
その時に知っていなければならないこと。日本ではあまり知られていないのですが、口にしてはいけない「トランス脂肪酸」の存在です。
トランス脂肪酸とは植物性油脂が腐りやすいことから化学的に合成された腐りにくい植物性の油です。

この油で揚げると調理したものが腐りにくくなるので世界中で爆発的にヒットしました。
マーガリンやフライドポテト、スナック菓子やカップ麺、アイスクリームやコーヒー用のカップミルクなど、加工材料のほとんどに使われています。
腐ったものを売ると日本では大変なことが起こるので。

しかしトランス脂肪酸は自然にはほとんどない脂肪酸なので生体内では代謝されにくいのです。
近年、うつ病やボケ、アレルギーや高脂血症、原因不明の炎症の原因となることがわかってきており、世界中で規制の動きが広まってきています。

しかし日本ではまだまだ認知度が低く、表示義務もありません。
朝昼野菜の夜和食。
を守っていれば、加工食品の天ぷらぐらいを気をつけていればいいのですが、外食産業でもし腐りにくくするためにトランス脂肪酸を使われていれば身を守りようがありません。

アメリカでは1977年に報告された「マクガバン・レポート」で
「世界で1ケ所だけ理想的な食生活を行っている国がある。それは300年前の元禄時代の日本。彼らを見習い、野菜、豆、海藻など植物性食品を多く摂りましょう。」
と報告され、和食ブームがおきました。

その結果、アメリカでは1990年以降、ガン死亡率は低下しています。
一方日本ではその後も西洋中心の食生活になっていきガンや病気は増える一方です。

西洋を見習うのは見た目だけで良いのです。
食文化は我々も和食を開発した偉大な日本の祖先を見習い、「和食回帰」が必要なのです。
今回は熱くなり長くなってしまいました。ただこの事実は日本にもっと広まればと思います。
日本の皆さん。
「朝昼野菜の夜和食」です。

ただ、ヨーグルトとサプリメントを追加すればさらに有効です。
その理由は次回からお話しますね
