とんでもないことでございます | 電話秘書ビジネスアシストの秘書Log

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3年ほど前まで、「ことばおじさんのナットク日本語塾」というNHKの番組があり、
敬語が苦手な私は、時々見ていました。

アナウンサーの梅津正樹さんが、
本来の意味や使い方を解説してくれるのですが、
なぜ間違った使い方になったのかという経緯なども説明しているので、
とても分かり易く、毎回なるほど~と感心していました。

「とんでもございません」という言葉をよく耳にしませんか?
私は疑問を持つ事なく使っていたのですが、
実は間違っていました∑(゚□゚;)

「とんでも」+「ない」ではなく、
「とんでもない」で1つの言葉だそうです。

そのため、
「とんでもないです」
「とんでもないことでございます」
「とんでものうございます」(のう!?)
が正解になります。

なんだか混乱してしまいますね(;´ω`)

ちなみに、文化庁の『敬語の指針』によると、
『「とんでもございません」は
相手からの褒めや賞賛などを軽くうち消す時の表現であり、
現在ではこうした状況で使う事は問題がない』
そうです。

そういえば、学生時代に古典の先生に
「日本語は生き物だからどんどん変わるの。
今は、あり、おり、はべり、いまそがりなんて使わないでしょ」
と言われた事を思い出しました。
日本語は奥深いですね~。

古典文学の中にも、「最近の若者の言葉遣いはなっていない」なんて文章があります。
「とんでもないです」はまだまだ進化するのかもしれませんね。
電話秘書スタッフとして、きちんとした敬語が使えるように努めようと思う今日この頃でした。

(秘書スタッフ 佐野)