8月に帰省した時のことです。
暑い中親戚宅をあちこち回り、飲み会続きで身体はフラフラ・・・
帰りの新幹線ではいつの間にかぐっすり眠っていました。
東京駅に着いたのは22時過ぎ。
ぼーっとした頭でスーツケースを引きずっていると、
改札付近にいた若い男性からいきなり紙袋を渡されました。
びっくりしていると、「これ忘れ物ですよね?」と言われ、
新幹線の棚の上に紙袋を置いたことを思い出しました。
突然の出来事に私は大パニックで、
お礼を言う途中でお兄さんはすぐに立ち去ってしまいました。
自分がマヌケすぎて本当に情けなかったです・・・
お兄さんはきっと、忘れ物に気付いた後すぐに私を追いかけて、
見失ったので改札に先回りしたのだと思います。
お盆の東京駅で人探しをするのは大変でしょうし、
そこまでしてくださってありがたかったです。
お兄さんがいなかったらきっと気づかないまま帰宅したと思います。
しっかりお礼を言えなかったのがとても心残りです
私は困っている人を見かけても
何も役に立てないかも…
かえって迷惑をかけたらどうしよう…と思い
声をかけることを躊躇してしまう事があります。
知らない人を助ける事は難しいと思いますが、
自分にできる事を探して行動できる人はお兄さんは
とても立派な方だと思います。
誰かの思いやりに触れると自分も何かしたくなりますね。
これからはお兄さんの優しさや勇気を見習って、
思いやりある行動を心がけようと思います
(電話秘書スタッフ 内山)