参院選比例区の投票先の決め方 | 独立直観 BJ24649のブログ

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参議院議員選挙では、衆議院議員選挙と異なり、比例区において、非拘束名簿方式が採られている。
つまり、衆院選の比例区では名簿の順位は政党が決めるが、参院選では決められていない。
参院選では、名簿の順位を決めるのは有権者の投票だ。

比例区というと、「政党で選ぶ」というイメージがある。
確かに、政党名で投票しても有効だ。
しかし、せっかく名簿順位を有権者が決められるのだから、具体的な候補者名を書きたいところだ。

ネットを見ていると、こういう書込みが見られる。
「比例区は、J党の甲さんに投票しようか。それとも、N党の乙さんに投票しようか。どちらも当選して欲しい。」
投じられるのは一票だけであるため、政治に関心の高い人には悩ましい。

マスメディアが適切な報道をしていれば、当選すべき人が当選することになる。
しかし、マスメディアは概ね反日的で、日本にとって有用な候補者をあまりよく紹介しない傾向がある。
だから、有用な候補者がしっかりと当選できるには誰に投票すべきかを、考えてしまうのだ。

最終的に、どういう判断基準で投票先を決めたらよいだろうか。
私は、比例区は、積極的に当選して欲しい人に投票するより、消極的に落選してもらっては困る人に投票すべきだと思う。
そう考えると、自分が投票しようと考える候補者の中で、一番知名度が低い人に投票しよう、という一応の判断基準ができる。

「決められる政治」を実現するためには、衆参ねじれの解消が必要だ。
とすれば、自民党の候補者に投票すべきだと考えられる。
他方、今回の参院選では、野党の支持率がそれぞれ1桁%で、野党は比例区であまり議席をとれないと予測される。
とすれば、野党の数少ない議席が、とんでもない候補者やひとたまりもない候補者に割り当てられては困る。
野党の有望株で、知名度の低い人に投票しようというのも合理的だ。
もちろん、与党の知名度の低い有望株に投票するのもよいと思う。

基本的に、選挙区・比例区ともに、同じ政党の候補者に投票するのが合理的だと思う。
しかし、ここまで野党の支持率が落ちてしまうと、野党の有望株が落選するおそれが強い。
安倍政権を支持する人で、選挙区は自民党の候補者に投票する人でも、比例区は野党の有望株に投票してもよいと思う。

1つの考え方として示しておきたく思う。