みなさんはボランティアにどのようなイメージを持っていますか
今年の東京オンリピックのボランティア8万人募集で
「やりがいサクシュ!」「タダ働き」と強い批判をあびニュースでも話題になりました。
私は そのニュースを見ながら無料でかつ何日も時間を拘束されるのに、
本当に集まるの・・・なんて思っていました
結果 約20万人もの応募がありました。
それでも外国と比較した日本のボランティアに対する意識は低いというデータが出ています。
海外では有料のボランティアも多いので
ボランティアに対する印象や認識にも違いがあるのかなと思いました。
最近 勉強になるなーと、毎週楽しく見ている番組があります。
土曜日の深夜に放送中 テレビ東京の「FOOT×BRAIN」
様々な「知」をたのしみながら、サッカー界の可能性を広げ、 あらゆるジャンルのゲストをスタジオに招き、その哲学を これまでにない切り口から“わかりやすく”引き出していくという番組です。 スポーツにさほど興味のない私ですが サッカー好きの主人と一緒にみてみたところ 新しい考え方や目を向けていなかった角度からものごとを考えたり、 学ぶことができ 面白く 楽しんで見ることが出来ました。
前回の題材は
「おもてなしのエキスパートが語る日本人のボランティア意識と、
スポーツに必要不可欠なボランティアの力について」
ゲストの大住力(おおすみ りき)さんの言葉で印象的だったものご紹介します。
パス・ミー・ザ・ソルト。
「ちょっとその塩とって」それに対してハイッと目の前の塩をとってあげる行為。
これがボランティアの本質なのではないかと アメリカの難病支援団体から気づかされたとおっしゃってました。
塩を手渡す行為に経済は関係ない、塩を全部ゆずる必要もない。
塩を渡された人もうれしいし、渡した人も役に立ってうれしい。
そんなささいなことから食卓に会話の花が咲く。
ボランティアとはそういう行為だ、と。
自分には関係ないと思うような事でもそこから通ずる参考になる情報が
必ずあると思います。
ボランティアで長期間かかわることができなくても
日々パスミーザソルトの精神で小さなことでも
自分が今できることを気軽な気持ちでどんどんしていこうと思いました
(電話秘書スタッフ/小池)