午前中はマンマはひとりでバスに乗り色んな町や村を観光していたようです。
ボルツァーノへはみんなで行ったんだけど、マンマが一番活き活きしていました。
町に出て、商店街や市場を見ると嬉しそうなんだもん。安心するみたい。
やっぱり、都会っ子だなぁって思いました。
夫は、逆に不機嫌(笑)。バカンスに来てまでローマと同じ様な市場とか見なくてもいいだろ?みたいな(笑)。人ごみも嫌いだしね。山に来たら山をとことん満喫したい夫。
私は両方見たいですよ。外国人ですからぁ(笑)。山も満喫したいし、町並みも見たい。
みんなバラバラ志向(汗)。だから問題が起きるんだよなぁ。。。
マンマはね、山崩れと熊が怖いんですって。。。。。
シリアール山脈一帯が自然公園に指定されていて、車も許可証がないと入れない地域。
そんな山崩れだなんて・・・。針葉樹林地帯だし・・・。雨季とかないし・・・。
それに、馬やロバ、ラマも自由に行ったり来たりしているところです。牛の放牧もしてるし。
熊が出るなんてことになったら大変じゃないですか?そこら辺はしっかり管理してあると思うんだけど。
こんなバラバラ志向家族ですが、午後のベン君のお散歩はみんな一緒でした。
ホテルから近くの村までの続く道、往復1時間。
庭の大木の下にテーブルとイスが置いてあったりなんかして、可愛い( ´艸`)ムププ
チロルハットを被り、昔ながらの大がまで草を刈るおじいさんに手を振る夫とマンマ(笑)。
え?手をふるとこ?みたいな(笑)。この親子との間に変なギャップを感じました( ´,_ゝ`)プッ
にわとりさんも放し飼いです。ワンコはリードしろよってサインがあちこちに(笑)。
七★てんとう虫さん♪あなたは私を幸せな気持ちにしてくれました。
ありがと(*^3^)/~☆
アスファルト舗装されていない自然の道を歩くって、やっぱりいいね。
ベン君の肉球もぜんぜん痛まなかったよ。たくさん歩いたんだけどね。
この旅行、実はベン君が大きな役割を果たしてくれていたんだね(✪ฺ艸✪ฺ)
ベン君がいてくれたお陰で、バラバラ志向家族もなんとかひとつにまとまっていたんだと思う。
そんなベン君、ここに来ると必ずすることがある。
ローマでは絶対しない!公園でも絶対しないのに!
それは、砂かけ!
おちっこの後、後ろ足で掻き掻き!
野生の本能でしょうか?2年前もしました。びっくりデス(笑)。
それでは、ベン君のお利口な様子を紹介しましょう!
車での移動中は私の膝の上でまったり。車酔いをしないので、助かります。
基本的にフリーの時は、おとーの真後ろにぴったりついて歩きます。
時々、ウキウキして前に出て走ることがあっても、待ちなさい!ゆっくり!と言えば、立ち止まって待ちます。
おちっこして~うんぴして~♪
階段はおとーが抱っこ。王様になってー。おとーのサングラスをかけられたりして。
フィエ湖へ行くまでの他のルートの途中に、かなり開けて大きな牧草地があるんだけど、ベン君、ここが一番好きみたいで、猛ダッシュを繰り返して飛び跳ねて、とっても嬉しそうでした。
朝露でぬれたって平気!
やっぱり、大自然の中を走りたいんだよね。愛玩犬として育ったとはいえ、ダックスは猟犬だもんね。
というか、動物としての本能だよね。
こんなベン君を見ると、私も嬉しい・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・
午前中、何時間も歩くので午後からはお昼寝も欠かせませんでした。
休養しないとねっ!おかーσ(゜-^*)もね(笑)。
おとーと昼寝。
ローマでも、昼寝は夫とすることはあっても、夜は絶対に私に張り付いてしか寝ないベン君ですが、どうしてなのか?ここでは夜も夫にべったりして(数時間だけですが。笑)寝たりなんかして。
こうなると、単純な夫(笑)、可愛くて仕方なくて、べた可愛がりというんでしょうか?
レストランでもベッドの上でもずーっと話しかけたりなんかして(´ー`*)。・:*:
父性がバリバリ沸いているようでした(笑)。
一度、トレッキング中に出会ってしまった、リードフリーの中型犬2匹の飼い主さんを怒鳴りつけた事がありました。
ベン君もフリーにしていましたが、遠くに人の気配がすると犬連れであろうとなかろうと、一応リードを装着していたのね。犬が嫌いな人や怖い人もいるだろうから。
例えワンコ連れで、大型犬であってもリードをお互いにしていればスムーズなんですよね。挨拶をして通り過ぎれば良い訳で。
この、夫が怒鳴りつけてしまった奥さんのワンコ2匹、体制を低くして唸りながら猛ダッシュで飛んできたの。わたしだって怖いわよ。
ベン君びっくりして、逃げの体制。原生しているブラックベリーの棘棘のいばらにはまってしまいました。
飼い主がNoと言っているのに興奮して聞いちゃいない。
飼い主、うちの犬は何もしないからとお決まりの台詞。
ここで、夫切れまして、何もしないなんて言えないだろ!コマンド聞いてないじゃないか!うちの犬はびっくりしやすいんだ!自分の犬のことだけしか考えていないだろ!って。
飼い主、すいません、仰る通りです。と何度も謝っていたけど、それにかぶせて怒鳴りつけました。
わたくしの方が吃驚しました。
だって、いつもはベンは怖がりすぎなんだよといい、私が甘やかしすぎると言われていますから。
普通の夫なら、ここで、いやいや何でもないですよ~というところ、マジ切れですもの。
いばらの中にはまっちゃったので、後でベンチで怪我してないかチェックしました。
いくつか棘が刺さっていたものの、手で払ったら取れる程度だったので、大丈夫かな。
帰りの道すがら、ちょっと言い過ぎたかな?謝ってたのに、言い過ぎたかな?って心配していました。
心配することないよー。だって本当のことじゃん。私が言いたかったこと全部言ってくれたから私は嬉しかったけどと言っても、まだ考えているようでした。
確かにね、ベン君怖がりですよ。でもさ、ワンコ同士の挨拶にしたって、あの飼い主のワンコは間違ってるじゃない?低い体勢で唸りながら猛ダッシュで挨拶とかありえないでしょ?
お互いに様子を見て、じわじわとお互いに臭いを嗅ぎ合ったりするんじゃないの?普通。
ホテルに滞在しているゴールデンレトリバー君やテリアの大型犬とも挨拶できるようになったのにー。
たくさんのワンコと仲良くなれました。こうして少しずつですが、シェパードに噛まれた時のトラウマを克服しているというのに。
色んな過去を持っているワンコがいっぱいいるわけで。
何もしないといいながら、飼い主の言うことを聞かせることが出来ないならリードは放すべきじゃないと思います。びびりなワンコは社会性が乏しいのよなんて簡単に言わないでほしい。
などと、色々また考えさせられました。
やっぱり飼い主次第なんだよね。ワンコに罪はない。飼い主が問題。
私たちも、人様には迷惑をかけない飼い主になる努力をしないとね!としみじみ夫と話しました。
はぁ。。。また長くなってしまったわ。
また、後で続きを書きます。