっていたことは大抵ご存じであろう。

 

 

http://img01.ti-da.net/usr/p/r/o/protein/4701af7b.jpg

 

 

 三島がベンチプレスで初めて挙げた重量は、12.5kgだったそうだ(「武人 甦る三島由紀夫」(晋遊舎、平成25年)80ページ[玉利齊発言])。

 ベンチプレスにあまり縁のない人も、スポーツの秋に、これくらいの重量から試してみてはいかがだろうか(なお、20kg以上のベンチプレスしかできない施設もある。)。