癒しが進めば、それで終わりではありません。 | 気の流れを良くして、ハリのある素肌へ 美容鍼灸プロジェクト

気の流れを良くして、ハリのある素肌へ 美容鍼灸プロジェクト

東洋医学では、心と身体はつながっています。美容鍼灸で、すべてを総動員して、身体の中から本来の美しさを引き出します。

こんにちは。美容鍼灸カウンセラー、岡田 マキコです。

 

 

今の治療院に勤めてはや一年。

 

私が担当させていただいている患者さんの中には

ダイエットに成功したり、運動や習い事を

始められる方が複数いらっしゃいます。

 

 

癒しが進むと自然と前に進むためのパワーが

内側から生じる。

 

それは、セラピーの世界ではよくあること。

しかし、治療院でセラピーやセッションはしていません。

 

 

 

私自身が心掛けているのは、

その方があるがままでいられる空間や

ペースを保つことです。

 

治療の方向設定はしても、

人に対して方向設定やコントロールを

極力しないように、セラピストの在りようでいることです。

 

 

会話の中から、その方が大切にしていることが

垣間見えたら、

 

「今まで頑張ってきた。」

「それがあなたにとって大切なんだ。」

(明確な記憶があると)「印象的だったんですね。」

 

 

患者さんが口にすることを

そのまんま、あるいはチャンクアップして返してあげる。

 

 

自分の言ったことを、外側から聞くと

自分の中に、再度入ってきます。

 

そうすることで、染みわたるものがある。

 

良ければ、親しい人とやってみて♪

 

 

 

変容に関して、決定的だと思ったのは、

ストレスをあまり感じない女性が

いらっしゃって、

 

「これくらい中学生の時に体験した

嫌なことに比べたら大したことない」

と思ってしまうそうです。

 

でも身体は超しんどい。

ストレスからくる腰痛で気絶したことも

あるそうです。

 

 

その彼女が、時々思い出す記憶があって

彼女は、それを笑い話くらいに思っていたのですが、

ある時、思い出したときに涙が溢れたそうです。

 

 

何があったか知らないし、

深く聞いたことはありません。

 

でも彼女の中で、辛いことを辛いと感じる

ことができるようになっていました

 

 

辛いから感じないようにしていたのに、

一人で処理できるようになっていて、

つまり、ストレス耐性が上がっていたんです。

 

 

身体がほぐれると気持ちもほぐれる

そういう考えも一理あります。

 

けれども、この変容は、神経系が変わって

感情を感じないように内部の筋肉を

こわばらせてたのを緩めるという

すごいことが起きているように私には思えます。

 

 

前回、彼女が来られた時、帰り際に

「今日の施術は特に効きました」と

いってくれたのですが、きっと彼女の内側の

筋肉が緩んだから、外からほぐしたときに

今までになく効いたように感じたんじゃないかな。

 

 

身体が変わるのは最後。

 

考えやそれに伴う感情や感覚が変わって

身体が、この人を守る必要がないと判断すれば

筋肉を固くして心を守ることを緩めます。

 

 

 

彼女は次回の予約を取る際に、

「トレーニング始めます。ここは癒しのために使います」

と仰ってくれていました。

 

 

しっかり通ってくれて、

がっつり深い話をしたわけでもないけれど、

時々、子供のころの話をしてくださっていました。

 

鍼を打っていると、身体に意識がいくので

マインドフルの状態になりやすいのもあると思います。

 

 

いつの間にか彼女は変わっていました。

 

 

それは、無理に「頑張らないと」と

アクセルブレーキを踏む状態ではなく、

心が変わったから、エネルギーの使いどころが

変わったといえます。

 

 

ぎゅっと感情を抑えなくてもよくなった。

そこにエネルギーを使う必要がなくなった。

 

どんなふうに変わるか、どこにエネルギーを

使うかは自然の流れなので、お楽しみ。

 

能力を高めることに使うのか

身体を動かして力を感じるのか

行きたい場所に行ってみたくなるのか

新しいことを始めたくなるのか

 

もしも疲れていたら、まずは癒し。

決して変わらなきゃと思わず、

これでいい。頑張ってきたとねぎらうこと。

 

否定は決していい結果を生みません。

萎縮しちゃうだけです。

 

だから、あるがままを認める。

 

私もお客様の変化から影響受けています。

お互いにいい影響与えあえたらいいな。

 

 

ではまた(^^)/