さて、一気に行きましょう(笑)。
Hofer Alplの山小屋からさらに2時間登るとMonte Cavone(モンテカヴォーネ)の山小屋に着きます。
標高1737m。とーっても険しい道のりでございました。
もっとも、近くの村まで車で行き、そこからのコースだと簡単に行けるんですが。。。
私たち夫婦、ホテルから3時間半かけて歩いていきました。
この日、気温が急に下がりまして朝ホテルの気温が8度だったの。
それで、マンマ(またオマエか?笑)が超心配して、標高が高いからもっと寒いから行くの止めなさいって朝からうるさい。賢さがあるなら簡単に分かるでしょ?って嫌味も忘れずに。
そんなマンマは無視して颯爽と出かけました(=´ー`)ノ
寒かったのはホテル付近だけで、上に登れば登るほどお日様に近づき暑くなりました。
確かに、風は涼しいけどもね(笑)。
ようやく、登山を楽しむという感じです。
かなりヘビーな道のりでしたが、楽しかったぁ~。マンマがいないことがこんなに楽しいなんて!
この山小屋でランチ。味はHofer Alplの圧勝(`~;´)ムシャ ムシャ。ラズベリージュースが、まるで水みたいだったの(笑)。
この山小屋へ来るまでのルートが5つほどあったので、みなさんがどのコースで来られていたのか分かりませんけども、マンマよりも太った人や80歳は軽く超えていそうな老夫婦連れの家族も来てたの。どうやってここまで!?みんな、すごいですねぇって夫と大笑い。
どこの山小屋でもそうだったんだけど、ドイツ人ビール飲むねぇー。トレッキング中なのに、グビグビ大ジョッキで!絶対、野ションしまくりでしょ?`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!
ビール腹なんだけど、足腰軽やかなドイツ人。なぜか、奥様方みなショートカット。なんで?
通り過ぎるとき、アローに近いハローと挨拶してくれるけど笑顔はない(笑)。
私にはビスコット(イタリア語のビスケット)にしか聞こえなかったんだけど、グースガッドって言う挨拶も何度も耳にしました。神の祝福をみたいな意味で挨拶の時にドイツ人使うんだと。
この日はさすがにクタクタになりました。
ベン君ね、行きは頑張ってひとりで登りましたが、帰りはやっぱり辛かったのね、
何度か抱っこを要求してきました。しかも私にだけ言うんだもん。
夫は抱っこに慣れてなくて不安定なので普通はベン君嫌がるんだけど、この日は大人しく、私と夫と交代で抱っこしても何も言わずにじっとしていました。
疲れちゃったんだね。人間の倍以上の距離を歩いたことになるんだもんね。
ほんとに良く頑張ったの。ベン君えらいよぅ(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
久しぶりに心地よく疲れました。精神的なものの比重は大きいね。
夫も、マンマと一緒の旅行はもうありえないねって言ってるし。バカンスがバカンスにならないって。
私とベン君の心配もしなければならないし、それにプラスどころか掛け算式になってしまうマンマのことでイライラして、ストレスは相当なものだろうな・・と、思い、マンマの愚痴は夫には言わず、直接マンマに言うことにしました。言えるところがすごい嫁σ(゜-^*)笑。
こんなもんじゃなかったよ、きのこさんたち(笑)。
朝早い時間に、ちょっと獣道の方を散策するとね、きのこ狩りしているおじさんがいっぱい。
なぜか、みんなおじさん(笑)。何でこんなところに?みたいに(゜ロ゜)ギョ!!っとされました(笑)。
花の色があざやかなこと!・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・空気が澄んでいるからなのかな?ローマではこんなにあざやかな自然の花は咲いていない。スモッグでくすんでしまってるからね。。。
森の暮らしに憧れている私の願望が膨れ上がる(*/∇\*)キャ
Siusi(シウージ)村やFie(フィエ)村も可愛かったです。やっぱり、チロルな感じ。
家の庭に洋ナシやりんご、プルーンなどの果実がたわわになっていました。
すごーい。屋根がチロル的で可愛い。
この辺りで有名なハム類やジャム類をお土産に買いました。自分たちの分もね!
今回は車で行ったので、ちょっと遠いボルツァーノの町へも出かけました。
このくらいの大きい町に来るとアジア人がいて、ちょっとホッとするー。
小さな村とかには中国人さえもいませんから。結構ジロジロ見られるんだよね。
一度、トレッキング中に会ったドイツ人の8歳くらいの男の子、通り過ぎた私にびっくりして、お父さんに中国人?って聞いてたよ。お父さん、バツが悪くて無言(笑)。
アジア人見て驚いてお父さんに聞くなんて、どこの田舎から出てきたの?って感じ。
もっと世界を勉強しなさいな!
今日はここまでにしとこう。書き疲れました(笑)。